登山口10:26−11:07五合目−11:25分岐−11:38天狗の森−12:20九合目12:26−12:38山頂13:00−13:05九合目−13:10分岐−13:25五合目−13:52登山口
櫃ヶ山(ひつがせん954m)も何時の間にか5度目になった 今日は雪山である登山口には雪が無い 登山道は雪解けでグチャグチャになっている所が多い 畠の横を抜け少し進むと雪が現れる 雪道と雪解け道が交互に現れる 雪道の方が雪解け道より歩き易い 道脇のシャガが青い葉を見せている 5月に登った時に出迎えてくれた事を思い出す
五合目の手前から雪道になる 五合目は広場になっており前面の景観が広がり 山頂を望む事が出来る 足跡は幾つもついており この分では楽勝で山頂まで行けそうだ 天狗の森へ行く分岐に着く 天狗の森に寄らずに直登している足跡が多いが 天狗の森方面への足跡も見られるので 天狗の森の雪景色を見たく そちらに廻る
足跡に従い順調に進む 木立には最近降った雪が残っており 風が吹くと粉雪が舞う 木々は次第に密度を増すが 白さの為か 木々に葉が茂っていない為か天狗の森独特の鬱蒼とした雰囲気が感じられない 明るさが大きな要因のようだ 天狗の森の休憩所にはすでに5名のパーテイーがいて豚汁のような鍋料理をして楽しんでいた 挨拶をそこそこにして先に行く事とした
だがである 足跡はここで休んでいるメンバーのもので そこから先はラッセルが必要 ルートは大体わかっており、尾根に出れば良いのだが どう進もうか 雪は結構深い 膝が埋まる 尾根筋に出れば直登している足跡があるので そこから先は大丈夫なので 何とか尾根に出たい 夏山の時のルートを思い出しながら適当に登ってゆく 雪に覆われてしまうと登山道の跡は全くわからない 赤いリボンが見えてきたのでその目印を目指し登る 立て札のようなものがあるが雪に埋もれ先だけが見えるリボンの所まで来たが そこからどのルートを選んで尾根に出たら良いかわからない尾根は見えているので兎に角上へ上へと登る 斜面が急で簡単に登らせてもらえない雪面に出ている木の枝はもろく 少し力を入れると少々太いものでも簡単に折れてしまい支えにならない 膝上まで雪に埋もれる事もしばしばであるが雪はさらさらでズボンが濡れなくて助かった 付いた雪を払いながら前進する かくのごとく奮闘してやっと尾根に飛び出す事が出来た 飛び出した所はなんと九合目 夏山の時のルートとは違うルートで登ってしまった この間50分近く要してしまい思いがけず大奮闘をする結果となった
九合目からは山頂は目前 蒜山三座や大山の山々が見えてくる 山頂への登りは結構急ではあるが 先行している足跡がありそう苦労する事なく山頂へ 山頂ではすでに5名程の方がおり休息していた
山頂からの景色は素晴らしい 天気が良く 見晴らしがきく 大山の南壁を正面に捉える位置になる
下山は登ってきた方角に降りる 夏山では縦走する形で降りるルートがあるが 足跡が見られない 足跡の無い所をわざわざ降りるまでもないと思い 登ってきた方角に降りる ただし天狗の森を経由せずに尾根伝いに下る事とした
下山途中天狗の森で休憩していたメンバーにすれ違った 私が付けたルートをたどらずに正規のルートで登ってきているので ルートを熟知している面々のようだ 私のルートを見て あれこんな方に登っていると思ったことだろう
下りは順調 尾根ルートはあっと言う間に降りてしまい物足りない
足温泉にて暖まる 温泉は地元の人達が結構入浴しにきており賑やか 湯船につかりながら窓越に櫃ヶ山の山頂が望めるのも興がある
先日櫃ヶ山を経由し蒜山までいったので 本日改めて登る事にした 数日前に天気がくずれているので道路状況が心配であったが429も県道30も313も問題無かった 久々の好天で青空の中を走ったが 落合付近はガスが出て 気温も−3℃と相当冷え込んでいる 道路沿いの小高い山の木々は霧氷が出来ているのか白く見える 久世まで来るとガスは消え 周辺の山々が顔を出す この辺りの山々は標高が低い為か冠雪した様子が見られない ただ山の合間から冠雪した山がほんの少し顔を見せる 大空山の方角だ 勝山から川沿いの道を登り櫃ヶ山登山口に 山頂が白く輝いている 駐車場所にすでに3台の車がいる すでに登っている人がいるようだ