熊山 権現道コース



標高 508m    難易度 ☆☆     登り90分 下り60分   岡山県
倉敷からの距離    44Km        登頂日 ’99/02/13    ガイドブック  F

駐車位置9:45−9:55送電線の下−9:59木橋−10:03分岐−10:05岩肌尾根10:10−10:40三叉路29丁−10:48208鉄塔33丁−10:59遊歩道交叉−11:04熊山遺跡11:10−11:25山頂11:40−11:56遊歩道交叉−12:05208鉄塔−12:12三差路右−12:16三差路右−12:25No38鉄塔−12:34合流点−12:43駐車位置

登山
 今日は県北に大雪警報 津山で40〜50cmの積雪とか 県北は避けて 熊山(くまやま508m)に 熊山は昨年1月以来になる 今日は権現道コース(二つ星)を登る

 昨年も権現道コースを登ろうと出掛けたがルートを見つけられなかった 中四国・兵庫の山百選の地図には社宅の東側から取り付くように図解されている 岡山の山百選を読むとルートの説明があり社宅の西側から登ると記載がある こちらのガイドブックを参考にする

 社宅の西側に車道が走っており 社宅の裏側に墓地がある そこに車を置いて登ってゆくとすぐ溜池(現在工事中)に出る 次いで送電線が交差しているポイントに ガイドブック記載の通りに導いてくれる まずはルートを見いだす事が出来一安心

 県北に大雪警報が出ているもののこちらは好天 青空が美しい 熊山には数cmの積雪 山は薄く雪化粧 ルートは雪がある所とすでに溶けてしまった所と 積雪量が少ないのが残念ではあるが・・・

 分岐を過ぎて尾根に取り付く ルートが所々分かり難くなるが 兎に角尾根に沿って登って行けばよい ほぼ直線的にルートが付いている 高度を上げるにつれ吉井川の景観が広がる 吉井川の曲線美は好きな光景 青空が広がり春の景色を感じさせる

 尾根はこの地区独特の岩肌を見せる ガレ場の様なところがあり面白い 香登〜油滝神社コースから見える岩場だ 雪が積もっているのも愛嬌がある 松葉に松ボックリが乗っているように雪がチョコンと乗っているのも面白い

 ここを過ぎてしまうと特別記すものが無い ガイドブックに「林班界標」と刻まれた石柱のある四つ辻に出る と 記載があるが見つける事は出来なかった

 更に進むと熊山−坂根登山道にぶつかる 28丁と記した石碑がある ガイドブックには記載が無いが 広い登山道で 距離表示までしてある所を見ると歴史のあるルートのようだ 登るに連れ数字は増えてゆく

 208鉄塔に出る この鉄塔は1/25,000の地図に記載が無い ガイドブックにも記載が無いので新しく設置された高圧鉄塔のようだ ここが中尾鉄塔コースとの分岐になっている 帰路はそちらのルートを降りる

 遊歩道を交差し展望台の脇を抜けて 飛び出した所が熊山遺跡 え! こんな場所からと新しい道を発見した 遺跡の奥にルートがあった 遺跡の周辺は雪化粧 だが遺跡は雪が溶けてしまっていた 展望台には何名かのパーテイがにぎにぎしくしていたのでそちらは遠慮し山頂へ

 山頂から県北の山々が遠望出来る 県北の山々には雲が垂れ込めている 雪雲なのだろうか 反対側に目を転じると瀬戸内が木々の合間から見える 片上湾である こちらは海の青さが目立つ 山頂の見晴らしの良い地点は風がまともに吹き付け冷たい 三角点のある場所は電波塔の建物の影になりしのぎやすい そこで着替えて下山する

 下山ルートは遊歩道から登ってきたルートに降りる 降り口には香登方面とか 熊山−坂根ルートの表示がある 208鉄塔から今度は中尾鉄塔コースに向かう 木々の合間から片上湾がチラホラする 雲が出てきて先ほどの輝きが無い

 38鉄塔は尾根に立っている 尾根は登りと同様な岩肌 正面に吉井川を見据えて降りる これもなかなか気持ちが良い



アプローチ
 2号線で長船に出 NTN社宅を目指して進む 社宅に向かう道路の一本西側の道路を行くと社宅を過ぎた地点に墓地がある その空地に駐車出来る