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雪に埋もれる「岩井の滝」のトイレ |
アルミ製のかんじきを履く |
林道の橋の上は1mの積雪 |
駐車場付近は1m位の積雪が有り、トイレ入り口は雪で閉ざされている。。早速支度を整えて林道を歩き始めるが、気温が高い為、ズボ足となり少し歩いた所で「かんじき」を履く。雪解け水の多く流れる「中津河川」の瀬音を聴きながら、沢道を進み林道分岐を右に「キラガ仙」方向に登って行く。 |
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中津河川の渓谷沿いを登る |
沢道から45度の壁を登る |
キラガ仙より登山ルートを振り返る |
3月は渓流釣りが解禁となるが両岸を雪で覆われた渓流は「やまめ」が釣れそうである。川沿いの歩き易そうな場所を選びコースを取るが、前方の谷が細くなった所の右側の急斜面に亀裂が有り「雪崩」を警戒し斜度45度の壁を50m程登る事にする。靴で壁を蹴りながら足場を確保し一歩いっぽ進むが車に「ピッケル」を置いて来た事が悔やまれる。急斜面を何とか無事に登り、緩やかな立ち木の少ない斜面を尾根に向けて登り「キラガ仙」山頂に到着する。 |
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曇天のキラガ仙山頂 |
キラガから三国山に向かう |
木々の枝に樹氷が付く |
山頂尾根は下から吹き上げて来る風で気温はマイナス3度と手袋を履いていても指先がジンジンとして来る。空は雲が低く垂れ込め「大山」は薄くぼんやり見える程度であった。 |
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三国山山頂部の樹氷の杜 (クリック→拡大) |
山頂から見る雪景色は岡山の山とは思われないほど雄大であり、ブナの小枝一面に氷が取り付き白い線状となった「樹氷」は感動のロケーションである。(コタツの中では味わえない感激としみじみ思う)
樹氷とは・・・・『ウィキペディア(Wikipedia)』より
樹氷(じゅひょう)(soft rime)は、冬山などで、過冷却水滴からなる濃霧が樹木などの地物に衝突し、その衝撃で凍結・付着した氷層。一般的には、氷層を付着させた樹木そのものを指して樹氷と呼ぶこともある。 |
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雪に埋もれる三国山北嶺山頂 |
三国山に戻り昼食タイム |
県境尾根から三国山を振り返る |
尾根筋の樹氷を眺めながら「三国山」まで歩き、雷で割れた杉の大木を通過し、「三国山北嶺」へ向かう。地図を確認すると両側から競り上がった尾根部が有り尾根歩きが心配であったが、予想通り尾根を進めず急斜面に取り付き30m位降りる途中、友人のU氏が足を滑らし20m位滑落したが、アイゼンで制動を掛け事無きを得た。「三国山北嶺」は雪で展望台も埋もれている。山頂から北に海岸線に打ち寄せる日本海の波が白く見えしばらくロケーションを目に焼き付け下山する。
「三国山」に戻り、風の当たらない平地を探し昼食の準備をしていると「岡山の山ML」のメンバーの「toku」さんが県境尾根から登って来られた。一緒に昼食を食べ情報交換をし休憩を取った後私たちは先に「県境尾根」経由で下山した。 |
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