駐車位置9:32−9:38登山口−9:50巨岩−10:06稜線分岐−10:08六部岩−10:15分岐−10:18盗人岩−10:25分岐−10:27岳山山頂10:32−10:38毛ぬき岩−10:41分岐−10:53三角点−10:56前岳山頂−11:00展望のある岩11:06−11:09前岳−11:12三角点−11:27分岐−11:33岳山11:36−11:45稜線分岐−12:02登山口−12:06駐車位置
岳山(だけやま739m)は 「ひろしま百山」に記載の山 巨岩,奇岩の点在する堂々とした山と紹介されている
草刈りをしている地元の方に登山ルートを確認 念には念を入れる林道を登って行くと間もなく登山口の記載があり そこから登山道に入る せせらぎの音を聞きながら登ってゆく 登山道は桧や松の樹林帯 せみしぐれや小鳥の声も聞こえてくる 暑さの為か小鳥の鳴き声は心持ち勢いが弱い
ひときわ大きな岩が見えてくる ガイドブックで言う巨岩のようだ 樹林に囲まれた中に岩があり 何かミスマッチの感じがする 岩を過ぎると登りが急になり汗がしたたり落ちてくる ルートには適宜案内があり心配する所は無い
稜線分岐の案内に従い左に行くとすぐに六部岩が現れる 二段重ねとなった岩だ 六部岩を過ぎ 尾根を登ってゆくと ぬすっと岩への分岐があり 下ってゆく 岩の左手から回り込むように急斜面を降りてゆくと ぬすっと岩の標識がある 堂々とした岩だ 岩と岩のあいだを通り抜けてゆける 通り抜けて岩を巻くようにして登ると先ほど降りてきた位置に出る そこはこれらの岩の丁度真上に当たっていた 岩には樹木が生えており 岩肌の全体が見えないので ぐるっと廻ってやっと実態が掴めた 木々の合間から町や山並みがかいま見えたが眺望はきかない
ぬすっと岩から分岐に戻り 尾根を登るとすぐ岳山の山頂である 南側の樹間から蛇円山と思われる山が額縁に挟まれたように見える それ以外は眺望はきかない
山頂から前岳を目指す 尾根を南の方角のルートを行く 分岐には前岳縦走コースの案内がある それに従い左にルートをとる すぐに大きな岩の上に出る 毛ぬき岩のようだ ここには標識が見あたらない ここも岩と岩の隙間を通って降りてゆく 幅広のリュックでは通り抜けが困難だろう この岩も見応えがある 写真を撮ろうとセットしたがシャッターがおりない どうやら汗で接点がおかしくなった可能性が高い 写真を撮るのをあきらめて先に進む
又分岐があるがここにも標識があり 前岳15分と記載がある 尾根を幾つか軽くアップダウンを繰り返しながら進む 不思議な事にセミも小鳥の鳴き声もしない 不思議な静寂の中を枯れ葉や小枝を踏む音だけ 何か微妙な生活環境の変化があるのであろう そうしている内に四等三角点に出るが前岳はまだ先 もう一つ先のピークにあたる 前岳のピークにあたる場所は標識があるだけで眺望は全く得られない ガイドブックには少し下ると絶壁の上に出る と記載があり 絶壁を目指す
数分下った位置に岩があり 眺望が得られる どうやらこの位置がガイドブック記載の位置のようだ 南に向いて180度のパノラマが広がり・・・・と説明がある 前面に山並みが広がり山頂に比べれば視界がぐんと広がる 同じような高さの山が連なって見える 星居山や蛇円山もこの山並みを形成しているのだろう ここでも写真撮影を試みたがやはりダメであった
岩の上の写真撮影を諦めて下山 尾根を戻り 岳山山頂を経由し往路を下る 急傾斜の斜面を降り なんでもない所でスリップ(岩の面が濡れていた) 足払いをされたように見事に倒れる 運悪く肩にかけていたカメラの方から倒れ カメラをどこかにぶつけてしまった 今度はスイッチも入らなくなってしまった これまで 雨に濡れたり 何回かころんだりした 95年9月から約4年修理に出す事3回 旧型で修理部品が無いと言われている その間,撮影した写真約230本(36枚撮り) 本当にご苦労様でした
国道2号で福山に 県道48から府中に抜ける予定でいたが 福山の芦田川を越えた所で 府中の案内があり 右折する車が結構いたので その車に習って右折した 芦田川沿いの道を行き486に乗る 486に乗るなら福山で182で行けば良かったと思いながら川沿いを走り なんとか486に乗る 府中の市内はまだ時間が早いのか流れはスムーズ 府中を過ぎてから県道24で上下に向かう 斗升のバス停を見つける バス停脇に岳山の案内があり バス停の裏の位置にも案内図がある 案内に従い進み 神社の鳥居をくぐるとまた案内がある 林道の舗装が途切れて間もなく 放置された廃車が見える その林道脇に空地がありそこに駐車させてもらう