ダルガ峰から駒の尾山


ダルガ峰 標高 1165m    難易度 ☆☆ ガイドブック   F
駒の尾山 標高 1281m 難易度 ☆☆ ガイドブック  F
ダルガ峰まで 登り60分 下り50分 駒の尾山まで登り100分 下り90分   岡山県
倉敷からの距離   131Km        登頂日 ’97/06/29

スキー場10:03−登山口案内10:20−ダルガ峰避難小屋10:50−11:40駒の尾山12:07−ダルガ峰避難小屋12:50−スキー場13:35
 

登山
 ダルガ峰(1165m)駒の尾山(こまのおさん1281m)は後山に続く山々

 目的地に近づくにつれ雲行きが怪しくなる 一雨あったのか路面が濡れている 雲の様子を見て雨の心配をさせられたが怪しい雲は消え 結果的には一日中好天に恵まれた

 大茅キャンプ場を示す案内に従いスキー場に入って行く スキー場には先日蒜山で出会ったウツボグサが沢山咲いている ゲレンデは余り広くない 10分も登るとスキー場の頂部に着く ダルガ峰への案内標識がありそれに従って道を進む コンクリーを流した簡易舗装の道に出 更に登ると ダルガ峰登山道入口の標識が目に入る

 登山道は中国自然歩道として整備されている ヤマアジサイの可憐な花があちこちに咲き目を楽しませてくれる カッコーの鳴き声が聞こえないか注意していたが今日は聞く事が出来なかった

 そのうち ドドドドと言う音 何の音かと思ったら 何の事は無い 道路工事の削岩機の音 鳥の声などを聞き良い気分になっているのに全く艶消しである おまけに遊歩道は無視されているのか 道路工事で落下してきたと思われる岩がゴロゴロしている ショベルカーも何か仕事をしている 石でも落とされたらたまったものではない とは言え 迂回出来るルートも無く こわごわ登ってゆく どうにか工事中の道路を横断し、再度遊歩道に入る事が出来たが 遊歩道としてきちんと整備されるか心配である

 ダルガ峰避難小屋周辺も広い道路と細い遊歩道が交差しており 遊歩道のルートが分かり難くなっている 駒の尾への標識が広域道路に対して斜めに表示がしてある 一方が登ってきたスキー場の方向で反対方向は駒の尾 しかしその標識の示す方向はスキー場方向は一致しているが目的地の方向はなんとなくルートが見えるが怪しい 進んでゆくとわからなくなる 半ばルート探しをあきらめて広域道路を進んで行くと駒の尾への標識が出ており ルートに乗る それからは迷う事なく駒の尾山に 標識の位置,方向のみで判断せざるを得ない 周辺を周知している人は疑問を感じない事でも,始めての場合標識を設置した人には思い付かない事を考えるものである 何人も間違って進んだのだろう迷いルートが出来てしまっている

 ダルガ峰の山頂は三角点も無く どこが山頂か分からない 眺望は全く得られない 南北1Km東西0.8Kmの平坦面をなしているとの事 ただ標高が1100m程度あり 時折気持ちが良い風が吹いてくる

 駒の尾山に着いてやっと眺望が得られるようになる ヤマツツジがちらほらと咲いているが時期遅れか勢いが無い 山頂にすでに来られていたご夫婦 那岐山のツツジが実にきれいだったなどあちこちの山の話を伺う 赤穂から来られた由 遠望鏡で小豆島が見えるとか 那岐山や泉山が見えるなど楽しんでおられた

 駒の尾登山口に下りようと思っていたが下りてしまうと 大茅スキー場へ行く林道は結構距離がある それまでしても登山道での花はあまり期待出来そうも無いので来た道を戻る事とした


アプローチ
 台風8号一過で今朝は青空が広がり天気は良さそうだ 昨日の台風の影響で岡山県で死者が出たと放送しており、山が荒れていないか心配ではあるが じっとはしていられず山に向かう 吉井川の濁流が勢いよく流れている 和気を過ぎた所の堰では,堰を越えて流れ行く水の勢いに圧倒された 吉野川も濁っており何時もの清流を楽しむわけにはゆかなかった

 国道2号(岡山バイパス)−県道37(瀬戸町)−県道99(和気)−国道374(美作)−国道179(作東町)−県道5(大原町)−国道373(坂根)−大茅スキー場へ 大原町までは後山に行くルートと同じ 大原町で429方向に右折せず373を直進する 大茅スキー場を示す標識に従って進む スキー場前に広場がありそこに駐車する