駐車場所11:02−11:19休憩小屋−12:101198mピーク−12:29山頂12:45−13:011198mピーク−13:28休憩小屋−13:38駐車場所
雪の泉山(いずみがせん1209m)は4度目になる アプローチが容易なCコースが便利だ登山口から雪があるので軽アイゼンを履き 輪カンジキをリュックにくくりつけ出発 登山口から正面を見上げると樹氷に覆われた山頂ピークが見える
熊注意の標識の所から林道を登ってゆく 車の轍が通っている 轍は10cm程沈んでいる 轍の上を歩いてゆく アイゼンの爪は路面に当たり石などで少し歩き難い
林道から泉山登山道の標識に従い山道に入ってゆく アイゼンの爪に木の葉が着き雪だまが出来やすく歩き難い なんでもない斜面でするっと滑ったりする 休憩所手前の斜面にロープが張ってあった こんな所ロープがいるのかなと思った途端するっと滑る なるほど滑り易いのかと納得する
休憩所の屋根には雪が数cm積もっている 太陽が当たればすぐにでも融けそうだが雲がかかっており日差しは無い
休憩所を過ぎるとルートは狭くなる 兎に角まっすぐ尾根を登って行けば良いので判り易い 積雪量は10〜20cm程度 最初のうちは枯れ葉がアイゼンに着いていたがそれも次第に無くなる でも雪だまが出来やすく 木などに足をぶつけ雪だまを落としながら登ってゆく
最後の急斜面に出る ロープが張ってあった 過去の記録を読み返してみたがロープの記述は無い 結構長い距離を張っている ロープの世話になること無く登ってゆく この辺りで振り返ると見晴らしが良いところがあるが 生憎見晴らしはきかない
この斜面の右側は桧の樹林 左手は落葉樹林 その間を登ってゆく 桧の枝には雪が乗っており 触れると枝に乗っている雪が落ちてくる 触れないよう注意しながら登ってゆくがつい頭の上の注意が散漫になり雪の洗礼を浴びる
1198mピークに出る 泉山山頂はガスに覆われ見えない 井水山の方面も見晴らしがきかない 尾根道の積雪量は20〜30cm程度だろう 輪カンジキを履く必要が無い程 今日は登山者がいないのだろう動物の足跡だけがついている
尾根道を山頂に向かう 1198mピークから山頂まで1時間をかけて深い雪の中を登った時を思い出す その時と比べ 積雪量は少なく ズボーと埋もれることもたまにしかなく実に快適に歩が進む 雪景色も素晴らしい 時折、雲の合間から太陽が顔を出し景観を引き立ててくれる
山頂に立つ ガスは消え、1198mピークが見えるようになってきた 山肌に樹氷が出来ているのが見える 周辺の山の眺望はきかない 風もなく日が差すと暖かく感じる程 下着を着替え 昼食をとり下山する
下山は登ったルートを戻る 踏み跡をたどってゆけば良く 歩きやすい 1198mピークからの視界が登ってきたよりきき 泉山山頂や井水山方面に続く尾根が見える 1198mからのロープのある急坂は蟹の横ばいで降りたがあとは快適 雪だまに気をつけながら無事下山
国道429〜県道159〜国道181〜院庄で国道179に乗る 179の整備が進み 院庄からすぐに新道に乗れるようになり随分走りやすくなった 奥津渓谷を抜けるルートもバイパス出来るトンネル工事が進められている暖冬で雪が少なくスキー場が困っているというニュースが放映されていたとおり 雪の姿は見えない 奥津渓谷に入ってやっと雪を見つけた
Cコース登山口には奥津温泉ふるさと物産店を過ぎてすぐの交差点を右折して越畑方面に向かう 路面に雪が見られないのでそのまま登ってゆく 日陰部分の対向車路面に雪が少し残っている所があったが特に問題となる所は無く 登山口に着く ここから先は路面は雪 登山口から少し戻った所に切開いた空地があるのでそこに駐車させて貰う