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溶岩の岩を越えて登る |
急登では梯子を登る(9合目) |
開聞岳山頂に到着 |
6合目辺りから登山道は溶岩の岩の塊の上を乗り越えて、ロープを伝い梯子を登り、厳しが増してくる。
山裾から時計回りに周り、溶岩を越え山頂神社にお参りし山頂に到着する。 |
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「開聞岳」山頂に到着 |
雄大な「薩摩富士」の全容を眺める |
パワースポット「射盾兵主神社」に参拝 |
山頂から北の方向に昨夜キャンプした快適なキャンプ地「花瀬望比公園」(無料・駐車場・トイレ有り)が見え、夜明けの空に浮かぶ「開聞岳」を麓から見上げた山頂に今立っている事を実感する。下山後、国道226号を「枕崎」方向に走り、昼食を食べる所を探すが中々無い、車が沢山駐車しているラーメン屋さんが有ったのでラーメンを戴く事にする。
ラーメン屋さんお勧めの観光スポットが有ると言うので少し遠回で有ったが寄ってみる。
海岸沿いに立つパワースポット「射盾兵主神社・いたて つわもの ぬし じんじゃ」通称「釜蓋神社」で羽釜の蓋を頭に載せ鳥居から拝殿まで約20mを落とさず進むと願いが叶うらしい・・・?、しかし、ここから観る「開聞岳」は海の向こうに「薩摩富士」の全容を誇って居た。 |
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知覧特攻平和会館見学 「戦闘機 隼」 |
出撃する特別攻撃隊の若者像 |
館内の説明を係員から聞く |
国道を離れ、延々と続く「知覧茶」の畑の間を、第2次大戦末期陸軍の飛行場が有り、多くの若者が特別攻撃隊員と称し飛行機諸共敵の飛行機や艦船に体当たりする自爆攻撃の出撃基地の資料を集めた「知覧特攻平和会館」に向う。
館内で係り員から当時の有様の説明を聞き、戦争の悲惨さと戦いの無い平和な今の時代の尊さを痛感する。 |
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指宿スカイラインから「桜島」 |
霧島「さくらさくら温泉」露天風呂 |
内湯も雰囲気が有る |
知覧から「指宿スカイライン」に入り、九州道を溝辺鹿児島ICまで走り、霧島「さくらさくら温泉」に向う。ホテルの横に温泉施設が有り日帰り入浴(700円)で泥パックが出来る温泉に浸り、旅の疲れを癒す。
温泉でリフレッシュした後、道端から湯煙の上がる霧島温泉郷で今夜の食料とお酒を買い足し、えびの高原に有る「えびのエコ・ミュージアムセンター」駐車場に向う。
この駐車場は3年前「霧島連山」の縦走をした時も利用した事が有り、17時以降に入り早朝に出ると料金無料で駐車出来、直ぐ近くに綺麗なトイレが有る、ゲリラキャンプには好適地である。
日が暮れ暗闇の中をヘッドライトの明かりでテントを広げ、寒い風の吹く中を震えながら夕ご飯を戴きテントに入る。 |
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咲き始めた登山口の「ミヤマキリシマ」 |
えびの高原のキャンプ地 |
火山の跡を残す「硫黄山」 |
昨夜は冷え込みが厳しくテントは霜で凍り付いて居たが、テント内で簡単な朝食戴き、テントを撤収し「韓国岳」登山口駐車場に向かう。登山口に近い駐車場は既に満車で有り、少し離れた場所に駐車し、登山支度を整える。
登り始めると道端にちらほらと「ミヤマキリシマ」が咲き始め、シーズンには一面をピンク色の小さな花を敷き詰められる事だろう。
振り返って昨夜のキャンプ地「エコ・ミュージアムセンター」駐車場をが小さく見え、「硫黄山」の麓を迂回し、本来の登山道と合流する。 |
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「韓国岳」山頂に到着 |
「韓国岳」の噴火口 |
火口に満々と水を湛える「大浪池」 |
