下蒜山



標高 1105m 難易度 ☆☆     登り55分 下り33分  岡山県
倉敷からの距離   118Km        登頂日 2000/11/25   ガイドブック  F

犬挟峠10:40−10:46尾根−10:55三合目−11:03五合目−11:09雲居平−11:15七合目−11:20八合目−11:27九合目−11:35山頂11:53−11:59九合目−12:05八合目−12:08七合目−12:11雲居平−12:15五合目−12:20三合目−12:24尾根分岐−12:26犬挟峠

登山
 下蒜山(しもひるぜん1105m)を尋ねる 紅葉は一段落 雲居平のススキの原を見に行こう

 このあたりの紅葉は終わり 木々の葉は落ち冬支度 一昨日の23日には大山が真っ白に冠雪した映像がTVで放映されていた(積雪20cmとの事) 雪が間もなくやってくる 今年の3月にここを訪ねた時の雪に覆われた状況を思い出す こうしてなんでもなく歩いているルートが雪に埋もり 笹などの背の低い木々は雪の下になり周囲が一変してしまう そんな事を思いだしながら登ってゆく

 尾根にかかると傾斜が次第に急になってくる 汗もポタポタ落ちてくるようになる 所々にロープがあるが今日は足場がしっかりしておりロープを使用する程では無い 五合目まで登ると傾斜は一段落しなだらかな登りとなると共に視界が開け 笹原が広がる ススキはもう穂が無い ススキの穂で覆われた山肌を見る事は出来なかった 雲居平から七合目まではなだらかな登り 七合目を過ぎると傾斜はきつくなってくる

 今日は身体が軽い ジグザグの登りをぐんぐんと足が伸び気持ち良く高度を稼げる 止まっていた汗がまた出だした 身体は正直に反応するものだとへんな感心をする 八合目を過ぎるとまたロープがあり急勾配となる ここもロープを使用せずに登る ここにはあの花が咲いていたと思い出す場所がある この下で次のエネルギーを蓄えているかと思うと不思議な思いがする

 やがて山頂に 山頂には二組6名の方がいた 入れ替わるようにして男性二人組の方が下山 4名は家族連れ 太陽は出ているものの風があり結構冷たい 寒そうにして昼食をとっておられた

 山頂からの眺望はファンタジック 中国山脈の山々が幾重にも重なり その合間に雲海が広がる これと言って特長のある山は無いがお互い調和しあって見事な風情を見せてくれる 大山の方は雲がかかり積雪の状況は伺えない 烏ヶ山から矢筈ヶ山 甲ヶ山などの一連の山々が見えるが色が無い

 昼食をとり 今日はここで下山する事に 太陽が影り冷たくなってきた 下りは急な所は注意し あとは重力に任せて走りおりる あっと言う間に犬挟峠に こうして走り降りても膝にこないのがうれしい



 湯原温泉に新設されたふれあい交流センターの温泉に浸かる 外気と接触出来ないのが残念


アプローチ
 岡山県の山に登るのは久しぶりだ 429を走るのも2ヶ月振り 倉敷を出る時に雨がパラパラときたがすぐ止む 降水確率0%の予報なのにと首をかしげ まあいいや と出かける

 足守あたりの小山がきれいに紅葉している 今の時期は麓の紅葉がきれいで 黄色く紅葉した銀杏や赤いもみじを思わぬ所で見ることが出来るのでうれしい 加茂川に来るとリヤウインドウやサイドウインドウが曇り一段と冷え込んでくる 旭町から県道30を行き落合に抜ける 落合の橋のたもとの気温が4℃ どうりで冷えているわけだ

 313に乗り北上する ガスが消え青空が見え太陽が顔を出す 勝山で9℃ 蒜山で15℃と気温がぐんぐんあがる 1時間弱でこんなにも気温の差が生じるのかとビックリすると共に太陽光線の持つエネルギーを再認識させられる

 犬挟峠の駐車場には7、8台の車がすでに駐車していた