登山口10:05−キャンプ場10:15−天狗岩10:26−イチイの木10:40−10:44山頂11:07−キャンプ場11:37−登山口11:46
船通山(せんつうざん1143m)は2度目 カタクリの花を求めて尋ねる登山口から早速キケマンが顔を見せる ネコノメソウ タチツボスミレ コミヤマカタバミと顔なじみの花が顔を見せ久々のおめもじ かまびすしいほどに小鳥の歌声が聞こえる 足元から着実に春がやってきた 流れ落ちる渓流の水も冬の厳しさから解き放されて自由奔放に流れている感じがする
途中二人連れに出会った カタクリの事を聞こうかと思ったが,花はまだ咲いていないと言われたら困るので尋ねずに挨拶だけ交わす
天狗岩から下を見るとまだ芽吹いていない木々に混じってあちこちに白い花が咲いており目立つ コブシかタムシバのようだ
山頂まではほんの一息 期待のカタクリであるが姿が見えない 一面に咲き誇っている写真とほど遠い よく探すとカタクリの葉が出てきているのを見つけた 笹の葉の間にここにもあそこにも顔を出している これらが花を咲かすと見事だろう もう間近か
休んでいると尾根筋からご夫婦が登ってこられたのでカタクリはどのあたりに咲くか 咲く時期などを伺う やはり山頂の笹の葉のある部分で 時期は連休より前だろうとの事 連休では遅いとの事なのであと10日前後
下りは前回同様一般コースを行く 期待をしていなかったがタムシバの歓迎を受ける(コブシとタムシバの相違がわからないのでタムシバと記載しておく)標高により開花時期が違うのであろう 時間をスクロールするように咲き始めの花から散る所まで 山道を降りるだけで見る事が出来た 咲き始めの花は一点のしみもなく清らかさに圧倒される 若々しさにみなぎっている それに反し散り行く花はわびしさが漂う花の命は短くて散りゆくものは・・・と
前回は新見から182を経由して県道8号で伯備線に沿って生山に出た 今回は180で千屋まで行き桑平峠越えで県道8号に出,生山に向かう 生山からは前回同様183に乗り多里〜県道15に入る 船通山登山口の案内に従って駐車場に 前回に比べて10Kmの遠回り