駐車場10:20−11:35Cコース大神岩11:45−12:30三角点−山頂13:15−Bコース−14:50駐車場
今年3度目の那岐山である。今回は家内とのパーテイー、4月の妙見山5月の和気富士・竜王山以来である。それらは歩く距離が長かったり 照り返しで暑さにたたられたりで良い事が無く 不評をかったが 今回は苦しかった割には好評でほっとしている。その理由はあとで。サラサドウダンには残念ながら出会えず 何時の事となるやら・・・家内は視覚障害者福祉のボランテイアをやっている。鳥の声とか滝の音など自然の音を録ってゆくと大変喜ばれる由。山に行った時は 録音したいとかねてからハンデイレコーダーを購入し準備をしていた。那岐山は渓流もあり鳥もよく鳴いているからと誘った。私はサラサドウダンを確かめたかった、それとヤマツツジの美しさを見せてやりたかった。 そんな訳で初めての録音登山となった。
天気は良く 昨日同様暑さが心配されたが さすが那岐山である 登山口の那岐渓谷はひんやりと冷気が立ちこめ 気持ちが良い 流れる渓流の音と 時折小鳥の声が聞こえ 目的にピッタリ。 山に入っても木陰が続き 小鳥の声があちこちから競争するかのように聞こえてくる。今までも聞こえていたのかも知れないが こんなに良く鳴いているのかと再認識させられた。
とは言っても気候が気候であるから 暑い 家内から水が欲しいと・・・ここにひそかに準備していた冷えた麦茶が登場する。昨日の登山の時はリュックにはペットボトル 車に冷えた麦茶のポットを持って行った。一山登って車に戻り 飲んだ冷たい麦茶のおいしい事 そこで 今日は麦茶の1.5gのジャーに冷たい麦茶を入れてきている。待ってましたとばかりリュックをおろしやおらジャーを取り出しご馳走する。こんなに重いものを持ってきてとビックリしていたようだが、冷たい麦茶におおいなる感謝の気持ちを持ってもらったようだ。
休み休みしながら登る 10:20出発し大神岩に11:35着 10分程麦茶休憩を取り山頂へ 手前のピークに12:30着 約2時間の所要で休憩小屋に 今日は結構登山者が多く いくつものパーテイが小屋で休憩をとっていた。昼食休憩をとり那岐山山頂へ。期待していたヤマツツジは数える程しか無く あれがもっと咲いていてきれいだったと過去形の話しか出来ず残念であった。
気持ちが良かったのは山頂での風 日照りはさほどでもなく 心地よい風が吹き、涼をむさぼる事が出来た。山頂に登っていた別のパーテイーの人もここに来るまではえらくきつかったがこの風できつさも吹き飛んだ これがこたえられないから登るのだ と。山頂での録音も行う 風の音 笹がざわざわ言う音 小鳥の声が天からの贈り物のように調和して聞こえてくる。
大休憩をとり、山頂での涼を満喫し13:15下山 14:50駐車場に到着。
下山途中からテープが廻らないと問題発生 後でわかった事だが電池切れ行く前から電池切れであったが 購入して間もない事から 大丈夫と勝手に解釈していた それでも山頂まで録音出来ており(録音レベルは低いが)何よりであった。こうした音を録る楽しみ方も初めて経験した。
通いなれた国道53号を行き 那岐山登山道に