福生寺9:35−No43鉄塔9:55−登山道合流点10:08−山頂駐車場10:20−10:28熊山遺跡 10:48−山頂駐車場10:58−11:05山頂11:10−山頂駐車場11:16−登山道分岐11:25− No43鉄塔11:32−福生寺11:47
熊山(くまやま508m)は3度目2年振りである 車の脱輪でお世話になった事がまだ記憶に新しい また雪景色に遭遇したが電池切れで写真を撮れなかった事もありチャンスを狙っていた昨日より岡山全域で風雪注意報が出 倉敷でも一時雪がうっすらと積もった 岡山空港には雪が積もっているニュースが出ており 熊山にも雪が積もっているに違いないと考え出掛ける
福生寺のお寺の屋根にも雪が少しではあるが積もっており風情がある 谷川沿いの渓流の石には雪が積もり 一段と見栄えがする 大きな岩から渓流が流れており幾本ものつららが連なっている 一段と冷え込んだ様子が伺える そう言えば今朝自宅のストーブを点火した時、部屋の温度が2℃であった また台所のスライド式の戸を開けようとしたが氷ついており動かなかった 倉敷でも相当の冷え込みであったので この辺もかなり冷え込んだのであろう 渓流沿いの石に雪 そしてつららと風情のあるサビの世界を味わいながら登る
渓流沿いの道から別れての登りは短い距離ではあるが 急傾斜 滑り止めの為 軽アイゼンを付ける ズボンのすそが雪で濡れてきているのでスパッツも着装する スパッツを付けると暖房にもなることがわかった ルーズソックスが暖房効果があると言う話を思い出した
登り道は落ち葉に雪が積もり アイゼンの爪に落ち葉が挟まり あたかも下駄で雪の上を歩くようになり歩きにくくなると同時に爪がきかなくなり足元が不安になる ときどきストックで挟まった落ち葉と雪を落としながら登る
急な登りも数分であとはなだらかな道 雪が薄くかかっているだけで景色が異なり美しい 先週の泉山のような雪と違い数センチの積雪で可愛らしい 冷えているせいか雪質はサラサラしておりキュッキュッと音がするのも気持ちが良い 鉄塔の巡視路の道から香登からの登山道に合流する 登山道は道幅も広くスキーでも出来そうな案配 しばらく登ると油滝神社に出る 鳥居が雪と似合う 神社の屋根は折からの日射しで雪はすでに半分程溶けてしまっており残念
山頂の駐車場に出る ここも雪で覆われている 車で登った人がいたのであろう車の轍がついている 山頂は後回しにして念願の熊山遺跡に行く 遺跡へ行く道には足跡が幾つかついている 車で来て遺跡を尋ねて来たのか 子供もいたようだ
周辺が雪に覆われた遺跡に対面していると1200年前にタイムスリップしたような錯覚に陥る しかし眼を少し移すと展望台や近代的な設備が眼に入る 雪で違和感が随分押さえられているとは言え どうも違い過ぎる 当時をもう少し再現出来る工夫が出来ないものか残念である
雪に覆われた広場を楽しみ 山頂へ 山頂は駐車場の案内板に記載があるが 熊山遺跡とは反対側のピークで送電線の設備がある その設備の裏手を行くとひっそりと三角点がある 山頂での眺望は良い 南の片上湾方面から北の山並みを見る事が出来る だが北は雲が垂れ込め遠望がきかない 岡山県北部はまだ雪が降っているのだろうか
下山は同じルートを下る 大阪国際女子マラソンがあるので早々に下山する
権現道コースを登ろうと国道2号を香登駅とは反対方向に左折しNTN社宅に行くがルートがわからない 出会った方にルートを聞くがわからないので 結局、大滝山福生寺からのコースとした2号線を曲がると早道路にはうっすらと雪が 福生寺に登る道も雪があり凍結している所もある 慎重に運転し福生寺の駐車場に