にし  あか   いし  やま
平成19年 5月 3日 〜 4日 西 赤 石 山 西赤石山 1626m
(愛媛県:新居浜市)

2006年5月17日撮影 西赤石山(アケボノツツジ)

ルート
   倉敷〜宇野港(宇高国道フェリー)〜高松港(R11号)〜新居浜〜日浦登山口 (往復)

   片道 約5時間   (駐車場テント泊) 

コースタイム
  日浦登山口〜30〜ダイヤモンド水〜40〜欄塔場〜30〜銅山越〜90〜西赤石山

  (登り3時間30分 下り2時間時間  標高差800m)
コースMap

昨年(2006年)の西赤石山登山は雨の中で視界も悪く時期的に「アケボノツツジ」の花も終わりを迎えていた。今年はGW後半に日にちを設定し計画を組んだ。倉敷を午後に出発しフェリーで四国に渡り登山口に夕方到着し、テント泊で体を休め翌朝登山を開始した。
登山口駐車場にキャンプ 整備され新しくなった日浦登山口 別子銅山「歓喜門符」跡
日浦登山口駐車場(駐車10台)に18時過ぎ到着すると既にテントが4張り有り8台駐車していた。空いたスペースを探しテントを張り外灯の明かりでお酒を飲みながら山の話で盛り上がる。外灯は20時で消灯(自動)され辺りは闇に包まれたが、持参したランタンで明かりを取りながら過ごす。

翌朝5時に起床しテントを撤収、簡単な朝食を戴き7時前に「西赤石山」に向け登り始める。日浦登山口からの登りは、旧別子銅山遺構の案内標識を読みながら登り、ダイヤモンド水で休憩を取る。登山道には銅の精錬の際に出たノロ滓(不純物)が散乱しており江戸時代から昭和まで大規模に採掘が行われていた様子を伺う事が出来る。
「四国旗竿」の花が咲いている 岩場を乗り越えて頂上を目指す 頂上直下をひたすら登る
銅山越から西赤石山の登山道の脇に「四国旗竿」の花が咲いており、近年少なくなったと花に詳しい登山者が話をしていた。「ミツバツツジ」は所々咲いて居るが花芽が少ない様だ。頂上下の岩場に差し掛かり、昨年「アケボノツツジ」が満開であった木に花も蕾も無く、今年は花は見られなかった。
西赤石山山頂 山頂から「東赤石山」方向を見る 登頂記念の写真に納まる
10時30分に頂上に到着すると頂上には20人位の登山者が休憩しており、中にはテント連泊の女性を含む縦走パーティーも居た。登りに時間が掛かったのは「倉敷のおじさん」の二日酔いの影響であった。カメラのシャッターを切って貰い、記念写真に納まり少し早いが昼食の準備をする。
お昼ご飯は「ピラフ」を温める 薄い緑色の「日陰ツツジ」が咲く 吊橋を渡り下山する
昼食はフライパンとバーナー持参で冷凍ピラフ(登山中自然解凍)を温めインスタントスープを作り美味しく頂く。温かいコーヒーを飲みながら四国山脈(東赤石山方面)を眺めながら十分休憩を取る。

登って来た道を下山するが次から次えと登山者が登って来る。流石、花の山「西赤石」は人気の有る山だ。登山中には気付かなかったが道の脇に一株の「日陰ツツジ」が咲き始めていた。13時に日浦登山口に降りて見ると登山口周辺道路の両側に登山者が延々と駐車をしており渋滞している。

リュックを車に収め帰路に付き汗を流すべく「マイントピア別子」まで降りると、あの広い駐車場が満車であり温泉入浴どころでは無い。何処か温泉は無いかと探しながら、以前自転車遍路の際に利用した大野原の「萩の湯」で温泉に入り、レオマワールド入口のセルフうどん「香川屋本店」で美味しい讃岐うどんを戴き高松港まで帰りフェリーを3便待ち21時前に倉敷に無事帰る。

GW中は何処も人が多く何をするにも時間が掛かり大変であった。