駐車場11:45−「やすらぎの森」12:07−12:27「大平の森」12:52−13:05山頂13:15−天福寺13:30−有漢、加茂川町境14:10−「やすらぎの森」14:30−駐車場14:45
四峰山(よつうねやま)513m大平山(おおひらやま)697mは高梁市近郊の有漢町の山 四峰山は北房町、大平山は賀陽町の境界にある自動車道を行くのであまり面白くない 大平山登山?を兼ねたウオーキングである 山頂を越えて加茂川町に抜け、ぐるっと廻ってくるルートを選んだ
側道を登ってゆく,前面にアンテナのある山頂が見える 1/25,000の地図を見ながら進むのであるが どうも一致しない しかし山に向かっている道だし もう少し行くかと思いながら進む 道は左に大きく曲がり 出て来た所は2車線の広い道路であった 登山口から1Km以上手前である 歩くのが目的だから,と慰め そのまま歩いてゆく 登山口には上記したとおり「やすらぎの森」と記した休憩所もあり,登山道の表示も明確にしてあった 判断を間違えた表示は単に左方面に進めば大平山との意味で 途中の道にもあったが 側道の直前であった事もあり,判断を狂わせた こうした思い違いに起因する事は良く経験する事である 始めての所はこうした出会いがいろいろあり,面白い 実験結果から現象を理解しようとするのと似たものと思った そして対処の仕方も,あちこち確かめて確認してゆくのと どんどん先に行ってからと 今日はどうもチェックが甘かったようだ
登山道は舗装道で余り心地良くない 松葉が落葉し路肩にうっすらと積もっている その上を歩くと適度なクッションがあり心地良い 松葉の積もっている所を選びながら登ってゆく
山頂の手前に「大平の森」と記載された新しい道が出来ていた 私の1/25,000の地図(H6発行)には記載が無い どんな所かと道をそちらにとり歩いて見た 駐車場があり キャンプが出来るようにしているのだろうか、水道を引いた水場など整備してあった 杉木立の下を散策出来るよう道が整備されている 山頂に続いている事を期待していたが 山頂にはルートが出来ていない 入口に戻り山頂を目指す 大平の森は平成6〜7年にかけ1.4億円で整備した旨記載があった と記したが実はどんな所かを探索する目的で無く、地図から推定して近道が出来るのでは無いかと期待したからである
今日は近いから17時には帰ると約束して出てきた事から、気持ちの余裕が欠けており、チェックすべき点を省いたり 山勘で近道が出来ないかと入り込んだりしたもので 結果的にはそれぞれ30分近くのロスを出してしまった ”急がば回れ”とは良く言ったものである 気持ちに余裕が無いと、こうしたミスをしがちである 仕事の場でも同様であり、重々気をつけたいものである
山頂は697mではあるが眺望が良い 蒜山が見えた 大山は天気が良いと見えるのであろうが明確ではない 先ほど登ってきた四峰山が四つおにぎりをならべたように足元に見える 可愛らしい 三角点は無線中継塔の左手にある
山頂を下りしばらく行くと天福寺という天台宗のお寺がある 本堂は修復されており興が乗らないが 山門は古さが残っており そちらに目がゆく
山を下り 山を巻いて通じている自動車道をゆく 広い自動車道だがほとんど車は通らない 何の為にこれだけの道路整備をしたのだろうかと考えさせられてしまう 自動車道をハイペースで歩き駐車場所へ
中国自動車道有漢インターチェンジが目印になるのであるが、あちこちで工事が行われており、迂回させられて目的の場所に 県道49号を挟んで四峰山と反対側に位置する 倉敷からは県道49号を入って有漢市場を過ぎて右方向に進む広い道を入ってゆくと登山口への道に繋がっている 山頂まで車で行けるが登山口には「やすらぎの里」と記した休憩場があり そこに駐車する事も出来る私はここでも間違えて、その場所より1Km以上手前に大平山と書いた小さな立て札があり、立て札の示す方向に山に向かう道路であったので ガイドブックの記載と少し違うなと思いつつ そこに駐車して出発した