なめらの行者10:01−10:13登山口−10:19三の沢−10:20駐車場−10:23ニの沢−10:26不動の滝10:32−10:40鐘懸の行者10:44−10:46石小屋_2000m10:49−10:56分岐(大馬鹿門コース分岐)−11:04滝11:05−11:06分岐(一般コース分岐)−11:18ロープ−11:23胎内くぐり11:29−11:32股のぞき−11:36写真11:39−11:44行者窟−11:57ロープ11:59−12:01熊落し行者−12:12合流_330m−12:23山頂13:08−13:15分岐−13:43瀬13:48−13:50合流(行者コース)−13:54沢13:58−14:02合流(大馬鹿門コース)−14:14不動の滝−14:18駐車場−14:35なめらの行者
この時期に後山(うしろやま1345m)の行者コースを訪ねるのは初めて 木陰の中のルートだが結構きびしいだろう簡易舗装された自動車道を登ってゆく なめらの行者の所まで車で入れると随分と楽だ すぐに登山口の標識がある そこで自動車道と別れ山道に入る ここに車が一台駐車していた
三の沢と書いた標識のある所を抜けるとすぐに駐車場に出る ここには10台程度駐車可能な割と広い駐車場がある ここにも1台駐車していた 駐車場から登山口にあたる位置に登山ルートを紹介する案内板がある これから登ろうとする行者コースと一般コース並びに大馬鹿門コースの3コースがある
不動の滝 鐘懸の行者 石小屋と標識のあるスポットが続く 今日はゆっくり登ろうとスポット毎に近づき写真を撮る 薄暗いので20〜30秒と夜景なみのシャッタースピード果たして写真は撮れているのだろうか? 不動の滝から登ってゆくとここは紅葉が良い場所 そう思って木々を見ると 木々のスタイルも良く かえでの葉が美しい 太陽光線が出ていればずっと素晴らしいのだろうが残念だ 足元にママコナが咲き始めていた 石小屋の近くでウバユリを見つけた 花があまり見られないので少しでも咲いていると嬉しい
石小屋を過ぎた所に大馬鹿門ルートとの分岐がある 分岐を左にとり一般コース(行者コース)を行く 沢にかかる 朽ちた標識に四の沢とあるが 三の沢 二の沢と登ってきたので一の沢ではなかろうかと思っているが良くわからない 石ころの中をルートを選び左手の方向に登ってゆく(登山道の標識有り) 小さな滝があり渓流を渡ると一般コースと行者コースの分岐に出る
分岐にある標識に従って行者コースに入ってゆく ここで注意しないといけないのは左手に登ってゆくロープのあるルートを見逃さない事である 足元だけみてルートを追ってゆくと見逃す可能性が高い 見逃すとその先も迷い道のように足跡があるので一番の要注意個所(一度迷った経験あり:迷ったらルートを戻る事が肝要) 足元は石ころがゴロゴロしており土道のようにルートがはっきり見えないから留意するよう
ロープのあるルートを見つけ左手に登ってゆく 結構急な登りでありロープが無いと怖い 足元の岩は濡れているので滑らないよう留意 しっかりロープを確保しながら登ってゆく 胎内くぐりと書いた奇岩を過ぎて 最大の難所がセリ岩 岩の隙間を登ってゆくルート ロープの使い方 身体の向きがポイントになるようだ 以前ここを登るのに難航しどうしようかと思った事もあったが 今回は経験が生かされたのか わりとすんなり登る事が出来 我なりに感心した 登った所が股のぞきと言われる場所 そこにツルリンドウが可愛らしい花を咲かせており感動を新たにした
まだ急な登りは続く ロープが連続してセットしてある 足元も濡れた岩場 ロープをしっかり確保し登ってゆく 熊落とし行者まで登るとロープの連続区間は終了 でも登りはきつい 笹の葉を掴みながら登ってゆく そして一般ルートと合流する
合流すると一度にきつさから解放される ルンルン気分ではあるが足は思うように運ばない 疲れを癒すように一歩一歩歩みを運ぶ ここでもルート脇にツルリンドウを見つけた
山頂に出る 山頂は結構にぎにぎしく会話が弾んでいる 男性二人とご夫妻の4名 氷ノ山はどっちだろうかと言う会話がありそれを機会に会話に割り込む 男性は姫路の方と倉敷の方 ご夫妻は久米南町の方 男性のお二人は岡山県のキャンプ場の登山口で一緒になりそこから一緒に登ってきた由 途中でルートを失い ヤブコギで尾根まで出たと大奮闘された様子を話して戴いた 兵庫県側のルートをご存知ないようなので簡単に登山口へのアプローチを説明する 一緒に記念写真を撮る 例の如くホームページへのアクセス方法を話し メールを戴けるようお願いし別れる
山頂で下着を着替える 汗をしぼると濡れタオルを絞るように汗がしたたり落ちる久々に随分と汗をかいた 麦茶のおいしい事 持参した900mlをそこですべて飲んでしまった
山頂からの景観は今一 三室山は良く見えるが氷ノ山は稜線の一部が薄っすらと見える程度 でも判別出来たのであそこだと説明する事が出来た 山頂にもツルリンドウがひっそりと咲いていた
下山は一般コースを降りる 紅葉の時期は大馬鹿門コースをお勧めする 下りは快適 小鳥の鳴き声も聞こえてくる 途中瀬を越える所がある 上流から渓流が滝のように流れてきており見栄えがする 瀬を越えたらすぐに行者コースと合流した
後は登ってきたルートを降りてゆく 駐車場からは自動車道沿いに降りていった ルート脇にマツカゼソウが咲き始めていた
国道2号を姫路方面に走る お盆休みの影響か比較的順調に車が流れる 県境のトンネルを抜け兵庫県に出て間もなく 上郡の標識に従い県道5号へ左折する 上郡駅付近の道も難なく抜ける 上郡を抜け 373に乗り北上する 智頭鉄道が右に見えるようになってから間もなく久崎の信号のある三叉路を南光町方向に右折 千種川沿いを走る この道は交通量も少なく千種川の景観も良く好きなルート南光町に出 179を少し走り 県道53へ左折、次いで県道72に乗り北上する 千種で429と交叉する 千種の街中を抜け 千種川沿いを走ると左手に観音様が見えてくる千種川を渡った(松の木橋)左手に大きな案内板がある 教霊山登山口と書いてある ここが後山の兵庫県側登山口だ
登山口から登山道を入ってゆく なめらの行者の所の空地に駐車する ここから先は関係者以外侵入ご遠慮くださいとの表示があるのでここまでとする