BGM  Start&Stop

 だい せん       さん こ ほう
2004.10.16 大山 : 三鈷峰 1516m
    (鳥取県:大山町)

8月始めに三鈷峰登山を試み、生憎の悪天候でユートピア避難小屋まで登り、時期を過ぎ掛けたお花畑を雨と雷の中で見たが、紅葉の三鈷峰にリベンジしようと再度挑戦した。

コースタイム
大山寺駐車場〜10〜大山寺〜20〜大神山神社〜60〜中宝珠越〜60〜上宝珠越〜60〜三鈷峰〜20〜ユートピア避難小屋(お昼休憩60)〜30〜上宝珠越〜20〜砂滑り〜30〜元谷〜20〜大神山神社〜20〜大山寺〜10〜大山寺駐車場
 登り:3時間30分   下り:2時間30分

蒜山SAから晴れ渡る大山南壁 大神山神社参道を登る 大神山神社に到着
米子自動車道蒜山SAまで来ると、大山は雲ひとつ無い青空に覆われ、今日の三鈷峰登山は紅葉と青空の登山に期待を膨らませ、溝口ICから大山寺に向かった。大神山神社の石畳の参道を登り神社に着くと多くの登山者がお参りをしていた。
下宝珠越に向けて登る 下宝珠から尾根道を中宝珠に向かう 中宝珠から三鈷峰を望む
大神山神社から元谷に向け、神社の右側から登り始め、途中から下宝珠越に向け石ころの沢路を登る。元谷の治山道路を横切り更に急な坂道を登ると、中の原スキー場から宝珠山を越えて登る尾根道の下宝珠越に到着する。下宝珠からブナの林の尾根道を歩くが、今年の紅葉は、台風の影響か?葉が枯れたり、落ちて、今にも落葉しそうな悲惨な状態で有った。中宝珠越まで登り、左を見るとこれから頂上を目指す三鈷峰の頂が手招きをして呼んでいる。
中宝珠から日本海を見渡す 上宝珠への難所を登る 上宝珠からユートピア避難小屋
下に目を運ぶと、皆生温泉の向こうに弓ヶ浜と島根半島が浮き上がって見える。三鈷峰への登山道は殆ど整備されておらず。所々、岩に捕まり、木の根を潜り悪路をひたすら登る。元谷へ下山する砂滑りへ分岐する上宝珠越まで登ると、稜線にユートピア避難小屋が見え始める。
親指ピークを越へ三鈷峰の頂へ登る 崩落の激しい大山北壁 砂が殆ど流され荒れた砂滑り
登山道の雑木や大山キャラ木を越えながら、ユートピア避難小屋と三鈷峰の分岐まで登り、風で押さえられ1人がようやく歩く事が出来る木を掻き分ける道を親指ピークへ向けて登る。親指ピークから山頂までの左側は中宝珠越から見上げた断崖絶壁ぎりぎりを歩く為足元がすくみそうだ。、今日は晴天の土曜日とあって、山頂でまとまって弁当を食べる場所が無いほど登山者が多い。ユートピア避難小屋でお昼ご飯を食べようと下山を始めたら谷を伝ってガスが上り天候が急変し始めた。
残雪の塊が顔を出す 慎重に砂滑りに下りる 砂滑りを尻滑り
段々とガスが濃くなる中を避難小屋でお昼ご飯を戴き休憩を1時間位取り外へ出ようとすると気温6度のガスが強い風で吹き上げて来る。防寒装備に整え直して下山を開始する。上宝珠越から砂滑りに降りると、沢に有る砂は流され雪の塊の上に少し砂が覆われた状態でまるで尻滑べりをしているような滑降となった。
華麗なフットワークの滑降 足取りも軽やかに大神山神社に到着 無事駐車場に下山
元谷まで下山すると大山から行者谷ルートで下山してくる多くの登山者が有り、大神山神社へ向け林の中を歩く。大神山神社で無事下山のお参りを済ませ。石畳の参道を歩き駐車場に到着する。下山後は、何時ものように米子市街に向けて走り、皆生温泉の「かんぽの宿」で疲れた体を癒し気持ちよく帰路に着く。