観音滝駐車場9:48−10:08登山口−10:23石段−10:24花10:30−10:35擬木階段−10:51石仏−11:00八合目=鬼の門−11:04山上駐車場−11:12山頂11:13−11:23天満神社−11:26鈴振崖11:55−12:06奇岩−12:17小ピーク−12:33道交差=12:35見晴良=12:38道交差−12:45右折−12:49左折−藪化−12:55右折−12:56分岐−13:00分岐右−藪漕ぎ−13:05尾根道−13:10尾根登り口−13:16道路−13:19駐車場
このところ余り天気が良くない 週間予報では今日の天気は悪く諦めていたが今朝見ると降水確率0%とのこと 急遽、近場の天神山(てんじんやま778m)を訪ね 観音滝ルートの再確認を行う観音滝ルートの下山口は観音滝の観光駐車場に出てくる ここに駐車し自動車道を歩く 約20分で天神山の登山口に着く 登山口の駐車場には先程私を追い抜いた車が1台 ご夫婦連れで登山準備をしておられた 登山口から少し登った位置から会釈を交わし先に登ってゆく
木々は葉をつけ 緑が濃い 鈴振崖が木々の葉に遮られ見難くなった ルート脇にはコガクウツギが白い可愛い花を咲かしている 花の名前がなかなか出て来ず メモには白い花と書いている どこでだか突然思い出し追記している 記憶を思い出すメカニズムはどうなっているのか不思議な思いがする
ヤマツツジが橙色の花をつけている ヤマフジと桐の花が同じような色合いで花を咲かせている 足元にはウマノアシガタが黄色の花を咲かせている
昨夜来の雨の為か渓流の水流は多い 渓流をまたぎ進んでゆく 植林の中を抜けてゆくと 石段にかかる この辺りはルート上に水が出ていて小さな流れが出来ている ヒメレンゲが咲いている 登るにつれヒメレンゲが増えてくる 渓流の中にある岩場にびっしりと咲いていた 実に見事だ またコチャルメルソウも特徴のある形を見せていた
石段から儀木の階段になる この辺りはあまり花が無い それでも時折キランソウがルート上に咲き ヤマツバキの落花が彩りを与えてくれる こうして見ると結構ヤマツバキの木がある
石仏を過ぎ更に儀木の階段を登ってゆく 花が終わったエンレイソウを見つけた 山頂駐車場から天神山の山頂に向うルートに入ってゆく ここは好きなルート 木々が美しく ルートの土の感触が良い ここでもコガクウツギが花を咲かせガマズミも咲き始めていた
目印をつけた木を左に見て 笹の葉がルートを覆う小道を行く 笹の葉がまだ濡れているところもあり足元が大分濡れてしまう すぐに山頂に出る 三角点にタッチし鈴振崖に向う
天満神社入口に石の鳥居が出来 狛犬が一対座っていた 鈴振崖に向うルートには新緑に輝くモミジの葉が美しい 岩場にはヤマツツジが花を付けていた
鈴振崖で昼食休憩をとる 休んでいると駐車場で会釈したご夫婦が登って来られる 早島から来られた由 天気が悪いと思ってあきらめていたがそこそこの天気なので掃除を途中で止めて出て来られたとか 天気予報がいつも気になると気持ちが通じ合う 観音滝ルートを試みられたようだがいずれもルートを見つけられなかったとの事 一緒に着いていっても良いかと問われたが最後はヤブコギ状態のところがあり遠慮して戴いた
お先に失礼し鈴振崖を降り、次いでくぐり岩のある奇岩にかかる岩場を登る 緊張する瞬間だ ここの岩場は登るのはなんとかなるが下るのはいやらしい そういう訳で天神山の下りにこのルートを選ぶようになる 岩場を登ると先程のご夫妻がこちらを見ておられた 手を振って挨拶する くぐり岩?をくぐり抜け難関を突破する
後は尾根伝いに降りてゆく 小ピークを越えてゆく 所々にテープが付いているからルートの確認が出来る やがて道が交差しているところに出る テープはルートを 直進するように付いているので取り敢えずそれに従い進む 見晴らしの良い所に出るがそこからのルートはあまり明確でない ここを降りるとイバラが待っているので降りるのをやめて 先の道が交差している所に戻る
道が交差しているところを県道の方角に向けて降りたことがあるので今回もそこを降りてゆく わりとしっかりしたルートが付いている 倒木が所々にあり避けながら降りてゆく ルートは大きく右に曲がり尾根から分かれる ルートに従って降りて行くと植林帯の上部に出る 植林帯の上部を降りて行くがこの辺りは大分藪化しており前回と様子を異にしている
ついにルートが見えなくなる トゲのある草木がありいやらしい 渓流の流れが聞こえ細流が草の間を縫うようにして流れている 確か谷筋を降りていった記憶があるルートと思われるところにはフキが繁っている 足元に注意しながらフキが繁っている所を降りてゆくとルートにぶつかる 私の記憶に誤りは無かった
ルートを降りてゆく 2ヶ所程分岐がある 前回分岐を左に降りてゆきイバラの藪に悩まされた 今回は右に行く ルートは怪しげになってくるが山の斜面を巻くように付いているように見えるのでそのルートを追う ルートは尾根道にぶつかる 尾根道のルートは観音滝ルートのようだ ここも随分藪化している 軍手をはめ ストックを準備し尾根を降りてゆく すぐに観音滝ルートの尾根取り掛かり点に降りる 後はルートを左にとり 右手に降りるルートを見つけ降りてゆく 幸い藪化してなく その後は支障なく観音滝に行く遊歩道に出る
遊歩道に飛び出した地点は石像があり 石像の左手にルート表示が新しく出来ており 天神山と書いた小さな標識が付いていた
今回もわずかながらイバラの藪を通る事となってしまった
下山後無明谷に寄ってみた この時期どのような花があるか期待していたがお地蔵様のすぐ側にシャガ オドリコソウ ラショウモンカズラが咲いていた 無明谷まで訪ねたがオドリコソウ ヒメレンゲに出会えた程度で余り花は咲いていなかった
180号を高梁川沿いに進み高梁市市街地の手前で左折し313号に乗り、川上町から県道33号に乗る トンネルを二つ通り観音滝の観光駐車場に駐車する