天神山



標高 778m    難易度 ☆    登り64分 下り36分  岡山県
倉敷からの距離   64Km        登頂日 2003/02/02   ガイドブック  F写真 音訳日記削除

駐車場10:18−10:37渓流10:39−10:50Photo10:53−11:01石仏11:05−11:16八合目−11:22park11:25−11:34山頂11:36−11:44park−11:50鈴振崖12:09−12:15分岐−12:21石仏−12:29渓流−12:43駐車場

登山
 5日前の1月29日倉敷に何年振りかに雪が積もった 天神山(てんじんやま778m)にはまだ雪が残っているのではないかと思い訪ねることにした

 登山道を登って行く 鈴振崖の雪の状態が気になるので上方を気にしながら登って行く ルートが右に曲がった地点から樹木の枝越しに鈴振崖が見えその右手に明星崖が見える この地点で明星崖を認識したのは始めてだ 結構りりしく聳えている 白いものが樹間に見える 雪がある

 目の前を小鳥がちょんちょんと飛び跳ねている ウグイスだ! まだウグイスの鳴き声は聞こえてこないが早くも春告げ鳥のお目見え そう言えば梅の花も開いてきた もう2月だ

 樹林帯を登って行く 雪があちこちに見える ルート上の雪も次第に増えてくる 雪面は踏み固められアイスバン状態 石段を登る 汗が出て来たので渓流を渡る地点でコートを脱ぐ 次第に雪が増えて来る 石段を終え義木の階段付近ではルートは雪に覆われ所々で義木の階段が顔を見せる程度 登ってゆくとそれも見えなくなり雪の道になる

 雪面は踏み固められアイスバン状態になっている 少し斜度があると滑る 義木の階段はいつも一段一歩のペースで登ってゆくのだが足元が滑り一段一歩では登れない 小刻みにステップを踏んで行く 踏み固められていない雪面の方が歩きやすい事を見つけ 選びながら登って行く この様子だと下りはアイゼンを履かないと滑りそうだなと考えながら登って行く

 石仏を見て 八合目を過ぎ 明星崖への分岐を過ぎ山上駐車場に出る 駐車場は雪に覆われている 自動車の轍が神社に向けて出来ていた 自動車道から山頂に向けて登って行く 足跡もついている 尾根道を行き山頂に向けての小道に入るのだが ここまでついていた足跡は山頂に向っていない この分岐が判らなかったのかも知れない 三角点を目指したのだろうが残念な事をした

 足跡はついていないがルートは読める 知らないとここには入り難いかもしれないと思いながら足跡を残しながら進んで行く そう深い雪でもなく歩きやすい ここで太陽が顔を出し景観が輝いてくる 山頂で記念写真を撮り 急いで鈴振崖に向う

 登ってきたルートを山上駐車場のところまで戻り 神社を経由して鈴振崖に向う 太陽の日が射し風も無く心地よい 着替えをしたり昼食をとりながら雪を抱いた鈴振崖を楽しむ ここから南の方を見ると山肌には雪が見える 反対側の北側を見るとこちらは雪が見えない 南には雪が見え北には雪が無い面白い景色 考えてみれば 南は山の北側の斜面が見えており 北は山の南側の斜面が見えている 太陽の日差で雪が溶かされた為だ 蒜山三座や大山などの遠望はきかない 大佐山だろうか新見方面の山が見える程度

 太陽の日差に恵まれ心地よい時間を過ごす 大きな雲の固まりが近づいてきた そろそろ下山しよう 降りはじめたところで太陽が陰り その後雲に覆われてしまい最後まで顔を出す事はなかった

 アイゼンを途中で履かないといけないと思いリュックから出し手に持ちながら降りて行く 神社を過ぎ雪道を降りて行く 気温があがってきた為かアイスバンの雪面は靴を受けつけバリと割れる手ごたえがある これならアイゼンを履かないで降りて行けそうだ そのままトントンとリズム良く降りて行く 石仏の手前で4名のパーテイと出会う 今日はと挨拶を交わしすれ違う



アプローチ
 久々に高梁川沿いを走り、総社で180に乗る 高梁で313に左折し 県道33へ右折成羽に向う 登山口に近づくと屋根に雪が残っている民家が見えて来る 登山口の駐車場に停める 車はいない