駐車位置9:55−10:12二合目−10:23三合目−10:38五合目−10:48六合目−11:15八合目−11:45分岐−11:52山頂11:58−12:04分岐−12:18八合目手前12:38−12:40八合目−12:58六合目−13:01五合目−13:10三合目−13:17二合目−13:31駐車位置
蒜山ではそろそろタニウツギが咲く季節 95/6に上蒜山に登ったのを皮切りに山登りを始めた その時タニウツギが山肌一面に咲いていた事を思い出す また,今年の2月には雪山を登った その時の事が鮮明に思い出される いろいろな思い出が詰まった山である登山口にはタニウツギが花を咲かせ出迎えてくれる 丁度咲きかけたところのようだ 山肌を染めるには少し時期が早かった
久々の青空である 天気予報では30℃を越えるとか 登山口からすぐ杉の木立の登りが始まる 杉や桧の下道はひんやりした雰囲気に囲まれ 気温が高くなるとこのひんやり感がなんとも言えない清涼剤となる
杉の植林を過ぎると二合目で見晴らしが良くなる タニウツギやヤマツツジが花を咲かせている 高度を上げてくると目前の皆ヶ山の裏から烏ヶ山や大山が顔を覗かす 2月にはスキー場の賑わいが聞こえていたが もうその賑わいは無く それに替わって小鳥の声があちこちで鳴いている
今日は家内と一緒 家内は小鳥の声の音録り 私は花の写真撮り 蒜山は花も鳥も多くまた景色も思うがままで楽しい山である
五合目から尾根筋を登ってゆく レンゲツツジも花を付けている 花弁が少し小さく肉厚感に欠けるのが残念 八合目付近の斜面に群生しており笹の緑と調和して美しい 山肌を良く見るとタニウツギの薄いピンクとヤマツツジやレンゲツツジのオレンジ色を見つける事が出来る これらの花が山肌を覆うのはまもなくであろう
足元の尾根筋にアカモノが小さい白い釣り鐘状の花を咲かせている 那岐山でも見かけたが上蒜山の方が咲いている規模が大きい 笹の葉の下を覗くとイワカガミが花を咲かせている 笹の葉の下なので目立たないが注意して見るとあちらこちらに沢山咲いている 大山三鈷峰で岩肌一面にイワカガミが咲いていたのを思い出す
八合目を過ぎると ブナの原生林の中を行く 小鳥の宝庫である いろいろな鳴き声が飛び交う すぐ近くで鳴き始めたりすると家内の足はばったりと止まってしまう カッコーの声も聞こえる 次第にカッコーの声が大きくなり鳥に近づいている感じがする いきなりガサッと音がして大きな鳥が飛び立ち カッコーの鳴き声が遠くなった 飛び立ったのはカッコーであったようだ
足元にユキザサを見つけた 薄暗いブナ林の中でひっそりと咲いている
上蒜山の山頂に着いたが眺望は得られない 小鳥の声も余り聞こえない事から八合目付近まで戻り昼食にする事にした
ブナの原生林の中をまた通って行くのだが 登りの時に比べ小鳥の声が少なくなった カッコーの声も聞こえなくなり昼休みのようだ 小鳥のさえずる時間帯のようなものがあるようだ
八合目の槍ヶ峰からは眺望も素晴らしく 大山から大山三鈷峰 矢筈ヶ山 甲ヶ山など一連の山々を見渡せ また 中国山脈の山々も見渡す事が出来る 先に記載したが レンゲツツジやイワカガミが咲き乱れ 花もよし 鳥もよし 景色もよし 良い一日であった
429経由で行く,県道30号沿いの旭川は好きな景色 今日ものどかな初夏の川を楽しむ 落合から313に乗る 櫃ヶ山登山口には中学生と思われる集団がリュックを背負って集まっていた 課外活動の一貫として登山をするのではなかろうか 自然が近いとこうして気軽に授業にも取り込める 蒜山周辺は平日である事からいつもの賑わいは無い 上蒜山登山口にあたる牧場の所まで乗り入れる