女滝10:20−11:04山の家−11:15登山道入口−11:17三合目−11:25四合目−12:08九合目−12:19山頂12:51−12:59九合目−13:10俣野分岐−13:42白馬山13:51−14:30林道−14:35山の家−15:19女滝
1月に毛無山(けなしがせん1218m)をに訪ねるのは初めてだ 好天が続きひょっとしたら登山口まで車で行けるかも知れない 少なくとも女滝までは行けるだろうと考え出かけた自動車道を登って行く 路面は凍結しておりアイスバン状態 男滝の所まで登ると日当たりが良くなり雪は無くなってい だが日陰に入るとまた雪面となる 道路を歩いて行くと分岐があり左181まで5Kmと表示されている 機会があればこちらのルートを調べてみたい ここまで車で入れると登山口まで平坦な道であり日当たりも良いので随分楽だ
西毛無山から毛無山に繋がる山並みが見えて来る 前面は雪に覆われた畑である 雪景色を楽しみながら歩を進める 途中民家の方と出会う 山に登りなさる と問われ ええ と挨拶を交わす お気をつけてとねぎらいの言葉をかけて戴く 何人かの方と気持ちよい挨拶を交わす
山の家に向う道は除雪されていなかった 歩いてきた道の少し先に2台程駐車していた その車は登山に来られた方の車かも知れない 道を山の家の方向に取り登山口に向う 20〜30cmは積もっているのだろう 踏み固められたルートが続いている
ここまで40分少々歩き11時を過ぎた 白馬山経由のルートにも足跡が見えるが雪が深いとかなりの時間がかかる恐れがある 登りは毛無山に直登し雪の状態を見て白馬山経由で降りようと判断し 踏み固められたルートを追ってゆく
三合目 四合目と順調に登ってゆく 毛無山の標識は高さが30〜40cm位だろうかその先五合目以降はこの辺りがそうだけどと思うが合目の標識は雪に埋もれたのか見えなかった
今日は天気がよく 太陽が顔を出し 美しい雪面を見せてくれる 杉林の樹林帯は杉の小枝が雪面に落ちまだら模様を示しているが やがて杉の樹林からブナ樹林となり真っ白な雪面が輝きを見せてくれる 雪面が作るなだらかなカーブは合唱組曲山に祈るに歌われている♪抱いてもみたい肌ざわり♪の気持ちが良くわかる
写真も何枚か撮った いいなと思うとパチパチ撮る 出来あがった写真を見ると同じような景観 表現力が弱くなかなか伝える事が出来ない でも いいな と思った瞬間を大事にしたい
美しい景観の中を登って行く こんなケースは滅多にない 九合目では休憩所がある 屋根に積もった雪は左程多くない 九合目からの斜面も踏み後がしっかり付いており難なく山頂に 山頂では2人の男性の方が写真を撮っておられた 尾根道には白馬山に向けて下山されている方が見えた
山頂の方は岡山と倉敷の方 写真用の機材が大変だったと話しておられた 例により一緒に記念写真を撮らせて戴く 岡山の方は後楽園の四季を専門に撮っておられ私に何を撮っているのだと問われ 返答に窮した 写真を撮られる方はテーマを決めそれにこだわりを持たれているようだが 私の場合はそうしたものが無いので こうした質問には窮してしまう ホームページを出しているので とか話をさせて戴いた
大山は雲がかかり全容は見えない でも烏ケ山から蒜山三座に連なる山並みは良く見えた これまで太陽が出ていたが 山頂に出る少し前から翳ってきて太陽は雲に隠れてしまった
下山は先に下山している人もいるので白馬山経由で降りる事にし、お先に失礼する那岐山の事があるので 山頂で輪カンジキを履き降りてゆく 先に下山した人は輪カンジキやスノシューを履いていないようだ 二人の足跡が見え、時々ズボーと深く足を取られている 輪カンジキを履いているとそうした場面でもそう沈む事なくクリアーしてゆける 全般的には非常に歩き易くズボーと沈んでいる所は少なく歩きやすかった 鳥取県側の樹氷に期待したのだが、今日は気温も随分とあがったのか樹氷は見る事が出来なかった このように快適に雪の上を歩ける状態だったら雪山も随分楽だなと気持ち良く尾根道を歩く
白馬山の標識の所で記念写真を撮り 登山口に向け尾根を降りてゆく 降りて行くに従い雪は柔らかくなる 一箇所でカンジキが小枝にひっかかったがころぶ事も無く降りて行けた 登りの登山道と合流する地点で輪カンジキを脱いだ 丁度そこで山頂でお会いしたお二人と出会い挨拶を交わす
あとはリズム良く自動車道を行く 帰路は往路より大分時間を縮めたかなと思って時間を見るとなんと往路と全く同じ 体感スピードがこんなに違うとはと驚く
429を走り 旭川に出る 8日に那岐山を訪ねた時は霧氷が輝いていたが今日は山頂の樹木にわずか認められる程でその美しさは無い 旭町から県道30に乗り落合に向う 落合に入る橋の手前の気温は−2℃の表示 気温表示を見ると随分と冷え込んでいる落合で313に乗る 三坂山を始めとする県北の山並みは今日は見えない 勝山に来ると山裾に雪が見えて来る 勝山から181に乗る 美甘村に来ると屋根に雪を残した家が見え次第に雪が増えてくる 毛無山登山口9Kmの表示を見て右折する 右折地点で走行距離をメモしここからどこまで車で入れるか判断出来るようにする
右折地点には降雪時は通行止めの標識があるが路面には雪は無い 川沿いの道を走り毛無山の標識に向かい左折する 雪がぐんと近くなり 日陰の所は路面に雪が残っている この分なら男滝に向う登りは駄目だろうなと思いながら進む 何ヶ所かアイスバン状態になった所をゆっくりと進み女滝の所までたどり着く 案の定男滝に向う登りはアイスバン これではこの先は駄目だと 女滝駐車場の少し先の道路脇に駐車するここまで4.6Kmあったので登山口まで4Km少々を歩く必要がある