草の根ハシラ

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2002年6月

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6.29.sat

 観よう観ようと思いつつそのままになっていたもののひとつ「ダークエンジェル」が、テレビ朝日でレギュラー放送されることが決まった。このニュースを聞いたその日に、さっそくDVDを借りてきた。だって月曜夜8時〜って、絶対リアルタイムで観られない時間だし! 録画して観ればいいようなもんだけど、ぼくの場合、録画したテレビ番組はたいてい観ないままお蔵入りになってしまうことがほとんど。なんか苦手なのだ。それに、これまで胸の奥でムズムズしていた「いつか観よう」のスイッチが、テレビ放送決定のニュースを聞いた瞬間にパチッて入ってしまったんだろう、どうにも観たくなって深夜のレンタルビデオ店に駆け込んだのだ。いま2話まで観たかぎりではけっこうおもしろい。ちなみにジェームズ・キャメロンが総指揮をとってるとか。
 海外ドラマでいまもうひとつ観ているのが、NHKでやっている「ロズウェル」(「星の恋人たち」とかいうはずかしいサブタイトルがついている)。あの有名なロズウェルUFO墜落事件(事件自体は事実で、墜落したかどうかは不明)をベースにしたドラマだけど、こちらは回を重ねるごとにどんどんつまらなくなっていくのがちょっと残念。本国では打ち切りになったらしい。基本的にアメリカのテレビドラマでSFチックなテーマのものはたいていそこそこおもしろいと思ってたんだけど、脚本と演出によっては駄作にもなってしまうという一例みたい。
 打ち切りといえば「X-ファイル」もついに終わってしまった。シーズン9まで続いた長寿SFもいよいよ最終幕。個人的にはシーズン6ぐらいで中断したままだけど、ダークエンジェル観終わったら再開しようかな。

 あ〜、このネタも書き出したらどんどん文字が増えていきそう……。

 わがミジェット号、やっと退院。トランジスタと電磁ポンプのほかにタイヤとキャブのエアクリーナーも新調してシャキッと生まれ変わりました。とくにタイヤは、ちょっとここでは書けないくらい長い間交換してなかったので(9年……ボソッ)、コーナーごとに目からウロコが落ちまくってます。あー、ミジェットってこんなに軽快な車だったんだ! 新しいエアクリーナーもシュゴーシュゴーッといい音で吸ってます(なんか変だなあ、この言い方)。


6.24.mon

 最近ここの更新が滞っているのは、ただ単に忙しいっていうのもあるんだけど、書きはじめたネタが止まるところを知らず、いつのまにか数千字にも達してしまうというのもあるのです。雑草モノローグにしては長すぎるし、かといってほかにアップするコーナーもなし。ということで、新しいコンテンツでも作ろうかと思案しています。

 やっと梅雨らしくなって、昼も夜も涼しく過ごしやすくなりました。しかしバイク通勤の身に雨は酷なもの。寒いし濡れるし前はぜんぜん見えないし、おまけに滑るし(あーコワッ!)。夜はバイザーの滴に対向車のライトが乱反射して、イルミネーションの光の中をくぐり抜けている状態。これでもかというぐらいの安全運転で帰宅の途につく次第です。あー、早く帰ってこいこいミジェット号。幌を叩く雨の音と、パタンパタンと頼りなく動く3本のワイパー。これもミジェットの心安らぐ時間だったりするのです。


6.17.mon

 「なおざり」と「おざなり」の違いについて長いこと悩んでいた。どちらも似たような場面で使われるから、ちょっと知ったかぶりして口にしようものなら「なおざり……いや、おざなりに……いやおなざり……」などとしどろもどろになり、「ま、つまりはアレなんで」とお茶を濁して人生ここまでゴマかしてきた(やや大げさ)。
 いずれにしても日常生活で頻繁に使う言葉じゃないから、意味がよくわからなくても「ああ困ったどうしよう!」と途方に暮れることもなく、「何だ貴様、其の位の言葉の使い分けが出来無いのかッ。日本国民の恥と知れ!」などと愛国者にやたら漢字まじりで怒鳴られることもなく、「ま、いいか」で済ませられてきた。
 ところが今日仕事中にふと、この長年の疑問をすっきり解決したい衝動に激しく駆られた。その衝動にあらがうことなく、目の前の辞書をガバチョと開いてみたのである。
「ははーん、なーるほど……」
 あたりまえだけど、辞書にはその違いがしっかりと載っていた。せっかくだから忘れないよう、ここに覚え書きしときます。

【おざなり】=御座なり。その場限りの間に合わせ。その場のがれ。いい加減なさま。
【なおざり】=等閑。注意を払わず捨てておくこと。いい加減にするさま。


 つまり「おざなり」は短期的あるいは瞬間的にいい加減になることであり、「なおざり」は中・長期的にいい加減な状態が継続するということなのだ(たぶん)。
 わかりやすく例を挙げると、この「雑草モノローグ」。忙しいことを理由に最近なんだか「なおざり」な状態で、たまのネタも「おざなり」なもの。むーん、ちょっと反省。

