駐車位置10:15−10:28二合目−10:35三合目−10:48五合目−10:55六合目−11:05三角点−11:13八合目−11:33分岐−11:39上蒜山山頂11:55−12:02分岐−12:17八合目−12:23三角点−12:30六合目−12:33五合目−12:41三合目−12:47二合目−12:58駐車位置
今日は上蒜山(かみひるぜん1200m)に花を訪ねる9/12に下蒜山を訪ねた しかし リンドウ ウメバチソウ ヤマラッキョウ センブリなどのお目当ての花に出会えなかった 昨年9/23に下蒜山を訪ねており 10日程の違いで出会えなかったようだ 昨年上蒜山を訪ねたのは9/6であった 上記の状態から時期が早かったのではなかったかと思い 今日訪ねる事に
牧場の中の路を行く ミゾソバ ツユクサ ゲンノショウコと見慣れた花が咲いている 女性が2人軽装で傘を持っておりてきた もう登ってきたのですか? と訪ねた所 二合目までで 雲の様子から雨が降りそうなのでおりてきた との事 運動靴でリュックも何も持たずに それでも良く二合目まで頑張ったものだ それはさておき 雲は垂れ込んできておりいつ雨がきてもおかしくない空模様
登山口から杉の木立に入る 二合目までは杉の木立の中の道 晴天でも薄暗い杉木立である 今日は曇天 暗さが増す 杉木立特有のヒンヤリした冷気が漂う この冷気が好きだ また杉下の柔らかい地面の感触が何とも言えない ルートは沢山の人が歩くので堅く テカテカになっている テカテカの路面を避けて可能な範囲で杉下の柔らかい感触を楽しませて貰う ここでは花は太陽光線に遮られ育たない
二合目に出る 杉の木立が無くなり 遮るものが無い 途端にいくつも花が顔を出す シロヨメナ ミヤマアキノキリンソウ ワレモコウ マツムシソウ オケラ タムラソウ キキョウ ツリガネニンジンと これらの花は二合目から三合目にかけて出会った花である 昨年の記録と比較してオケラ キキョウが増えている
更に登ってゆくと オミナエシ オトコエシ ニシキハギ ホクチアザミ サンインヒキオコシ ミヤマママコナが顔を出す ホクチアザミは昨年下蒜山で見つけた花だ 先週下蒜山では見られなかったが 今日は見落とす事がないほどあちこちに咲いている 1週間の差なのだろう
五合目からは雲の中 視界は10m程度 湿気を含んだ空気はおいしい 景色は見えないものの花を見るには支障が無い ツルニンジンを見つけた この花は見つけ難い 周辺の笹を除き 他の人が見つけやすいように
八合目は眺望の良い場所だが 今日は全く何も見えない 雨具に身をつつんだ夫婦連れが降りてくる 今日は生憎の天気ですねと挨拶を交わす 周辺には タムラソウ ダイセンオトギリソウ ヤマラッキョウが花を咲かす ヤマラッキョウの特徴のある花に出会えうれしい
八合目を過ぎるとブナ林に入る これから先は花は期待出来ない 唯一サンインヒキオコシが尾根の分岐手前に咲いている ヤマハッカとサンインヒキオコシの区別が難しい 葉の匂いをかいでみた ハッカの匂いがしなかったのでサンインヒキオコシと記載したが自信が無い ブナ林のルートはぬかるんでいる所が多く 滑らないよう 注意が必要
尾根分岐から上蒜山山頂までは数分の道のりなのだがルートには笹の葉が茂り 軽いヤブコギ状態 笹の葉は雨露で濡れており ずぼんはすぐにぐしょぐしょになってしまう カメラを濡らさないように頭の上に持ち上げ 笹の葉の雨露に触れないように進む 眺望も得られない山頂と知っていて ぐしょぐしょになってまで行かないでもよさそうだと思いながらも山頂に 案の定誰もいない
往路を下山する 五合目から雲の下に出 三平山など周辺を見渡す事が出来た
帰路 湯原温泉にて露天風呂を楽しむ 結構多くの人が入浴していた 雪の露天風呂は格別だとの話を伺う ここは無料 ぬるい湯と適温の湯とある
429経由で行く,天候が良くない 厚い雲に覆われている 櫃ヶ山は八合目辺りから雲に覆われ 登山口を通過した時にはパラパラと雨が降ってきた 幸い雨はすぐ止んだものの 心許ない 中和のトンネルを越えたら青空が待っていたという淡い期待も消えた 蒜山三座も雲がかかり 裾野が見える程度塩釜の冷泉の標識を右折,塩釜に入る手前で左折し道の駅蒜山に向かう 道の駅を過ぎて少し走ってから右折し 上蒜山の左手裾野に向かうと牧場(上蒜山登山口)にすでに2台駐車 上蒜山スキー場の駐車場から登ってきても良い