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残雪の残る谷を下山(見晴新道) |
見晴の小瀬小屋に泊まる |
尾瀬ヶ原を山ノ鼻に向けて歩く |
13時15分に燧ケ岳「柴安ー」に到着し、宿で戴いたお弁当を食べ休憩を取る。頂上付近はガスが晴れているものの、生憎の天気で「尾瀬沼」も「尾瀬ヶ原」も望む事が出来ない。早めに休憩を済ませ、大きな岩がむき出しで残雪の残る急勾配の谷の「見晴新道」を下山する。やぶ蚊に似た虫の大群に襲われ、滑る足元に気を付け大変な下山となったが、16時今夜の宿「尾瀬小屋」に入る。
宿では昨日と同じく、温かいお風呂に入りビールで乾杯をして美味しい夕食を戴く。夕食後、黄昏の木道を「赤田代」方面に1km位散策する。咲き残った「ミズバショウ」と綿帽子の「ワタスゲ」真っ赤な「レンゲツツジ」の中を我々だけが広い尾瀬ヶ原を独占した。 |
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一面のワタスゲの群落(牛の首付近) |
昨日登った沼に写る燧ケ岳 |
広大な尾瀬ヶ原を独占 |
5時30分起床、昨夜、宿の談話室で従業員の方と消灯時間まで話をし尾瀬の話を沢山聞いた。早朝の「尾瀬ヶ原」の素晴らしさを聞いたので、早速、外へ出て散策するが、「尾瀬ヶ原」は朝もやの中から中々出て来ない。6時から朝食を頂き、出発準備をし7時過ぎに宿を出る。朝もやは晴れ、広い「尾瀬ヶ原」は我々だけが一直線に延びる木道を小鳥の声の中を気持ち良く歩く事が出来た。前方に「至仏山」後方に「燧ケ岳」レンゲツツジとワタスゲやカキツバタの花が沢山咲く大自然を満喫しながら、「竜宮」を通り8時35分に「牛の首」分岐に付いてリュックを下ろし休憩を取る。澄み切った沼には、浮島が浮かび小魚が泳ぎその周辺に花が沢山咲いている。「牛の首」を出発する頃になると、木道を「山ノ鼻」方面から歩いて来る人が少しずつ増えてくる。 |
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ミズバショウの花が残ってる |
沢山の荷物を担ぐ「ボッカさん」 |
ニッコウキスゲが咲き始めている |
小川には咲き遅れた「ミズバショウ」が咲き、木道の脇にはこれら賑わいを見せる「ニッコウキスゲ」が咲き始め、尾瀬の春と夏を一度にみながら、「山ノ鼻」に向けて歩く。尾瀬に運ぶ荷物は「ボッカさん」と言う荷物を運ぶ若者が沢山いて中でも珍しく女の子がいたので声を掛けてみると40キロ担いでいると言う。男の子は60キロ以上は担いで歩いているようだった。 |
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山ノ鼻ビジターセンター |
山ノ鼻から鳩待峠に登る |
鳩待峠で休憩後乗合タクシーに乗る |
「山ノ鼻」に9時30分に到着し、至仏山荘の休憩所で飲み物を飲みながら休憩を取る。「山ノ鼻」は尾瀬に入る人と尾瀬を出る人で大変な賑わいを見せている。十分な休憩を取り、鳩待峠に向け「川上川」沿いの木道を尾瀬最後の峠を沢山の観光客とすれ違いながら登る。11時15分に鳩待峠に到着し、お昼には少し早い様であるが、食堂で昼食(山菜そば定食)を戴く。
鳩待峠からは、定期バスで戸倉経由でJR沼田駅まで帰る予定であったが、出発まで1時間以上有り、初老の夫婦連れと乗合タクシーに乗り「戸倉」まで降りることにした。「戸倉」で夫婦連れが降りた後、JR沼田まで乗合タクシーが行ってくれる事になり(2500円)そのままタクシーで途中「吹き割れの滝」を観光し、13時JR沼田駅に到着した。上越線の電車を1時間待ち、JR高崎から上越新幹線に乗換え、東京駅16時15分発の東海道・山陽新幹線に乗り継ぎ、21時予定通り倉敷に帰って来た。 |
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