大王山



標高 435m    難易度 ☆    登り?分 下り?分 約3時間  岡山県

倉敷からの距離   62Km        登頂日 ’96/03/16   ガイドブック 


駐車位置(佐伯大橋)12:15−12:25養鶏場−12:35丸太橋−12:50本院跡13:05=13:30GiveUp=13:40本院跡−14:05丸太橋−14:20池−14:30上段の池−15:20駐車位置

登山
 昨日の雨があがり、青空が広がってきた。今日は佐伯天神山(409m)と大王山(435m)と山のはしご。吉井川をはさんで和気から少し入ったところ。
 大王山は山頂をきわめる事が出来ませんでした 整備されておらずお奨め出来ません。

 ガイドブックと1/25,000の地図を参照しながら、進む。案の上道を取り違え、畑仕事をしていたおばさんに道を聞く。丁寧に教えてくれた、大王山にゆくにはその道を進んだら、車が数台駐車出来る場所があるから、そこを右に曲がって、登ってゆく、昔は八幡宮があったが今は下におろしている、・・・などと教えてくれました ガイドブックの記載と違うのですが、折角教えてくれたルートですのでそれに従ってゆく事としました。

 町の養鶏場を後にし、舗装された道を登ってゆく、川のせせらぎが聞こえ心地良い 養鶏場から10分ほど登った所におばさんが話してくれた場所に出る。丸太三本で作った橋を渡り、登ってゆく 道は人があまり通らないのであろう、余り整備はされていないが、登り易く、高度をかせいでゆける 15分程度登った所に本院跡に出て来た そこからのルートがわからない、頂上とおぼしき方面に進む、藪が無く先に進む事が出来るのがくせ者、ビニールテープで目印を付け、戻りのルートを確保しながら進む、外の景色が分からないので1/25,000の地図があっても位置がわからない 本院跡も頂上に近いのか頂上までまだまだ先なのかわからない あまりウロチョロするのも危険なので25分程度で引き返す。

 本院跡でもう少し道らしき所が無いか探ると右手方向にゆける、こちであったかと思いながら、進むが次第にルートがあやしくなり10分程で引き返した。

 おばさんは山頂までゆけるとは言っていなかったかな?と思い返し 下る。ガイドブックに従って登ってみようと、舗装道路を進み、15分もすると池に出た。ガイドブック記載と1/25,000の地図と様子が違う、地図を正としてもう少し先に進むと10分程で又池に出た 地図もどうも違っている 池の景色が楽しめたからそれも良かったかと思いながら戻る。

 ガイドブックに池の堤防放水口を注意深く渡って・・・と記載している あまり道らしくない 少し進んでみるかと思っていたら、土地の人が二人榊(さかき)の木を背負ってそこの道から出てきた。 この道をゆけば大王山の山頂に行けるのですか?ゆけるけど、ここからはわしらは道を知っているから良いが、迷うから止めたほうが良い、登っても何もないよ。山頂にゆくのはこの下の自動車道の途中に駐車出来るところがある、そこから登ってゆくと頂上までゆける。その道は登ってみましたが本院跡から道が分からなくなり、ウロウロしましたが見つけられませんでした 山頂まで道が着いているのですか うん本院跡から左を行けば道が一本着いており山頂まで行ける。本院跡から山頂まではどの位あるのですか? 20〜30分位はあるかな?

 こんな話でした そこまでして山頂を極める気持ちもありませんでしたので、そのまま道を引き返しました。左手に道があったかどうかも気にはなりましたが。

 ルートがはっきりしない山道をゆく場合目印を付けて歩く事が重要です、かなり頻繁にテープを巻いて進んだつもりでもそこを戻る時は結構探し廻る事がありました 目印を付けなかった相当難儀したでしょう どこにでも進める、景色はほとんど同じという状況は要注意です。

  あちこち歩き回り、車のところに戻るまで3時間かかりました。天神山の倍以上の時間を要してしまいました。



アプローチ
 天神山登山口(河本)から2〜3Km北上し、佐伯大橋を渡る。佐伯大橋は新しく出来てた橋、旧佐伯橋は歩行者専用となり地図と異なっていた。佐伯大橋を渡った所で吉井川縁に駐車し、そこから登山口を探す。