糾が風邪を引いたら
後書き
◆用語,表現についての補足
どっからそーゆー表現を引きずり出して来るのか……と言うツッコミは無しの方向でお願いできたら(^_^;
§その1関連
『一,褒(ほ)め。二,腐(くさ)し。三,誹(そし)り。四は風邪引き』
最近では大ざっぱに「クシャミが出るのは誰かが噂をしているから」とだけ言われていますが,古くはこの様にクシャミの回数と噂の内容が関連づけられていました。
当然ながら,科学的根拠は全くないことは言うまでもないので念の為。
『腐(くさ)す』,『誹(そし)る』
基本的にはどちらも「他人の事を悪く言う」ことですが,『誹(そし)る』の方は第三者に悪口を言うというような感じが強い……ように,漢和辞典を調べた限りでは感じられています。私には。
§その2関連
『氷嚢(ひょうのう)』
患部を冷やすために氷(または水)を入れて使う,ゴムまたは防水布製の袋のこと。
いや,さすがに吸熱シートとか保冷パックの様なものはこの館にはないのではないかと……。
『悋気(りんき)』
よーするにヤキモチ。または嫉妬(しっと)。
『マージとエリカの石化』
いや,単にびっくりして固まったってだけです。
§その3関連
『湖に遊びに行ったとき』
拙作「さまぁばけいしょん」のことです。
いや,あの水着姿には結構反響いただきました(^_^)
◆今回の参考資料
・平凡社/平凡社地図出版/日立システムアンドサービス/ソースネクスト『百科事典 マイペディア』
・Gakken/スリー・エー・システムズ『グランド辞スパ』現代新国語辞典
◆作者から
そもそもの発端は『ミラルカ様にメイド服を着せてみたい』だったのですが,そのための手段として『糾に風邪を引かせる』などと言うものを選んだのが……もしかしなくても間違いの元かも……
『病気 → 看病 → ナース服』の予定外の連鎖反応まで生じてしまったりなどで,「§その2」,「§その3」はリテークの嵐でした。原稿用紙4〜5枚分くらいまで書いておいて総ボツとか……。
挙げ句の果てに某掲示板で盛大に泣き言をぶちまけるなどということまでやってしまう体たらく(その節は暖かい励ましのお言葉有難うございました)。
つーか……「§その3」に何ヵ月かかったことやら……。
時間がかかりすぎて,気持ちの張りが続かなくなったという感じです。今にして思えば。
まぁ,愚痴ってもしかたないので,とりあえず完結という事で。
ナーラー・ヤナ拝