荒れた小石の登山道を林の中を登り、山頂噴火口の外周を4分の1周位回り、大波池分岐を過ぎ「韓国岳」頂上に到着する。
山頂は登山者も多く、天気も良く空は晴れ渡り満々と水を湛える「大浪池」等眺めは遥か彼方まで見渡せた。 |
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山頂から「霧島連山」を望む |
警戒区域(立入り禁止)に指定「新燃岳」 |
山頂から遠く「桜島」を見る |
火山の噴火で火口がせり上がり、何ヶ所も噴気を上げ、3年前に登った時と違う顔を見せる、「新燃岳」の向こうに、「天孫降臨」の山「高千穂峰」を見渡す。「新燃岳」は今も警戒区域に指定され入山禁止となっている。(火口の下にガス溜まりが有り、このガス溜まりが抜け、火口が下がるまで火山活動は終息しないそうだ)又、遥か南方向に噴煙を上げる「桜島」を見る事が出来た。 |
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フェリーで「島原」に渡る |
島原港の向こうに普賢岳 |
島原名物 姫松屋の「具雑煮」を戴く |
「えびの高原」から事故渋滞の九州道を走り、「熊本港」からフェリーに乗り「島原」に渡る。韓国岳の登山者から聞いた島原の名物料理「松姫屋」の「具雑煮」を食べに島原市内に車を走らせる。 |
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土鍋に魚介類や野菜の入った具雑煮 |
雲仙温泉 「湯の里温泉」共同浴場 |
「原生沼かきつばた公園」の東屋 |
ナビの案内で到着した「松姫屋」は夕食には少し早い時間で有ったが沢山の客で人気の程を伺わせていた。具雑煮定食を戴き名物を堪能する。海岸線のR251号を島原港方向に後戻りしR57号を「雲仙温泉街」に走る。事前に調査しておいた雲仙温泉の共同浴場「湯の里温泉」(100円石鹸・シャンプー無し)に行き汗と埃と疲れを癒す。(細い路地の奥に有り、地元の人に尋ねる)
温泉を出て、今夜のキャンプ地を何処にしようかと検討している所へ、地元の老人に話し掛けられ、キャンプできそうな所を尋ねると直ぐ近くの「原生沼かきつばた公園」に大きな東屋の下にテントを張る事が出来ると言う情報を得て早速テントを広げ夕食を戴く。(事前調査を行った予定の場所であった) |
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普賢岳登山口から山頂を目指す |
苔むした雰囲気の有る登山道 |
ツツジの花が岩肌に咲く |
お天気も良く、昨日のえびの高原の気温とは格段に違い、爽やかな朝を向え朝食を戴き、登山口に向う。当初、「仁田峠」まで車で登る予定であったが、連休中の人手で駐車場が込むので、普賢岳登山者は下の駐車場から歩いて登るように指示され、仕方なく引き返す。駐車場から仁多峠までの登山用の道は整備されているが、急坂で約20分くらい登って仁田峠に着く。
ケーブルカー乗り場で仲間と別れ、整備された道幅も広いアザミ谷コースを登る。 |
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普賢岳周回コースを歩く |
山肌一面にツツジが咲く |
養蚕で使用した「風穴」跡 |
「西の風穴」から対面の山肌一面に咲くツツジを観ながら、養蚕で蚕の温度管理に使用した、「鳩穴」(風穴)の涼しい風で休憩を取り、昨年歩く事が出来る様に成った「平成新山」に向けて急坂を登る。 |
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普賢岳は火山活動が今も残る |
日陰ツツジが岩肌に咲く |
ツツジの向こうに「平成新山」 |
「平成新山」は今尚「火山活動」が終息しておらず、火山ドームの至る所で噴気が上がり、立入り禁止(警戒区域)と成っている。立入り禁止の区画外側を日陰ツツジが岩を覆いかぶさる様に咲き日本で一番新しい「平成新山」を眺め、地球の活動の凄まじさを「桜島」「新燃岳」「平成新山」と「火の国九州」で改めて感じ乍、「普賢岳」山頂を目指す。 |
