駐車場→7登山口→53山頂→35駐車場
中国勝山から北西25Km新庄に位置する 岡山県と鳥取県の県境をなす標高1218メートル 登山道は良く整備されており登りやすい今日は家内と2人でゆく、一月に3回も一緒に付き合ってくれてありがたい
駐車場にはすでに5台ほど車があった 隣の車の人も準備にかかていた
登山道入り口は案内板が立ててあり、分かり易い 但し取り付き道までに右にゆく道があり(登山道と同じ方向)どうするか迷った、案内板がある事を信じて直進した、間違えたら戻れば良い 取り付き口を間違えると修正が大変である 案の定、登山道入り口と書いた案内板があった ひと安心し登りにつく
駐車場からの道は大きな杉の木立を進む 大きな杉の木には圧倒されるものがある
登山道は杉林の柔らかい土の道を想像してもらえば良い、柔らかい土の道で感触が良い 道幅も広く整備されており 岡山の山にはめずらしい 登山道入り口を少しゆくと3合目の標識 この標識も九合目まで一合目きざみで整備されているのも初めてであった
杉の林が過ぎるとブナの林になる クマ笹とブナ林が良く似合う 大きなブナの木は美しい 思わず写真を何枚も撮る 残念ながら花が少ない 時期にもよると思うがあまり見る事が出来なかった ブナの林の美しさは好きであり、充分答えてくれる山である
9合目に休憩所がある そこを抜けてすぐ視界が開ける、頂上は目前である頂上は360度の展望が楽しめる 晴れてはいたが、ぼんやりした視界 大山がそれらしい山容を見せてくれる 蒜山三山や、そして近くの星山、櫃ヶ山と登った事がある山がすぐ近くに見える これも一つの楽しみである
山頂には一人で登ってきた中年男性が2人 ここをゆくと白馬山ですか?と話していた 幸い地図(ガイドブック)を持っていたので、話に加わり、そうです・・・とガイドブックに書いてある事を説明 話していると、その2人もあちこちの山を登っているようで、しばらく情報交換の花が咲く 同じような人が結構いるものだと思いを新たにした
駐車場から登山口まで7分 登山口から頂上まで53分 トータル丁度1時間(ガイドブックは登山口から頂上まで1時間と記載)家内も結構頑張って登る途 中子供連れのパーテイを追い抜いたがそのパーテイとはその後何回も出会う
頂上の岩陰に不動明王の木像が祭られている
日陰がないので9合目の休憩所に戻り、昼食をとる
下山 ところどころ急なところがあるが、歩き易い 家内は慎重に一歩一歩降りてくる それでも登山口まで35分(ガイドブック40分)
5合目にくると渓流に沿った道となる 渓流の水の心地良さ、これもまた格別である 前に見いだした 手拭いによる頸椎冷却法をとり、心地良さを体得する
近くの散策 新庄に入ってすぐに男滝 女滝と記載した名勝がある 途中途中車を止め、滝見物 素足になり川の水の冷たさを楽しむ 例の家族連れのパーテイにここでも出会う 彼らは(3世代のパーテイ 子供3人、夫婦、とおじいさんおばあさんと呼ばれている中年の夫婦)女滝でバーベキューの準備、子供達と若いおじいさんは水着になって女滝の滝壺で水遊び お父さんは一生懸命バーベキューの火の準備 ワゴン車をお持ちの人にはこうした利用方法もあるのでは
新庄はこれまで通ったことが無い、地図でルートを探る 勝山からルート181でゆく方法 新見経由でルート180を日野まであがりルート181をゆくコース 更に調べると新見から県道ルート32で大佐町をとおり県道ルート58でゆく方法 ゆきは走り慣れた勝山経由とし、帰りを県道ルートとした勝山へはルート429〜県道ルート30で落合にそこでルート313にのる、久世でルート181に合流する 勝山から先を走るのは今回が初めて 快適なドライブウエイが整備されている 急なカーブもなく、山岳地帯とはいえ、道幅も充分にとってある 『竜宮岩』『鬼の穴』と書いた名勝があった、車を停めて散策 新庄川の奇岩また、鬼の穴と呼ぶ50メートルほど入る事が出来る岩穴がある 照明が自動センサーになっており、穴に入ると照明が点灯する、穴からこうもりが出迎えてくれる 河原の奇岩は見応えがある、立ち寄ると良い
新庄の町に入ると毛無山と書いた道路標識がある、そこから約9Km入る 途中途中に標識があり、迷うことなく目的とする駐車場にゆける
駐車場まで113Km 観光時間や例の”つるや”での高菜のおにぎりを買う時間を入れ2時間35分 正味2時間15分程度か?
駐車場にはトイレの整備がない(簡易トイレはあったが)鬼の穴または新庄を曲がってすぐに女滝と書いた場所がある、そこを利用すると良い
帰路
県道ルート58をとる 北房新庄線と記載してあるが狭い山岳ルート 舗装は完備しているが対向車がきたらどこで交差しようと考えながらゆく 道はどんどん登ってゆく あとで良く地図を見ると硯ガ山(942メートル)の山越えルートのようだ 10Km程で道は広くなり大佐町で県道ルート32にぶつかるのでここを右折し新見に 山岳ルートでは幸い対向車に出会わずラッキーであった紅葉の時期は良いかも知れないが、あまりおすすめ出来ない新見からはルート180で順調に倉敷到着 帰路は115Km