な      ぎ     さん
2004.09.28  那  岐  山  (1255m) 
    (岡山県:奈義町)




岡山県と鳥取県の県境にまたがる那岐山は、中国縦貫自動車道津山ICから北へ車で20分の日本原高原奈義町から登る事が出来る初級の登山コースとして親しまれている。今回は、山登り仲間8人で、台風16号が強風で山を荒らした後を登る。

コースタイム

那岐山登山口駐車場(Bコース)〜50〜5合目〜70〜那岐山頂上(お昼休憩60)〜10〜三角点(Cコース)〜40〜大神岩〜40〜那岐山登山口駐車場

(登り:2時間00分)(下り:1時間30分)

第2駐車場に到着登山準備中 コース図の確認 雨の後の水量の多い谷を渡る
9時、駐車場に到着し準備体操を済ませBコースを登り始める。天気予報がめまぐるしく変わり、今日の登山も最後まで悩ましたが、時々晴れ間の見える天気となった。
B・Cコース分岐点をBコースに進む 台風で倒れた杉の木を超える 行く手は倒木の連続 (7合目)
沢を渡り6合目まで登ると、杉林に差し掛かるが、先日の台風16号で登山道を見失う位に木が倒れ行く手を阻んで中々前に進む事が出来ない。木を乗り越え、下を潜り目印のテープを探しながら登る。
倒木の林を抜け一休み Aコースと合流点鞍部で休憩中 全員無事頂上に到着
8合目まで登ると植林した杉林から雑木になりようやく歩き易くなる。Aコースとの合流の鞍部まで来ると青空が見える様になり気持ちの良い山歩きとなった。予定の2時間で頂上に到着しガスの流れる晴れ間から覗く津山盆地を眺めながら美味しくお昼ご飯を戴く。
頂上から少し下った那岐山三角点 避難小屋の向こうに頂上 霧に霞む頂上のトイレ
那岐山は頂上と三角点の場所が離れており避難小屋の横を通り少し下った所のトイレの有る平地で三角点を確認し、ここからCコースの下りが始まる。Cコースの下山道は杉や檜の植林が少ないせいか歩き易く順調に大神岩まで下山し下界を眺めながら休憩を取る。
Cコースに向けて下山 倒木の少ないCコース 大神岩から津山盆地を眺める
午後から天気が悪くなる予想は外れた様で低い雲では有るが、晴れ間から景色を楽しむ事が出来、順調に下山する。
雲間から津山盆地が顔を出す Cコースを林道に出る手前の杉林 水量の多い蛇淵の滝
やはり、Cコースも台風16号の強風で国有林の杉林が軒並みなぎ倒されていたが、登山道は整理されて何時も通りに歩く事が出来た。雨の後で水量が増えた沢の「蛇渕の滝」が見物できる遊歩道を降りてマイナスイオンのしぶきを感じ疲れが何処かへ飛んで行く。駐車所に着いてから、我々の下山を待って居た様に雨粒が落ち始め湯郷温泉に向かう頃には車のワイパーを回す位に雨が降リ出した。湯郷温泉「湯郷鷺湯温泉館」で疲れた体を癒し帰路に着く。