毛無山



標高 1218m    難易度 ☆☆     登り88分(白馬山コース) 下り50分   岡山県
倉敷からの距離   113Km        登頂日 2002/11/19   ガイドブック  F写真 音訳日記削除

駐車場10:39−11:23白馬山山頂11:27−11:58俣野ルート分岐−12:05九合目−12:11山頂12:30−12:35九合目−12:43八合目−12:52七合目−12:59六合目−13:02五合目−13:05四合目−13:10三合目−13:20駐車場

登山
 今日は毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる

 白馬山経由で登る 慣れたルートである 雪の時はルートが読めず川筋から尾根に取り付く位置を探したが この時期は明確なルートが読める 尾根に取り付き尾根を登って行く 次第に汗がたれるようになってくる 気持ちの良い汗だ 15分程登った傾斜の緩やかになった地点でリュックをおろしジャケットを脱ぎリュックにくくり付ける

 高度を稼ぐと次第に見晴らしが良くなってくる 白馬山山頂に近づくと尾根道は薄っすらと雪化粧 昨晩でも降ったのだろうか 雪面には小さな丸い足跡や結構大きい鳥の足跡が見える 足が進んでいる向きは登りだ 動物達は雪が降った事をどう捉えているのだろうか? キュッキュという小気味の良い音がする サラサラの雪という事は結構冷え込んでいるのだろうか

 白馬山の標識の所で尾根道にあるブナの写真を撮る この辺りの景観は好きな所の一つ 大山が見えるが山頂付近は雲がかかり全貌を見せてくれない

 白馬山から毛無山への尾根道を行く 数cmの雪が積もっている 登ってゆくと気温があがってきた為か雪が次第にゆるくなりちょっとした傾斜でも滑り易くなってくる

 尾根道の途中で男性二人連れとすれ違い挨拶を交わす お一人の方は運動靴で登っておられた 雪道は大変だろう

 俣野分岐からは雪が解け地肌が出ている 九合目の日陰の部分は雪が残っている この辺りでは樹氷が出来ている 足元にも溶けて落下した樹氷のなごりが散らばっていた

 毛無山山頂に出る 誰もいない 風は無くおだやかな天気 大山は相変わらず山頂に雲がかかり全貌は見えない 烏ヶ山から蒜山に連なる山並みを追う事が出来る

 着替えをして 昼食をとり下山する 簡単に下山出来るかと思ったら八合目あたりから雪はまばらになり雪解けでルートはぬるぬる 滑り易い リュックにつけていたストックをとり身体を支えながら一歩一歩降りてゆく 今日はストックを持たずに登ろうかと思ったが念の為持ってゆこうとリュックに付けておいた ストックが無かったら何度か泥の上に尻餅をついていただろう

 四合目あたりからやっと足元がしっかりしてくる



アプローチ
 いつものように429を走る 旭町から県道30で落合に出313に乗る 313は11/9に見尾で落石事故があり2名の死傷者が出、全面通行止め 国道のあちこちに通行止めの標識が出ている 勝山から181に乗り新庄村を目指す 見尾の通行止の影響を受けたのか181は結構車が走っている 美甘村で多くの車が県道55に右折し181はいつもの様子に戻る 勝山から美甘村までは14.5Kmあり迂回する距離は半端ではない

 勝山と美甘村の途中に竜宮岩という景観の良い場所がある渓流の奇岩に紅葉が輝き美しい 車を停め景観を楽しむ

 新庄村に入り道の駅を過ぎた地点で毛無山登山口の標識に従い右折し登山口に向う カラマツの紅葉がまだ残っていたもののもう艶やかさは無い 駐車場には2台駐車