つるぎ   さん   と    ざん
剣 山 登 山
   平成18年8月30日   次郎岌 1929m  剣 山  1955m
    (徳島県:東祖谷山村)


剣山登山マップ

登山ルート
剣山登山口(見ノ越)〜リフト西島駅〜御神水(おしきみず)〜次郎笈〜剣山頂上(昼食)〜御神水〜リフト西島駅〜見ノ越登山口   (5時間30分)
何時もの山仲間二人とテント寝袋を車に積み込み、倉敷から宇野港(フェリー)経由で高松に上陸し国道193号を塩江温泉を通り徳島の脇町から貞光に向かい国道438号を走り見ノ越に22時に到着した。
今回は、現地に前日到着しゲリラキャンプ(何処でもテントを張る)で体を休め朝ゆっくり登山を始める計画で見ノ越に付くと早速2階建て駐車場の1階(夜露も雨も心配ない)にテントを張り、少しお酒を戴き熟睡する。
見ノ越駐車場にテント泊 見ノ越から登山道を登る 登山リフト西島駅
6時前に起きてテントを撤収し簡単に朝ご飯を食べていると薄曇の空から雨が落ちだした。今日は雨が降る予定では無かったが雨具を着込み、身支度をして8時前に登り始める。先ずは、剱神社に参拝し登山の安全を祈願し林の中の道を傘を差しながら歩く。50分位でリフトの西島駅に到着して雨宿りをしながら休憩を取る。早朝と雨でお客さんが居ないためリフトは運行していない。
西島駅から次郎岌へ 満開のトリカブト 大剣神社 御神水(おしきみず)
雨は小雨となり傘だけでも歩ける程度になった。遊歩道コースを剣山の名水(御神水)を目指して30分位歩き、登山道の脇には雨に濡れた真紫の花を付けたトリカブトが至る所に咲き乱れ目を楽しませてくれる。御神水でまろやかな美味しい天然水を戴き元の遊歩道コースに戻り次郎岌を目指す。
次郎岌の水場に向けて歩く 次郎岌への登り 次郎岌山頂に到着
剣山から次郎岌に向かう尾根道は天気が良ければ、一面の四国笹の原に道筋がくっきりと浮かび上がって居るはずであるが、今日はガスの中でかすかに見える程度である。途中、石丸・三嶺(みうね)に向かう道を湧水を目指して登るが、湧水では無く沢に流れる雨水であった。飲んでみたが雨水その物で余り美味しくは無かった。急勾配の尾根道を20分位登り1929mの次郎岌頂上に立った。
剣山山頂下の木道を登る 剣山山頂 山頂はガスで何も見る事は出来ない
次郎岌から再び剣山に引き返し、頂上を目指す。次郎岌からの登りは急勾配で息を弾ませ小雨の中を休憩を取りながら、ようやく頂上下の木道まで登る。辺りには、イヨフウロが沢山咲いてた。雨に霞み辺りは何も見通しが利かないので雨宿りをしながら昼食を食べる所を探すが中々見つからない。

頂上から少し下った所の剣山頂上ヒュッテにお願いして食堂内でお昼ご飯を食べる。
山頂に咲く「伊予フウロ」が満開 登山口に下山する 木綿麻温泉(つるぎ町)
一日中小雨の中を歩き、大剣神社を経由して、「御神水」をペットボトルに満タンにして下山する。

国道438号をつるぎ町の貞光にある「木綿麻温泉」400円に寄り汗を流し、お風呂上りに名産品の「ゆず」を使った「ゆずアイス」を戴き高松港から「宇高国道フェリー」で宇野港に上陸して無事倉敷に帰る。