泉山 紅葉の中林口火の滝コース そして雪



標高 1209m    難易度 ☆☆    登り85分 下り85分  岡山県

倉敷からの距離    94Km        登頂日 ’97/11/01   ガイドブック  F


9:40登山口−10:02分岐−10:32休憩小屋−10:39井水山−10:551198mピーク−11:05山頂11:15−11:291198mピーク−11:45井水山−12:15分岐−12:20火の滝−12:37登山口

登山
 泉山(いずみがせん1209m)は先月に続き4回目になる 紅葉の中林口ルートを楽しみにしていた、紅葉と雪景色を堪能出来た

 火の滝経由ルートに紅葉の期待が持てるので火の滝経由ルートを登ろうと 前回の記憶のまま良く確かめずルートを取る その内擬木の階段が現れ様子が違う 更に登ってゆくと二の滝経由のルートと合流してしまった 後で登山口の案内を確認した所 火の滝経由ルートは案内板のすぐ左脇の道らしからぬルートを行くよう記されていた また,今回のルートを取っても擬木の階段が始まる手前で左に抜ける道を行くと火の滝のルートに行ける事も分かった

 それからもう一つ思い違いがあった 前回健脚向きのルートが火の滝ルートと記載したが,そのルートは家族向けであり 前回取った登りのルートが健脚向きであった 傾斜が急であるので健脚向きとしてあったのであろう こうした思い違いは早合点して思いこんでしまうとなかなか修正がきかないものだ

 二の滝からの合流点に来た事からどこかでルートを間違えた事が分かった 合流点の先で泉山に登るルートとのぞき岩に行くルートと分岐がある地点で今回はのぞき岩方面のルートを取り 目的とするルートに入る事が出来た

 想像していたとおり紅葉が良い 谷川の渓流沿に紅葉した木々が迎えてくれる 天候は曇りで晴れ間がほとんど無かったのが残念ではあるが それでも充分紅葉の美しさを楽しむ事が出来た 特に落ち葉の色が鮮やかであった 色とりどりの落ち葉に敷き詰められた登山道はその上を歩くのが勿体ない程である つい少し前に落葉したのであろう 私の為にこれ程のもてなしをして戴いてと自然の神に大きな感謝の念を込め歩かせて戴いた 足元だけではない 周辺の木々も色づき紅葉の立体トンネルの中をくぐってゆくようなものだ

 更に登ってゆくと 今度は雪で白くお化粧した景色が表れる 紅葉と雪景色である カラマツの黄色と白い雪そしてどんよりとした曇り空 どこかちぐはぐな感じがするがこれが季節の変わり目であり 秋と冬が同居した自然の姿を見せてくれる

 尾根に出ると雪である 笹原のところどころが白く雪化粧をしている 山頂周辺も雪で覆われている その内 太陽が顔を出し始め 気温が上がってきた 積もった雪も溶けだし折角の化粧もまだらになり 足元はぐじゅぐじゅになってきた 座る場所も無いので休みも取らず写真だけ撮って帰路に

 帰路も登ってきたルートにする 健脚向けルートは急傾斜なので雪があったり雪解けでルートが柔らかいと下りはいやらしいので 今度は火の滝に行く事が出来た 火の滝の周辺の紅葉が更に素晴らしい



アプローチ
 大山三鈷峰に登ろうと思ったが鳥取県は50%の降水確率である事から取りやめにし泉山を登る事にした ラジオで大山循環道は雪の為午前中通行止めと伝えている 早雪の便りが届けられる季節になった

 前回と同様 国道429〜県道159〜国道181〜院庄で国道179〜県道392に入り中林口に今回は中林口を左折し登山口まで車で登る 対向車がこないかビクビクしながらであり,ここは歩いた方が良さそう