駐車場110:48−11:30白馬山頂11:38−12:03俣野ルート分岐12:06−12:08花12:13−12:18九合目−12:23山頂12:29−12:31九合目12:45−12:50八合目−12:55七合目−12:57花13:04−13:05六合目13:08−13:10五合目−13:12四合目13:13−13:18三合目13:21−13:24林道−13:31駐車場
今年の春は早い、カタクリの花が気になり毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる今日は4/3以来 半月振りの山登り 小鳥の鳴き声 せせらぎの音 この空気 土の上を歩く感触 実に心地良い 白馬山に向けてのルートを登って行く 15分程登ると汗がポタポタと落ちてくる
タムシバの白い花がルートに落ちている この辺りはタムシバがあちこちに咲いているはずと廻りを見回すがすでに落花してしまったのか見つけることが出来ない
高度をあげてゆくと視界が開け登山口の山の家が見えてくる 雪の時期だともっと視界がきくのにとその違いを思い描く 左手に毛無山山頂が見えてきてそれに連なる縦走路が見える 右手に土用ダムが見えてくる まもなく白馬山頂だ カタクリが咲いているか気になる
尾根道にあがるとすぐにカタクリが出迎えてくれる 可憐な花を咲かせている 白馬山頂から尾根道沿いに花が並んでいる 時期的には少し早いのか花の数はそう多くない 太陽の日差しが弱いのか花が開いていないのが結構目立つ カメラをセットして可憐なカタクリの花を撮る
尾根道には所々にカタクリが顔を出す 右や左にカタクリの花を見ながら尾根道を歩く 毛無山の春の姿だ 小鳥達も越え高々にさえずっている タムシバはここではまだ花を咲かせていた オオカメノキも咲き出した おや?賑やかな声が聞こえてきた 20名程の大集団と出会う 登山口にあったマイクロバスで来たグループだろう 白馬山までの時間を聞かれた あと10分程ですよと答える 彼らが通り過ぎまた静寂が戻ってくる
俣野分岐もカタクリが群生しているポイント ここも咲いてはいるもののまだ数は少ない これから更に咲くことだろう 俣野分岐から毛無山山頂へのルートはこれまたカタクリの道 ここは太陽が良く当たるのだろう 沢山のカタクリが花を咲かせている ルート上に花を咲かせているので踏みつけないよう足元を注意しないといけない
このルートで1ヶ所 キクザキイチゲが咲く場所がある 期待しながら進んで行くと女性が立ち止まって何か見ている 咲いていました キクザキイチゲが! その女性の方も今年も出会えたと嬉しそうにしておられた キクザキイチゲが咲いているのは九合目の標識の少し手前 昨年まではルートの岡山側に1輪咲いていたが今年は鳥取側にも数輪咲いていた 女性のかたも鳥取側に咲いているのを見るのは初めてと話しておられたので記憶違いでは無さそうだ 増えているようなので実に嬉しい
カタクリとキクザキイチゲに出会え実に嬉しい 花言葉を調べるとカタクリは初恋、キクザキイチゲは追憶との事 カタクリの淡い紫色 キクザキイチゲの消えるような青色は花言葉とマッチしている
山頂に出る 山頂には誰もいない 風が少しあり肌寒い 春霞か黄砂かぼんやりとした景観だ 大山ならびに大山に繋がる山並みを追う事が出来る 写真を撮り九合目の休憩所に降り そこで着替え 昼食をとる
快適なルートを小走りに降りてゆく 六合目付近にハシリドコロが咲いている 水場にはコチャルメルソウが変わった姿を見せてくれる 四合目付近ではエンレイソウが顔を出す 更に下ったところでエンレイソウの群落を見つけた これほど群生しているのも珍しい 三合目辺りからミヤマカタバミがあちこちに顔を出す 杉の木立の中で点々と白い花を咲かせている これらの花を楽しみながら下山する
駐車場に戻るとマイクロバスの運転手が話しかける もう行ってきたのかい? 児島を7時に出発してきたとの事 話ていると途中で出会った団体グループが丁度戻ってきた
新庄村の凱旋桜に立ち寄る 花が少し残り 若葉が出ている こうした景観も美しい
久々の青空 気持ち良く車を走らす いつものとおり429経由で旭町-県道30落合-313勝山-181新庄と走る 沿道の新緑が美しい 181沿道沿いに四季桜があるが花は終わりもう葉が出ている新庄で毛無山の標識に従い181を右折 登山口に向って坂道を登ってゆく 男滝から少し登った所にまだ桜が咲いていた 八重桜では無い ソメイヨシノのようだが随分と遅い開花だ
毛無山山の家駐車場には平日というのにすでに7台駐車している 丁度良い時期かもしれぬ