駐車場10:07−10:15杉林−10:22石段−10:27擬木階段10:28−10:43石仏−10:54八合目=鬼の門−10:58山上駐車場−11:07山頂11:18−11:25山上駐車場−探鳥路−11:33分岐−11:37観鳥小屋−11:40分岐−11:45林道−11:51探鳥路入口−11:54鳥獣の碑−11:57山上駐車場−12:00天神神社−12:03鈴振崖12:14−12:25奇岩−12:51道交差−13:06分岐−13:12分岐−藪漕ぎ−13:30民家−13:35道路−13:51駐車場
今日は天神山(てんじんやま778m)を訪ね 観音滝ルートの気になっている部分の確認を行った周辺を見回すが全く雪の気配は無い この数日間3月末から4月の陽気が続き 降った雪も姿を消してしまったのだろうと判断し 雪の仕度をせずに出発する
雪が無いとこんなにも足が軽いのかといい気になって飛ばす 杉林 石段 擬木の階段と見慣れた光景が続く 石段にかかった辺りから汗が垂れてくる オーバウエアを脱ぎ登ってゆく 飛ばしたせいか判らないが足が重くなってきた 擬木の階段を一段一歩のペースで登れたのだが息が切れる 無理をする事もあるまいとペースを落し登ってゆく 途中で先に駐車されていた方だろう高齢のご夫婦に追いつく 軽く挨拶して先にゆく
あれこんなところに石仏がある ペースを落とした為だろう 周囲を見る余裕があり 岩をくりぬき、そこに石仏が祭ってあるのを見つけた
登ってゆくと少しずつ白いものが現れる 木の幹に薄っすらとおしろいをはいたように それが木の葉に広がり 斜面に広がり 歩くルートにも広がってきた とは言え歩くのには全く支障が無い そう言えば先ほどの方が木の幹にある薄っすらと白いものを指して 雪でしょうかね と話していたが ここではどんな会話をするのだろ
うか八合目の鬼の門も久々に覗いてみた 数メートル降りて岩の割れ目を見るのだが 今日はどうした訳か降りて覗く
山上駐車場にあるベンチにも薄っすらと白いカバーが 兎に角山頂を目指す 数メートル林道を歩き 標識のある地点から山道に入る ルートは日陰は雪が薄っすらと残っており 日当たりは消えている ここは気持ち良く歩けるところ
少し登って下るルートの途中に山頂に向う分岐がある 最初訪ねた時ルートを見つけそこねた所だ 2度目(1997/3)に訪ねた時にルートを見つけ その時に目印となるように樹木にテープを巻いておいたのだが もう5年近くになるのに まだ残っている 少しは役に立っているのだろう と 嬉しくなる
そこからは笹の葉がルート上を覆う 笹の葉には白いものが乗っている 露払いでは無く雪払い 膝から下がすぐに真っ白になる スパッツを履いてくれば良かったのにと判断を間違えてしまった
山頂で一息し 汗で濡れた下着を着替えてから 出発する
今日は時間的にも余裕があるので少し歩いてみようと 探鳥路と書いてあるルートを歩いてみる事にする 自動車道(天神林道)と並行するように山裾の少し下部にルートが付けられている この時期なので鳥たちに出会えなかったが 季節には色々な小鳥が飛び交うのであろう 探鳥路入口には小鳥の絵入り説明板があった
ルートはどんどん下ってゆく 傾斜は緩やかだ ゆっくり歩き 小鳥を探すには良いと思う 途中林道から降りてくるルートと合流する 更に先に行くと 小屋があるここが観鳥に用いる小屋なのだろう 更に先に行くとルートが怪しくなる 笹に覆われるようになってくる 分岐があり擬木の階段があるのでこの辺りまでが探鳥路として整備されたのだろう ルートはかなり笹に覆われている 笹の葉は濡れているのでこれ以上先に行くのは止めて 擬木の階段を登り 天神林道に出る 林道に出る手前にベンチや広場がある
林道を登る 途中に鳥獣の碑があった 平成5年11月吉日と碑に書かれていた まだ新しい 今度は、林道脇にアテツマンサクが黄色の花を咲かせているのを見つけた 高梁川賛歌でアテツマンサクの鮮やかな黄色と歌われている この数日気温が高い為に 咲く時期を間違えたのだろうか?
山上駐車場を通り 新装なった天神神社にお参りして 鈴振り崖に 天神神社の小さな社の中に先ほど登っておられたご夫婦がおられた
鈴振り崖で昼食休憩 天気も良く 暖か 視界もきく 雪に覆われた花見山 その右に真っ白に冠雪した大山 蒜山三座も雪化粧をしているのが見える 暖かいとは言えまだ1月 県北の山は雪を抱いている
昼食をとりくぐり岩のある奇岩に 奇岩から降りるのは恐い思いがするが 今日は登り 雪も無く 緊張はしたが問題も無く抜けてゆく あとは尾根伝いに降りてゆく 尾根をたどってゆけば良くルートを失う心配は無い 赤いテープがあちこちにある 昨年11月に訪ねた時は無かったように思う 誰かが附けたのだろう
幾つかのピークを下り 昨年11月に訪ねた時に道交差と書いたポイントに来る 確かにルートが付いているのが読める そこを左方向(県道が走る方向)に伸びているルートへ降りてゆく なだらかな下りである ルートはしっかりしている 所々に倒れた樹木がルートを邪魔しているがそう問題では無い
分岐に出る 山を巻くようにしたルートと下ってゆくルート 躊躇なく下りのルートを降りる また分岐 もう自動車道は見える あと少しだ 左の方向に向った方が道路に近そうなのでそちらにルートをとり降りてゆく 次第にルートが怪しくなる 戻るのもしゃくなので藪を漕ぎなんとか民家のあるところへ抜け出す 例のとげのある藪でありお勧め出来ない あれだけのルートがあるのだからもう少し良いルートがあるに違いない
飛び出した地点から坂本川に沿って上流の方角に歩き 川にかかっている鉄製の橋を渡り 県道に飛び出した場所は大字坂本110番 ここは大下 と電柱に表示があった 観音滝駐車場から二百メートル程登った場所 あとは県道を歩き 駐車場に 隣の車はまだ駐車していた
180号を高梁川沿いに進み高梁市市街地の手前で左折し313号に乗り、川上町から県道33号に乗る トンネルを二つ通り観音滝の観光駐車場から少し行くと 天神山登山道の標識があり駐車場が準備されている そこに駐車 すでに1台駐車していた