つるぎ  さん  とざん
2007.8.26 剣 山 登 山 一の森 1879m
剣  山 1955m
次郎岌 1929m
(徳島県 三好市 東祖谷)


ルート
見ノ越駐車場〜50〜にしじま〜70〜一ノ森(休憩10)〜60〜剣山(休憩10)〜60〜次郎岌(休憩:昼食60)〜35〜御神水(休憩15)〜20〜にしじま〜35〜見ノ越駐車場
            登り:4時間00分(+休憩80分)  下り:1時間30分

何時もの山仲間と、倉敷から車にテント寝袋一式を積み込み、14時に出発。宇野港から高松港へフェリーで渡り、国道193号を走り、途中美味しい「讃岐うどん」を戴き、脇町・穴吹・貞光と通過。国道438号を走り剣山の登山口「見ノ越」に19時30分に到着した。

見ノ越駐車場の1階にテントを張り(屋根付き)、ミニ宴会の後、明日の登山に備え早めに寝袋に潜り込む。
見ノ越の駐車場にテント宿泊 劔神社の階段を登り登山開始 刀掛けの松から行場へ
朝5時に起床、身支度をして食事を済ませテントを撤収しコーヒーブレークの後、劔神社の石段を登り境内を通り7時前に登山を開始する。早朝であり登山リフトは動いて居らず、リフトの運転を待つ人が数人いた。動き出した登山リフトの下を通り暑さで汗だくになりながら西島駅まで登り休憩する。
西島駅から「刀掛けの松」に登り林の中の道幅の狭い登山道を「行場」向けて歩く。林の切れ目から山肌を走る国道438が眼下に見える。
剣山を代表する花「キレンゲショウマ」 一ノ森から剣山と次郎岌を望む 薄い紫色が綺麗な「シコクフウロ」
「行場」を過ぎた下りの山肌に「剣山」を代表する花「キレンゲショウマ」が沢山綺麗に咲いている。今回の登山の目的のひとつで有り、時期的に遅いのではと心配したが出会う事が出来た。稜線の鞍部から「一ノ森」に登り、晴れ渡った四国の屋根を見渡しなが展望を楽しむ。「一ノ森」から戻った鞍部に作家「新田次郎」氏が剣山で遭難した気象庁の同僚を弔う「殉難の碑」『山を愛し、気象観測を愛し、こよなく妻子を愛せし男、ここに眠る 新田次郎』がある。登山道の両脇には薄紫色に咲く「シコクフウロ」あちことちに沢山咲いて目を楽しませてくれる。
剣山山頂はもう直ぐ (前方の丘上) 剣 山 「一等三角点」 剣山から次郎岌を見渡す
「シコクシラベ」の林の中に入り「二ノ森」を通り「剣山」の山頂が見え始める。山頂直下のわき道を「劔山本宮宝蔵石神社」に向けて登り「頂上ヒュッテ」で休憩する。登山の都度、記念に山頂で販売しているピンバッチを収集するのが目的でここ剣山はキレンゲショウマが図案化されている。
名水百選「御神水(おしきみず)」 紫色に染まる「トリカブト」 つるぎ町「木綿麻温泉」
剣山山頂で記念写真を撮り、登山道が筋状に前方に見える次の山「次郎岌」目指し急な坂を下り再び急坂を登り次郎岌山頂に到着する。頂上は狭いので少し外れた場所にシートを広げ少し早いお昼ご飯を戴き休憩をする。休憩の後次郎岌から剣山に向けて引き返し、トラバースして日本名水百選に選ばれている「御神水」に寄り、円やかで味わいの有る水をペットボトルに詰め紫色に染まる「トリカブト」の花を見ながら下山する。

下山後は、つるぎ町の「木綿麻温泉」で汗を流し休憩をし帰路に着くが、夏休み最後の日曜日も重なって高松港でフェリーを2便待ちし21時予定通り倉敷に帰る。