泉山



標高 1209m    難易度 ☆☆    登り109分(Bコース) 下り99分(Aコース)  岡山県
倉敷からの距離   94Km        登頂日 2002/09/20   ガイドブック  F写真 音訳日記削除

駐車位置9:27−9:38分岐−9:45登山口Bコース_3.5Km−10:12岩−10:21急登4度目−10:42よぼし岩−10:48尾根合流−11:02中央峰_1198m−11:15山頂11:44−11:58中央峰_1198m−12:09分岐−12:17井水山=12:18のぞき岩12:23=12:25井水山12:29−12:451035m点−12:54福ヶ乢−12:57オタカラコウ12:59−13:05水場−13:10水場13:12−13:25登山口Aコース_4.5Km−13:31登りの道路と合流−13:39駐車位置

登山
 前日の三原山登山が不完全燃焼だった事もあり、引き続き泉山(いずみがせん1209m)を訪ねる 今日はBコースを登りAコースを降りる

 駐車場の所に案内図がある 以前訪ねた時に実際と違っていたように思ったのを思い出し確認する やはり記憶どおり違っている 丁度その時、地元の方が歩いて来られたので この図は違っていませんか? と尋ねると図を見て 違うね 昔はこの林道が無くてBコースに行く手前でAコースへの細いルートがあったが 今は林道が出来たから変わっている と説明して戴いた(帰宅し奥津町の観光課にメールをしておきました)

 駐車場の廻りにはツリフネソウが咲いている この時期はツリフネソウが多い ミズヒキ ヒヨドリバナ キンミズヒキ ノギク アキノキリンソウ イヌトウバナ オトコエシ ハギ コウヤボウキと次々と花が顔を見せてくれる

 分岐をBコース健脚向きにとる 分岐からBコース登山口まではいつもは草が繁っているのだが今日はきれいに刈られていた どうもありがとうございます

 Bコース登山口にはここにも健脚向き3.5Kmと書いた標識がある 早速急勾配が待ち受けている そう長くはないので息がつける 樹林の中のルート 瀬音が聞こえる 小鳥の声が時折聞こえてくる 花はほとんど見られない わずかママコナがポツポツと咲いていた 急登を三回登り 四回目に正面に大きな岩が現れる 右に回り込むようにして登る 急登はまだ続く 一歩一歩踏ん張り腐葉土に足場を確保しながら登ってゆく しばらく急登に耐えると傾斜がなだらかになり一息入れる事が出来る でも息があがり汗がしたたり落ちる

 息が戻らないうちに最後の急登 ここを登り 少しゆるやかになった先に急な岩場にかかる ここがよぼし岩(烏帽子岩の意?)のようだ 岩場にはバイパスルートがある 降りる時はいつもバイパスを行くのだが今日はそのまま登ってみた 少し急斜面の岩が出ているルートという感じでそう怖いこと無く登る事が出来た

 このあたりにはホツツジが咲いていた ここから傾斜はこれまでのようなことは無く歩を進める事が出来る 尾根道でAコースと合流する この合流点によぼし岩200mと書いた標識があった

 尾根に出るとぐんと楽になる でも登りにかかると足が重くなる Bコースの負担が残っているようだ ルート脇には ホツツジ アキノキリンソウ オトギリソウ ツルリンドウ ホソバノヤマハハコが所々に顔を出す アキノキリンソウが一番多いがまだ咲き始めで背丈も低く花の数も少ない これからどんどん大きくなって来るのだろう

 1198mの中央峰から山頂までの尾根道はいつも花が豊富 9月に訪ねるのは初めてでどのような花が顔を見せてくれるか期待していたが シロヨメナ アキノキリンソウが所々に咲いていたがそう多くはない ツルリンドウ オミナエシ テンニンソウ ヤマジノホトトギスをなんとか見つける事が出来た程度 尤も ルートに繁っていた熊笹が切り払われていたのでその時に切られた花もいたかも知れない

 山頂広場に出るがここにも花は見られない ダイセンキスミレの葉がまだ沢山残っているのを見る事が出来た 昼食をとり下着を着替える 絞ると汗がしたたり落ちたこれだけ汗をかいたのも久し振りだ

 下山はAコースを降りる 井水山でのぞき岩に足を伸ばす 岩から奥津の町をのぞく事が出来る 下から見ると特徴のある岩が見えるがここからは岩の全貌は見えない 井水山を降りてゆく サラサドウダンやベニドウダン シャクナゲの良い所なのだが今はママコナが申し訳無さそうに咲いていた

 1035mの標識を過ぎると樹林を抜け 太陽の日差しを受ける南の斜面のくだりになる ここもいつも花が多く期待していたのであるがほとんど咲いていない 草刈の影響があったのだろうか わずか オミナエシ ホソバノヤマハハコを見つける事が出来た

 福ヶ乢から樹林のルートに入る いつも湿って水が出ている場所でオタカラコウが堂々とした花を咲かせていた そのすぐ横にビッチュウアザミが咲く 少し降りてゆくと水場に出る ここから再度水場の表示がある区間はテンニンソウが群生している下の水場の周辺ではタンナトリカブトが幾つか花を咲かせていた 喜んで写真を撮る

 水場を過ぎると後はママコナが時々顔を出す程度で登山口に降りる ここから林道を降りてゆく Bコースへの分岐点までにオトコエシ ツリフネソウ アキノノゲシ ハギ アキノキリンソウ イヌトウバナ サンインヒキオコシなどに出合う



アプローチ
 いつものように429を行く 休み乢トンネル出口からの泉山は今日は霞んで見えない 県道159を経由し久米で181に乗り、院庄で179に乗る 奥津中学の所を泉山登山道の案内に従い右折する この先は少し分り難い 最初の分岐は直進 その次以降は左にとる 標識を見て最後は右折し登山道に入る 泉ー神社の駐車場に駐車