 昨日の日曜、例によって目が覚めたら昼過ぎ……。カーテンを開けば晴れすぎず曇りすぎずのほどほどな好天。ショートツーリングにでも出かけるかと、とくに目的地を決めずバイクで出発。ひとまず北へ向かいながら、「そういえばどこかの道の駅に巨大なガンダムが置いてるらしい」という話題を思い出した。わずかな記憶と地図を頼りに現地へたどり着くと、おー、まさしくガンダム。高さ7mとかなり立派な大きさで、しかもいち個人がコツコツと手作りしたものだという。「人が中に乗って動かすことができる二足歩行のロボットが作りたい」と思い立った某人が、自宅の庭先で7年の歳月と500万円のお金をかけて造り上げたというから恐れ入る。実際、お腹の部分にはコクピットがあって、レバーを動かせば油圧で脚が動く(歩行はできないようだ)らしいけど、残念ながら現在は中に入ることも動かすこともできない。
 日曜の午後3時すぎとあって道の駅にはそこそこの人出があったけど、片隅に展示された巨大ガンダムには興味がないのか、カップルが1組、アイス食べながら「ふーん」と眺めて通り過ぎるだけ。巨大ガンダムはただ立ち尽くしたまま、物言わず南の方角を睨み続けている。夢と情熱を燃やして造り上げた人の心情を思うと、なんだかちょっとさみしい光景で、いたたまれず早々に道の駅を出てしまった。
 昨日は「カメラのないツーリングがしたい気分」だったので、画像がないのはあしからず。興味のある人は「ガンダム」「久米」「道の駅」といったキーワードで検索してみてください。


6.11.tue

 ミジェットが入院したので、ここ最近はバイク通勤しているワタクシ。このタイミングを待っていたかのように、なにやら雨模様が続いている。「もうそろそろ梅雨だなあ」と思ってたら、ほんとに梅雨入りしてしまった。しかも今日は暦のうえでも入梅。律儀だねぇー。
 毎年初夏と晩秋の時期に思うことだけど、いわゆる“いい気候”ってほんと、あっというまに終わってしまうもんだ。ついこの前まではミジェットに乗ってもバイクに乗っても「あー、気持ちいいやーねー」などとニコニコしてたのに、最近は“蒸し暑さ”とやらをジワジワ感じるようになってきて、昼間ははっきり言って「暑い」のひと言。これで雨なんか降られた日にゃー、ミジェットの車内は蒸し風呂(エアコンないしね)、バイクは全身サウナ(安物のカッパなもんで蒸れ蒸れなんス)。むーん、いずれにしても、ぼくの相棒たちにとって梅雨は鬼門だ。まあ梅雨が終わって真夏になれば、それはそれでまた大変なんだけど……。

 マツダのCM、あれ「ズーム、ズーム、ズーム」って言ってるんすね。「ぞんぞんぞーん、ぞんぞぞぞぞーん」ってなんだそりゃってずっと思ってた。「ズーム、ズーム、ズーム」もなんだそりゃに近いものがあるけど。


6.7.fri

 久しぶりに更新を再開した「草の根エンスー日記」。しかし皮肉というかなんというか、主役であるわがミジェット号が時をほぼ同じくしてダウンしてしまった。
 症状は「走行中にエンジンが突然ストールしてしまう」というもの。怖いですね〜。最初の発症は会社からの帰宅途中。交差点を右折してる最中にいきなり「ブヴォーオオオ、スン」と息絶えてしまった。うひー! 幸いにして右折達成度60%ぐらいのタイミングだったので、惰性でそのまま右折し、「ああもう止まる!」というちょうどその位置にあったコンビニの駐車場に緊急避難。事なきを得ました(いや、すでに事は起こってるんだが)。
 おおかたのトラブルがそうであるように、この一件にもやはり前兆があった。しかしその話は長くなるので、ここでは省略します(いつの日かエンスー日記で公開するつもり、たぶん)。
 キャブの調整ぐらいで済むだろうと軽く考えてショップに診てもらったところ、これが思いのほか重症らしい。燃料系、電気系の両方に問題があるようなのだ。キャブの調整でとりあえず“ストールしにくい”ようにはしてもらったものの、いつまた路上で息絶えてもおかしくないことには変わりはなく、日曜日に入院させることが決定……。
 原因のひとつは電磁ポンプの位置。燃料タンクより高い位置に設置している電磁ポンプが、タンクからうまく燃料を吸い出せていない可能性があるということで、燃圧不足により一時的にキャブに必要量のガスが供給されずにストール。さらに疑わしきはトランジスタ。これまた熱により内部にある基盤のハンダ固定部が一時的に溶けて剥がれ、デスビへの電気供給がストップ、もしくは弱くなりエンジンストール。この2つの症状が、あるいは同時に起こっているかもしれないということなのだ。
 ショップの工場で試しにミジェットをアイドル状態で放置しておくと、ものの数分もしないうちにやはりエンジンがストンと息絶えた。直後に確認したところ、やはりデスビに電気が行ってないことが確認され、しばらく放置するとまた供給が再開されるということから、電気系にクロ判定が出た次第なのだ。
 ミジェットのエンジンルームは、空気(つまり熱)の逃げ場が真下にしかないという蒸れ蒸れサウナ状態なので、ここ最近の急激な気温上昇と、通勤渋滞にハマることが多いという使用状況が重なって今回のトラブルが表面化したのではないかと考えられる。うーむ、事態が事態だけに文体もそこはかとなくジャーナリスティックだが、早い話が「夏バテ」である。
 ぼくの財布がいつも“冬”であることを心得てくれているショップは、3パターンの解決方法を提示してくれた。いまのところ、どのパターンで直すか口座の残金と相談中。あー、タイヤもそろそろ限界だしボディにサビが目立ってきたし、またぞろ出費が重なりそう……。あ、税金もまだ払ってない……。



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