那岐山



標高 1240m    難易度 ☆☆     登り90分 下り60分   岡山県
倉敷からの距離   105Km        登頂日 ’95/07/08   ガイドブック  F

駐車場→50Cコース大神岩→40山頂→60Bコース駐車場

登山
 那岐山は標高1240メートル 津山の近くの山

 国定公園であり、道が良く整備されている。Aコース、Bコース、Cコースがある、ガイドブックにはCコースを紹介していたので、Cコースをとる

 駐車場から道路に沿って数十メートル先に進み、渓流沿いを登ると良い、渓流の流れが涼やかである 20分程度で蛇淵の滝に着く 滝を見物し、広い道をゆくと、右手に登山道がある しばらく進むとBコース、Cコースの分岐があり、Cコースをとる

 昼なお暗い桧林の中を登る 足下が桧の小枝で絨毯のような感触が楽しめる急な山道を登ると急に視界が開ける はなみずきの白い花が全面に現れ、視界の広がりとあわせおおきなインパクトを与える 大神岩がすぐ左手にある 標高980メートル 滝から約50分

 大神岩からの景観を楽しみ、一息入れてから山頂を目指す カラマツやカエデの林を楽しみながら登る 木にサラサドウダンと書いたてあった、花はすでに散り、足下がサラサドウダンの花と思われる小さな釣り鐘状の紅色の花が一面に散っていた 急坂にアザミの花が咲き目前にせまる、写真を撮りながら一息入れる

 急坂を抜けると山頂の三角点が目前、あと300メートルの標識に最後の頑張り 山頂付近は眺望がきき、また、なだらかな起伏、あちこちにツツジが咲いている ツツジは丁度満開で美しい 緑の中にツツジのオレンジの絨毯がひろがる 頂上まで総計1時間30分 昼食をとる

 下りはBコースをとる なだらかであり、歩きやすい、思わず走り出してしまう 杉、桧の林の中、絨毯のような感触を楽しむ 白い小さな花(ノリウツギと言うのか?)が地上に散りそれが一面に広がっている。茶の絨毯の上に白い車座が出来て宴会をやっているような感じがする それがおちらこちらに見え 眼を楽しませてくれる 近くを流れる渓流が、連日の降雨で水量が増しているのか、大きな音をたて、勢いよく流れる 水は澄んでおり、手ですくうと冷たさが心地よい 蛇淵の滝からの渓流沿いに水しぶきを含む冷気を楽しみながら駐車場に頂上から 約1時間



 駐車場から、車で菩提寺にゆく 樹齢800年の県下一の大銀杏を見る天然記念物に指定されている


アプローチ
 国道53号線を北上する、途中ゆきつけ(?)のおにぎりや”つるや”に寄り昼食を買う、高菜のおにぎりがおいしい。津山市内を抜けて日本原を過ぎ、奈義町に入ると高円バス停のすぐ先を道路標識に従って左折する。2〜3Kmほどゆくと道が狭くなり、200mほどで駐車場ならびにトイレがある そこに駐車し、登山の準備を整えると良い