駐車位置9:52−10:15登山道_下宝珠0.6Km10:20−10:36下宝珠−11:02中宝珠−11:20写真11:24−11:42上宝珠11:50−12:10ユートピア分岐−12:21山頂12:46−13:00ユートピア分岐=象ヶ鼻13:37=13:44ユートピア分岐−14:00上宝珠14:05−元谷−15:10駐車位置
この時期になると大山三鈷峰(だいせんさんこほう1516m)のユートピアのお花畑が気になる 週間天気予報では明日から崩れそうだ 天気が良い間に訪ねておこう30℃を越える日差しの中 中の原のゲレンデを登ってゆくのはきついので元谷の工事用自動車道を行き 下宝珠越えから登ってゆく事とした 自動車道は砂利道の所もあるがコンクリートを打った所が増え歩きやすくなっている 道路脇にはソバナがあちこちで咲いている ヤマジノホトトギス オトギリソウも時折顔を見せる
下宝珠越え登山道に入る ブナ林が急な斜面に広がる ここから見るブナ林は好きな景観だ ヤマアジサイのシーズンには見応えがあるが今はシーズンオフ 勢いが無くなった花が所々残っている 急斜面を登ってゆくと ソバナ ヤマジノホトトギス カニコウモリと顔を見せてくれ下宝珠越えの尾根に着く
この尾根道がまたブナの樹林が良い 残念ながら太陽の日差しが隠れコントラストの良い景観が得られなかった ソバナが咲き オオカメノキが赤い実をつけている 地味なカニコウモリも咲く準備 ホツツジも顔を見せる ヤマジノホトトギスは幾つも花をつけている ミヤマアキノキリンソウも顔を出してきた おや?ヤマツツジがまだ咲いていた 三鈷峰が左手に見えて来る 見慣れた景観だがいつ見ても良い 続いて右手に大山の北壁が見えてくる
中宝珠越えを過ぎる ホソバノヤマハハコ エゾノヨロイグサと花の種類が違ってくる 谷筋で咲いているヤマアジサイはまだ紫色を示している ノリウツギ シモツケソウ コバギボウシ ナンゴククガイソウが顔を出す シモツケソウやナンゴククガイソウが顔を出してきた事でユートピアのお花畑に期待を寄せる
上宝珠越えまで来ると厳しい登りの部分は無い カメラのレンズを花バージョンにし三脚に取り付ける シモツケソウ サラシナショウマ ソバナ ヤマアジサイ カニコウモリ クサボタン ナンゴククガイソウ エゾノヨロイグサ ホソバノヤマハハコ ホツツジ キュウシュウコゴメグサ ダイモンジソウ ノリウツギと次々に顔を見せてくれる
ユートピア分岐を左にとりひとまず三鈷峰を目指す 分岐のそばにイヨフウロウが咲き ここからの尾根道はお花畑だ シモツケソウ ナンゴククガイソウを中心にしたお花畑を見る事が出来る このルートはどちらの花もまだ色相が薄い ホソバノヤマハハコ キュウシュウコゴメグサ アザミ シモツケ エゾノヨロイグサ トモエシオガマ コバギボウシ ホツツジ コオニユリに出会う コオニユリは山頂で出迎えてくれるように咲いていた
山頂には誰もいない 途中で出会った方がいたがどうやらユートピア小屋や象ヶ鼻の方に行かれたようだ 何人か休んでいる人を見る事が出来る この前ここを訪ねた時も三鈷峰の山頂に行けるのですか? 危険ではないのですか? と尋ねられた事がある 鳥取西部地震後一時登山出来なかったようだがその情報がまだ伝わっているようだ 特に危険な所は無いので足を運ばれると良い
汗びっしょりになったシャツを着替え 昼食をとる 山頂に咲いていたコオニユリ ホツツジ シモツケ等の花の写真を撮る
三鈷峰から象ヶ鼻のルートはお花の道 ユートピアのお花畑が広がる ユートピア小屋に向ってゆくとシモツケソウの色が鮮やかになってくる またナンゴククガイソウも紫の花をつけている シモツケソウとナンゴククガイソウが特に素晴らしい エゾノヨロイグサがあちこちで顔を見せ お花畑にアクセントを付けてくれる
花の写真を撮りながら象ヶ鼻に出る 女性が一人休んでおられた リュックが2つあるので連れ合いは尾根を先に行っているようだ 話をしているとなんと倉敷の方 鍵掛峠に車を置いて振子沢から登ってきた 登りのルートを見つけられなくてヤブコギで登ってきたとの事 そんな話をしていたらご主人が戻って来られたので一緒に記念写真を撮ろうとカメラに収める あとは白山と同様 岡山の山と検索してやまもとのホームページを見つけメールをくださいと話す お二人は沢滑りをおりあとはタクシーでと話しお先に失礼と降りてゆく
私も降りようとしていたら尾根伝いに若い男性の方が降りてこられる 明日から天気が崩れるというので休みをとってやってきた等と話をする 前後するようにして象ヶ鼻を降りてゆく 私は目星をつけた花の写真を撮りながら降りてゆく 途中で男性の方が追いついて来られたのでルートを譲り先に行って貰う クサボタン等の写真を撮り上宝珠に着く
上宝珠では先の男性がスパッツを取り付け砂滑り対策をしている 私も三脚をカメラから外し両手が使えるようにし カメラのレンズも景色バージョンに変更して砂滑りを降りる準備をする そうこうしていると先に降りたはずの夫婦連れがやってくる ヒュッテの中を見ていたと話しておられた 期せずして4名が一緒になり前後するように砂滑りを降りてゆくこととなった
男性が一番先に準備を終え降りてゆく 少し間を置いて私が降りる その後をご夫婦連れが降りる 砂滑りの場所に出ると すでにかなり滑り降りた先の男性が様子を見ている 大丈夫だよと手を振る こうして降りてくると何か連帯感みたいなものが生まれてくる ここまで一緒に降りてきたのなら鍵掛峠まで送ってあげようとその男性と話す それは良い タクシーが上手くつかまるかわからないからとサポートが入る 遠慮していたご夫妻もそれでは甘えるかといいそこからは4人連れで降りてゆく
男性の方は松江から来られ大山寺の駐車場に入れているとのことだが工事用自動車道を神社を過ぎる所まで一緒に降り そこで別れる ご夫妻は鍵掛峠まで送る 今晩は蒜山に宿をとっているとか
帰宅したら松江の男性からメールが入っていた
翌日には倉敷のご夫妻の方からメールが届いた 嬉しいことだ
総社で180に乗る 平日は180に乗るまでが結構混雑している 総社大橋は混雑しているので避けて180に乗る 高梁の市街地入口も何回か信号待ちして通過 それ以降は特に問題なし 明地峠のトンネルを越える 大山が雲一つ無い形で見える 今日は天気が良さそうだ 高尾から181に乗り 溝口から県道45で桝水ヶ原を経由して大山寺に そして県道30で豪円山の駐車場に 車を入れたら有料との事で避け道路脇の空地に駐車させて戴く