みやじま         みせん
2004.12.28 宮島:弥山
529.8m
    (広島県:宮島町)


弥山山頂より広島方向を展望

コースタイム

宮島桟橋〜15〜厳島神社〜10〜大聖院(登山口)〜5〜滝不動〜30〜四阿展望台〜25〜賽の河原〜20〜満願地蔵〜10〜仁王門〜10〜御山神社分岐〜5〜不消霊火堂〜5〜弥山頂上(昼食:60)〜3〜干満岩〜2〜大日堂〜10〜仁王門〜20〜駒ヶ林頂上〜10〜岩屋大師〜30〜大元神社(下山口)〜5〜国民宿舎「みやじま杜の宿」(入浴60)〜30〜宮島桟橋

   登り:大聖院コース(2時間00分)   下り:大元谷コース(1時間50分)


JR宮島口駅に到着 JRフェリーで宮島に渡る 土産物屋さんの間を大聖院に向かう
12月に入り、JRの青春キップで山登りが出来る山を何時もの山仲間と計画して、宮島「弥山」に登ることにした、朝一番の山陽本線に倉敷駅から乗車し3時間余りで宮島口に到着しそのまま、JRフェリーで宮島に渡る。青春キップで宮島弥山に登山するとフェリーも同じキップで乗る事が出来るので得をした気分だ。早朝で観光客も鹿も余り見かける事が無い厳島神社の横を真言宗の古刹の大聖院に向かって歩く。
厳島神社の海に浮かぶ大鳥居 大聖院から参道を登り始める 中腹より厳島神社を見下ろす
天候は少し曇り空ではあるが、朱色の大鳥居は満潮の海に雄壮に浮かんでいた。大聖院で身支度を済ませ参道を山頂に向けて歩く。参道は良く整備されており、眼下に厳島神社と朱の大鳥居を見る事が出来る。
整備された参道を登る 仁王門から水掛地蔵を通過 不消霊火堂で祈る
登山道が参道であるため、コンクリートなどで階段を作って有りとても歩き易い。頂上付近には大聖院の奥の院が有り、およそ1200年間燃え続けていると言われる不消霊火堂で登山の安全を祈る。
大岩のトンネルを抜けて山頂へ 山頂では鹿が迎えてくれる 駒ヶ林から弥山を望む
文殊堂・観音堂を通過すると前方に大きな岩が立ちはだかり、この岩のトンネルをくぐると山頂に到着する。山頂で出迎えてくれた鹿と話をしながらお昼ご飯を戴き、瀬戸の島々を眺める気分は最高だ。
大元谷コースを下る 遠くに店弥山山頂 駒ヶ林の岩の広場
やはり12月、天気が良いと言っても気温は低く、お弁当を食べるには少し寒い、バーナー持参で「鍋焼きうどん」を炊いて戴きようやく体が温まる。13時予定通りに下山を開始し大元谷コースを下山する。駒ヶ森から眺める弥山は、松食い虫に犯され、茶色の山となっている。
岩屋大師に寄る 海の向こうに広島の街並 途中下車でお好み焼きを食べる
途中、弘法大師が修行したと伝えられている岩屋大師に寄る。下山路から眺める瀬戸の島々は薄い水色の海面に島々を浮かべ、まるで水墨画の様な光景だ。無事下山して国民宿舎「みやじま杜の宿」でお風呂(500円)に入り疲れた体を癒し帰りのJRに乗る。広島駅で途中下車して駅ビルの「お好み村」に入り名物の広島風お好み焼きを頂き、20時無事JR倉敷駅に到着した。