第9日目  02年4月18日 (木) 曇り                   
        浦戸一 〜 33番 雪蹊寺 ・・・36番 清龍寺 〜
                           民宿 さざなみ (須崎市)   

 旅館 浦戸一7:15出発 長浜のタクシー会社で寺を尋ねたら150m先だという、ついでに自転車屋も教えてもらう。
33番 雪着 8:00 
詠歌 旅の道、うえしも今は高福寺 のちのたのしみ、 有明の月 
自転車屋へ行ったがブレーキシュー在庫無いとの事。
高知市内で在庫ありそうな店を教えてもらっている内に、奥の方から、あった1ケ残っていたとの声。
ありがたや、お大師様のお陰だ。
ついでに眼鏡屋へ寄り眼鏡のネジが抜け落ちていたのも修理。

34番 種間寺 平地をすいすい走ってスムースに田園の中の寺に着いた。
昨夜納め札に住所氏名を書くのを忘れていた。
本堂のお賽銭箱横がすぐ畳みになっていて広いここで落ち着いて10枚足らず書かせて貰った。この寺は落ち着ける、よい寺だ。
詠歌 世の中に、まける五穀のたねま寺 深き如来の、大悲なりけり

35番 清滝寺 尋ね尋ねて回り道しやっと山の麓まで着いた。
おばあさんがいた、急な坂道、自転車を押し上げるか、それとも自転車置いて上ったほうが早くて楽か尋ねた。
「ほおかぶり」はないわな・・・と云う。
エッ?! 両方(両頬)いい事はない・・・ごもっとも。
途中まで押して、後は細くて急なへんろ道を登った・・・結構長いやっと山門に着いた。
そこからまた長い石段を登った。
境内ではテントを張ってみかんを売っている きれいな清水がたれ流しペットに詰める10円お供え。

「塚地坂トンネル」を出た辺りで福岡のリストラ兄ちゃんに声をかけられた、野宿しながら廻っているとの事すごい。
一緒に清龍寺まで行く。
36番 清龍寺 15:30着 山門から本堂までの石段は長い大師堂は建築準備中。
兄ちゃんは同郷のよしみか福岡から観光バスで来た女性へんろ二人と話が弾んでいるようだ。

参拝を終え自転車を停めた場所まで戻ってきた。
土産物売場のおばさんに今晩の宿予約しておいたほうがいいよ、このところ満室が多いらしいと・・・。
兄ちゃんには草むらで野宿するな、もうそろそろ長いものが出る頃だからとの事。
須崎を目指して兄ちゃんと一緒に出発したが彼は登り坂を乗ったまま、私は押して歩いている内にとうとう見えなくなってしまった。

トンネルを出たところで広い分かれ道、標識がない、すぐ近くに家もない少し走ったがどうも気になる引き返して民家の有るところまで行って聞いた。良かった違う道を行っていたのだ。
しばらく走って町に入った中学生にあそこの学校は?
「浦の内中」です。これで自分の位置が確認できた。

民宿があった空いていると言う、浦の内東分、民宿「さざなみ」一泊二食で5100円安い、まあおかずも簡単なものだが疲れた体には何でも御馳走、それにとても親切。
洗濯機も100円で使用できるありがたい、洗濯ひも持ってきて良かった。
私の部屋のハンガーまで先に来た連中が皆使っていた。

本日の走行距離    52.71km
累計距離       464.5km
AV             12.9km

目次 ←前日 翌日→
お賽銭用 151
旅館浦戸一 9,135
ブレーキ修理 1,000
メガネ修理 100
民宿さざなみ 6,100
洗  濯 100
昼  食 1,260
合  計 17,846
合  計 109,922