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普賢岳山頂に到着 |
日本で一番新しい「平成新山」 |
三等三角点にタッチ |
「普賢岳」山頂の碑の向こうに湧き上がるガスの切れ目から観る「平成新山」は又、新たな感動であった。
山頂の三角点にタッチし、岩陰の平らな場所を見つけて昼食を戴く。 |
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山頂は多くの登山者で賑わう |
ロープウエー乗場から普賢岳を観る |
国道沿いで「長崎チャンポン」を戴く |
山頂は多くの登山者で賑わい、車座になり思いおもいに弁当を広げ昼食を食べている。
普賢岳から登って来たアザミ谷コースを下山しロープウエー乗り場から改めて「普賢岳」と「平成新山」を見上げる。
雲仙「普賢岳」登山で今回の山旅を終了する予定で有ったが、急遽、佐賀県有田市で開催中の「有田陶器市」を観光して帰る事に成り、今夜のキャンプ地を探しながら、車を平戸市街に向けて走らせる。
「登山」・「観光」・「グルメ」旅の長崎グルメは何と言っても「長崎チャンポン」を食べる事にある。
国道沿いの小さな、ラーメン屋さんに入り「長崎チャンポン」を注文するが、長崎の人はチャンポンより「北海道ラーメン」の方が好みと見えて、メニューの大半は「北海道ラーメン」のメニューであった。
少し甘味のある、「チャンポン麺」を美味しく戴き、平戸市内で温泉(お風呂)を探し、韓国系の「サムソンホテル」の「平戸たびら温泉」日帰り入浴(800円)に行く。浴槽から真紅の「平戸大橋」の向こうに沈む夕日を眺め、汗を流しながら今回の旅を振り返る。 |
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平戸温泉ホテルより「平戸大橋」 |
多くの買い物客で賑わう「有田陶器市」 |
生きている様な猫の焼き物 |
「サムソンホテル」のフロントで平戸市内の観光地図と水タンクに満タンの飲料水を戴き、日も落ち夕闇が迫る中を有料のキャンプ場(基本はゲリラキャンプ)でも良いから早くキャンプ地を見つけ様と近くの「中瀬草原キャンプ場」へ向う。
「中瀬草原キャンプ場」は、ユースホステルの隣にある草原一面がキャンプ場と成って居り、車を止め管理棟を探すが見当たらないのでキャンプ中の人に尋ねると、管理人の居ない無料キャンプ場との事であった。駐車場の隅に綺麗なトイレも設置されていた。
早速、テント設営好適地を探しにキャンプ場を一周し、4人分4張りのテントを荷物移動が極力少ない平坦地を探し周り好適地を見つけテントを広げ遅い夕食を戴く。
多くの家族連れと若者が利用している(長崎の観光地に近い・ハウステンボス等)割には早くから静かに成り、静けさの中十分体を休める事が出来た。
一夜明け、朝食を済ませ、テントを撤収しR204を有田市内に向って走り、「有田焼卸し団地:有田陶磁の里プラザ」(陶器市の会場)の駐車場(無料・殆どが1000円)に車を止め沢山の店先に並んだ焼き物を見た後、工業団地から有田駅前の商店街の陶器市会場に「シャトルバス」(無料)が運行されており、バスに乗って駅前に行き、ぶらぶら歩きながら焼き物を見て回る。
多くの種類の「日用雑器」から「柿右衛門」の美術品まで目が回る程の焼き物で溢れかえっていた。
昼食は、有田焼の器にカレーを盛りオーブンで焼いた「有田焼カレー」(1800円)を戴き、記念に器を持ち帰る。
有田から高速道を九州道、山陽道と走り、東広島で事故渋滞に巻き込まれ、その後岡山県に入った所で10km渋滞情報で東福山ICから国道2号線に降り、予定時間を大幅にオーバーしたが、無事倉敷に到着し、今年のGW九州登山旅行を終えた。 |
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