駐車位置9:29−9:40みそぎ橋−9:44石の鳥居−9:45一の渡−9:48稲荷神社9:50−9:56二の渡5:57−10:07滝神社10:09−10:18分岐=10:25奥の院滝10:39=10:45分岐−10:52五合目−11:14_500m−11:15八合目11:20−11:31尾根分岐−11:36山頂11:57−12:01尾根分岐12:07−12:14八合目−12:15_500m−12:24五合目−12:29分岐−12:30水場12:34−12:38滝神社=12:41雌滝12:53=12:57滝神社−13:03二の渡−13:06稲荷神社−13:08一の渡−13:10石の鳥居−13:12みそぎ橋−13:20駐車位置
滝山(たきやま1197m)は4度目になる だが滝山を滝神社から登るのは2度目でまだここを下った事が無い 今日はここを下ってみよう滝神社への取り付け道路を行く 砂利道である 先に行った車が渋滞しているかなと思いきやその姿は無い どうしたのだろうと思いながら滝神社の駐車場に着いてしまった 20台以上は駐車出来そうな広い場所に7台駐車している そのうち5台が固まって駐車している なんだこのグループがお互いを確認しながら走っていたのか
みそぎ橋を渡り駐車場から滝神社に向かう登山道に入ってゆく 右手には渓流の音が聞こえる しっとりとした道だ ここを訪ねてから6年になりこの辺りの景観はすっかり忘れている 石の鳥居を過ぎ 一の渡 二の渡 と抜けてゆく この渡と書いてある渓流にかかる木の橋は新しいようだ
二の渡を越え 渓流を左手に見ながら登ってゆく 石段になる 石が濡れており下りは滑らないようにしないといけないなと思いながら登ってゆく やがて前方に滝神社が見えてくる 滝神社には沢山の人だかり 7台の車でやってきた人達だろう
団体が休んでいるのを幸いに神社の左手にある登山道をお先に登ってゆく ここから登山道になる 大きな杉(三光杉)を背にして登ってゆく ヤマアジサイが顔を見せてくれた ルートに接するように咲いている
分岐を奥の院滝に行く ルートの道幅は更に狭くなりルート脇に生えている草についているしずくがズボンに付着する 奥の院滝の標識がありその先に滝が見える 瀬の中の石伝いに滝口に近づく 滝はふた筋に分かれふりそそぐように流れている 水量は多くないが神秘的な雰囲気がある 滝口に咲いているヤマアジサイも潤いがある 滝神社で休んでいた人達はどうやらこちらには立ち寄らないで登ってゆくようだ 前回訪ねた時のメモを見ると 奥の院滝は大した事はないと書いているが 今日のようなしっとりとした天気の時はなかなか風情があると感じた
分岐に戻り 滝山を目指す ここからのルートがきつかった記憶が残っている カメラが汗で濡れないようにリュックに入れ登ってゆく 結構急な登りではあるが草木を掴まないと登れない程のものでは無い この程度ならまあまあかなと思いながら登ってゆく 途中で分岐がある あれ? こんな所に分岐? 確か一本道だった記憶がある 新しいルートを遠慮して古い 直登気味のルートを行くと 今度は新しいルートが合流してくる そうか 直登ルートに沿うようにしてジグザグに新しいルートが出来ているとわかる そうして見て行くと 殆どのルートに巻き道が出来ている
五合目を過ぎると傾斜もゆるくなる エゾハルゼミの鳴き声が聞こえてきたがすぐに聞こえなくなった 花は無い 小鳥の鳴き声が時たま聞こえてくる 汗をポタポタ垂らしながら登ってゆく
山頂まで500mの標識があり 少し登ると八合目に着く そこに先ほどの団体が休み時間を終え 出発しているところ ここからのルートは急勾配になってくる そのまま追いついてついてゆくのもペースが合いそうもないし 追い抜くには場所が悪いし人数も多い 5分程休憩してから登ればマイペースで登れるだろうと一息入れることに
思ったとおり急勾配が続く おまけに足元が悪く滑りやすい 下りは軽アイゼンを履こうと降りるときの手段を考える 登り勾配がゆるくなると尾根分岐に出る 右那岐山 左滝山の表示があり左にルートをとる
ここからは楽なルート 丸太の階段になっている 階段は歩幅を合わせるのがいやらしいがここはあまり支障とならない ササユリがピンクの花弁を見せてくれその新鮮さに大喜び そうこうするうちに先の団体の後についてしまったが丁度山頂に到着
山頂は大賑わい 新しい展望台が出来ている 2年前には無かった 展望台は日本原の方面が俯瞰出来るようになっており その前面にある樹木も切り倒され展望を得られるようになっている 団体は揖保川山遊会で24名で来られたようだ メンバー同志で賑々しく話しをしていた 狭い山頂はいたるところ人の塊 こんな事もあったのだと彼らが休憩しているところを背景に記念写真を撮る
昼食をとり下山する 尾根道の途中でササユリを見ていたら那岐山から縦走してきたという方と出会う 縦走路ではササユリが随分咲いていましたとの事 滝山まで行き戻ると話しておられた
尾根分岐の所で軽アイゼンを履く おかげで滑りやすい八合目手前の急坂も無事こなす 八合目から五合目は歩きやすく小走りで降りてゆく 五合目過ぎてまた男性と出合う 駐車場にマイクロバスがいて那岐山から縦走するパーテイを待っているそうだと教えてくれる 24名の団体にマイクロバスの団体が滝山の山頂で一緒になったらすごい事になるだろうな この山も結構賑わっている
滝神社に降りて雌滝と標識があるので訪ねる ここもヤマアジサイが見事に咲いていた 滝はたいしたことはない 途中に展望所という場所があり日本原の那岐池を俯瞰する事が出来る
滝神社に戻り 石段を降りてゆく 滑りそうだからと注意しながら降りるがそれでも足を滑らし右足の上に尻餅をつく こわごわ体勢を戻し 足首に異常が無くほっとした 登山靴が足首を保護してくれたようだ
429経由で走り津山の手前で53に乗る 日本原自衛隊前のバス停を過ぎ滝本の信号のある交差点を滝神社の案内に従い左折する ここから登山口まで4Kmだ 那岐池の手前から砂利道に入る 2年前に訪ねた時迷ってしまい那岐山の登山口まで行ってしまった 那岐池手前に案内図があるがそれを頭に入れていてもわかりにくい 心配しながら走ってゆくと滝神社と書いた標識が要所要所にあった これが無かったらまた迷いそうだった滝山の登山者はあまりいないだろうと思っていながら車を進める 自衛隊の車の後になりゆくっりと進む 滝神社に向かう分岐で自衛隊の車と分かれる その前を3台の車が行く あれ? 3台も繋がっている しばらく走ると車は止まり その先に数台の車が止まっているのが見える エ! こんな所で糞詰まりになったら大変と慌てて車を後進させエスケープする 今日は毛無山の山開きのニュースを聞いていた 滝山も何か行事があるのかな? と考えながら、後続が来ない事を願いバックしてゆくなんとか後続が来ないうちに滝神社に向かう分岐まで戻る 分岐の近くの空地に駐車する ここは以前にも駐車した事がある