駐車場9:14−9:58八合目−10:01分岐10:10−10:20山頂10:29−10:37分岐−10:42鈴振岳10:52−10:57分岐−11:25駐車場
天候が不安定で予報を聞く度に変わる 天候不安定につき近場の成羽天神山(てんじんやま778m)を選ぶ登山道を行くとすぐに、鈴振岳が見えてくる 白いものが見える 雪がありそうだ 今日は雪に出会えないと思っていたが 雪はここまで来ている
渓流をまたぎ杉の植林を登る ところどころに白いものが見える 登るにつれ白い部分が増えてくる 石段を過ぎ 擬木の階段のところでは更に白さが増し 足元も雪面を歩くようになる 雪は夜間の冷え込みからか軽いアイスバン状況 滑らないよう注意しながら登る
汗がしたたり落ちてくる 2週間振りの登山で水分が随分溜まっているようだ 上着を脱ぎ 身軽になる
五合目辺りから雪道になる 思いがけないプレゼントに喜びながら登ってゆく 小動物の足跡がところどころに見える 小鳥のさえずりが聞こえる 幾種類か聞こえる ケンケンと鳴いているのは雉だろうか
登り道は擬木の階段が延々と続く 雪が増えてゆくにつれ 階段の段差がわからなくなってくる 雪が無い時は一段一歩のペースでぐいぐいと登ってゆくのだが 雪面は少し硬くなっておりスリップし易い アイゼンを履けば良いのだが そのまま歩幅を狭くとり 注意しながら登ってゆく
空が暗くなり 雪が降ってきた カメラをリュックの中に避難する
擬木の階段が終わり 鈴振岳への分岐に出る 休憩用のベンチには15cmほど雪が積もっている ここで軽アイゼンを履き先に山頂を目指す
人の足跡の無い雪道を 足跡を付けながら山頂へ 3年前に分岐にテープでマークをしたのがまだ残っている 近くに他の人がマークしたものがあり更に判りやすくなっている そこから山頂まではほんの少し
山頂に出る 一等三角点があるが眺望は全く得られない 雪に覆われており趣がある 着替えてから鈴振岳に
鈴振岳に出る 幸い雪は止む ピークには雪があり楽しませてくれる 明星崖も雪を抱いている 墨絵の世界だ
昼食休憩をここでとり 下山 軽アイゼンを履いての下りは快適 雪をしっかり爪で捉えペース良く降りる 雪が無くなると歩き難くなる 石段の手前で外す
今日は誰にも出会わなかった
いつものように180から313、そして県道33に右折し成羽川沿いを走る 冬の景観はどこか寂しい 昨年は県道33のこの辺りまで雪景色だったと思い出す 今日は雪は見えない