駐車位置10:22−10:29登山道−10:31分岐−10:50ガレ場−11:01三叉路29丁−11:18_20丁−11:32_10丁−11:43登山口(5Km)==13:10熊山−13:18登山口(3.5Km)−13:31休憩13:44−13:55舗道−14:05展望台−14:26池(左手)−14:35熊山名水−14:40熊山遺跡14:50−14:55_40丁−15:03_33丁(208鉄塔)−15:21No38鉄塔−15:38駐車位置登り権現道コース39+24分(熊山遺跡想定) 下り42+20分熊山道(熊山−坂根)
登り熊山コース 80分(熊山遺跡まで) 下り48分 道路85分 総歩行時間 4時間50分
今朝6時ではまだ雨が降っていた 7時には太陽が顔を出してきた 急遽,熊山(くまやま508m)に今日のコースは前回同様権現道コースを登り 途中で熊山−坂根コースに合流するのでこのルートを坂根まで降りる(ガイドブックや地図にルート記載が無いので確かめる)その後吉井川沿いを熊山まで歩き 熊山から再度山頂を目指す 山頂からは前回のルートで下山するというかなりのロングコースである
山を見てツツジが花を咲かせているのに眼が止まる 予想していなかっただけにこうした歓迎を受けると感激する 松の木立の足元にツツジが清楚な紫の花を咲かせており これからの山登りに大きな期待を抱かせる
先週の厳しい雪山と一転し、のどかな山歩き ウグイスの鳴き声も随分と上達してあちこちから聞こえてくる 朝の雨が嘘のように青空が出てきて歓迎してくれる
2月に尋ねた時はうっすらと雪化粧しており この松の木には雪の綿帽子があったのに 今は一変し、あちらこちらにツツジが咲いている 向こうの尾根(帰路下る南側の尾根)やあちらの尾根(これから歩く事になる坂根に降りる北側の尾根)にもツツジが咲いている 尾根がそれぞれ自らの美しさを競っている ガレ場の岩も趣があり花の美しさを引き立ててくれる
ガレ場のピークを過ぎると間もなく熊山−坂根の登山道に合流する 合流点が29丁にあたる 丁毎に石の丁標があり,由緒ある登山道の様子 前回は山頂まで登ったが今日はこのルートを逆にくだり どこに降りてゆくのか確かめたかった 29丁から少しくだり27丁にくると 向かいの尾根が見える 先ほど登ってきた尾根だ ツツジがあちこちに咲いているのが見える 今いる尾根も先ほど見えていた尾根だ
くだりが続き20丁になるとまた眺望が良くなる 先ほどの尾根が随分と高く見える 吉井川の曲がりくねった川筋が見えてくる ここも随分と眺望を楽しむ事が出来る 急なくだりは一段落してなだらかな尾根道が続く 木々の新緑が美しい フサアカシヤの群落があり黄色の花を咲かせている どんどんとくだってゆき登山口に出る 登山口には熊山登山道5Kmと記載してありかなりのロングコースだ ルート整備はきちんとされており 丁毎の道標まであるのだからもっと紹介しても良さそうだと思う 登山口に適当な駐車場所が見当たらず 日の当たる登山道となっていないのが残念だ
ここから吉井川沿いを熊山まで歩く 吉井川の景観はなかなか素晴らしい 吉井川にかかる坂根堰の景観は備前景観十選と記載した標識があり なかなかのもの 吉井川の広がりと堰堤の田園的な風情が素晴らしい
吉井川沿いを歩く事約1時間半 9Km程の道のりだろう 熊山の駅に近づく 以前熊山登山口の近くを車で走った事があるが,その時は登山口らしい所を見つける事が出来なかった 登山口を見つけるのが大変かと思っていたら なんの事はない 熊山橋に向かう道からそれて熊山の駅方面に行くとすぐに 熊山遺跡 ハイキングコースと記載した立て札があり 広い駐車場がある すでに10台余り駐車している ここが熊山登山の表玄関のようだ
標識に従って鉄道の線路をくぐると熊山登山口3.5Kmの標識がある 標識に導かれ登山道に進む 登山道はこれまでのどのルートより広く整備されている 子供連れや少年少女のスポーツ団なのか団体で降りてくる人達とよく出会う 時間的にも13時を過ぎており 彼らは山で昼食を済ませ降りてきているのだろう 小さな子供達が挨拶するのだよと話しているのが聞こえる 出会うと,まってましたとばかり声を揃えてこんにちわと声をかけてくれる ほほえましいひとときである
何故か空腹感と疲労感がする 良く考えてみると3時間余り休憩なしで 特に吉井川沿いのウオークではスピードを上げて歩いたので その影響が出たようだ 適当な所にて昼食休憩ならびに下着を着替える
熊山からの登山道はツツジの景観は見られない 所々で咲いてはいるが先ほどのような尾根に広がる景観を見る事は出来ない 池が見える所で山肌に白い花を咲かせている木々を見る事が出来る タムシバなのだろうか?
池が見えてきたらもう山頂は近い すぐに熊山名水の所に出る ここまでくればあとは勝手知ったルート 熊山山頂は今日は失礼して熊山遺跡の展望台へ 展望台付近には20〜30名程の人達がきておりにぎわしくしていた 瀬戸内の景観を楽しむ
下山は熊山遺跡の奥のルートから降りる 208鉄塔で分岐を,2月に降りた香登方面コースにゆく 38鉄塔があるあたりが景観も良く ツツジが眼を楽しませてくれる
今日歩いたルートでは 権現道コースが一番ツツジの景観を楽しませてくれた
2号線岡山バイパスが貫通した報道があり そこを走るのも一つの狙い 2号線バイパスを姫路方面に走り ブルーウエイと分岐してしばらく進むと牛窓からの県道と合流する ここがいつも渋滞する 新しく出来たバイパスはこの地点の渋滞解消を狙ったもの 信号機も無く 流れるように進み あっと言う間に吉井川に出る 渋滞が無いのが何よりもうれしい長船からNTN社宅を目指して進み 社宅の裏の墓地の空地に駐車する