ビジターセンター前10:55−10:58ビジターセンター11:00−11:07_1.7Km−11:25_1Km−11:36photo11:38−11:41西登山口合流−11:47_0.4Km−11:57八合目−12:06星山12:32−13:14樹林出る−13:15標識星山40分櫃ヶ山140分=小ピーク=標識13:22−13:55林道−14:20星山見える−14:59広域林道15:01−15:06ビジターセンター前
今日は櫃ヶ山を目指し、雪の状態では蒜山に行くと言って出かけた ラジオで今日は気温があがり3月下旬の気候と放送される 久世から勝山に入っても雪が無い この様子なら星山(ほしがせん1030m)が狙えるのではと急遽予定を変更する
昨年同様周遊ルートを狙いたいので輪カンジキを用意する すぐに履かないといけなくなりそうだと判断し手に持ってビジターセンターの坂道を登ってゆく 路面は雪で覆われている 所々雪が溶け路面が出ている所もある 圧雪面はアイスバン状態では無いものの滑りやすい ビジターセンターから登山道の標識に従い左にルートをとる ルートには沢山の足跡がつき踏み固められている この状態なら輪カンジキを履かないでも登れそうなのでリュックにくくりつける太陽の日差しがまばゆいばかりに白銀の雪面を照らす 雪は数日前に積もったものだろう 踏み固められたルートが続く 昨日は天気が良くなかったから一昨日にでも登ったのだろうかと幾つもの足跡を追ってゆく 雪に覆われた斜面は美しい 真っ白に冠雪した星山が頭を出す 右手に櫃ヶ山に連なる山並みが見えてくる こちらも白い衣をまとい着飾っている 木の枝に積もった雪は溶け木々に覆われた山は青々しているがその下は真っ白な絨毯で覆われている
ピークを越えてゆくと西登山口と合流する この辺りに来ると大分雪は深くなる スノーシューの跡が幾つかついている 何も履いていない足跡も見える 所々ズボーと足をとられた跡が見える 足をとられないよう一歩一歩注意しながら登ってゆく すぐに樹林帯を抜ける 樹林を抜けるともう遮るものは無い 雪解けが大分進み笹の葉が斜面のあちこちに顔を出している
八合目の標識を過ぎ 10分弱で山頂に立つ 山頂に出ると正面に大山が見える その右手に蒜山三座が真っ白な山容を見せてくれる 手前には櫃ヶ山に連なる山並みが見える 青空の下 展望は申し分ない 泉山、那岐山も白く輝いている 風も無く暖かな日差の中の雪景色である 下には星山の集落が広がる 田畑は雪に覆われ 家屋も雪を抱いている 勝山から一山入った所なのに雪の状態は随分と違う
山頂で昼食休憩をとり 下山 下山は周遊ルートを狙う スノーシューで散策した跡が見える 輪カンジキを履き尾根を登山口と反対方向に進む 尾根から雪の斜面を降りてゆく 正面に大山に繋がる山並みが見える 雪質も良く比較的歩き易い 記念写真を撮り降りてゆく 今度は潅木樹林の中のルート この辺りに来ると足跡は見えない だが勝手知ったルート 所々にマークがあるのでマークを確認しながら降りて行く 太陽の日差を受け木立のシルエットが雪の上に模様を描く
潅木樹林を抜けると今度は杉の樹林帯となる 樹林帯は樹木に覆われ、太陽の日差に遮られ雪が締まり歩き易くなるだろうなと期待していたが 予想に反し雪質はベタ雪 実に重い 思いがけない雪質の変化であり進もうか一瞬迷ったが雪がそう深くないのでそのまま進む事とした 平坦なルートであるがわずかな登りでも雪質の重さがこたえる 樹林帯にはいる時刻をメモしなかったのでどの程度要したかわからないがまだかまだかと思いながらやっと抜ける 抜けた途端雪が締まり嘘のように歩き易くなる
下山ルートは標識がある所 下には林道がチラチラ見える 林道に向って斜面を降りて行けば良い 標識の場所から少し先の小ピークまで行き 尾根の山並みを見 反対側の星山を一望してから尾根を降りる
尾根から斜面を降りた途端ズボーと雪に埋もれる 腰のあたりまで埋もれてしまう 埋もれると抜け出すのが大変だ 幸い周辺の樹木を掴み身体を引き上げる こうした事を何回が繰り返す 雪の面が柔らかい雪か踏みこたえてくれる雪かで一歩が全く違う 次第に斜面の状態を見て こちらが良さそうだと判断出来るようになり?ズボーと埋もれる確率が低くなる 尤も、判断がついてきたのか雪質が変わってきたのかわからないが
谷筋を追って降りてゆく 所々にマークがありマークを見つけられると安心する やがて谷筋は渓流となる 歩き易いルートを探し右左と選びながら降りて行く 林道の出口の近くでマークを見失ったが そう難航すること無く林道に飛び出す 飛び出した場所は渓流を挟んでルートと反対側であった どこかで渓流を越えてゆく所があったようだ 兎に角、谷筋に沿って降りて行けば林道が待ち受けているので安心だ
林道まで降りたのであとは林道を行けば良い ところが林道の雪質も重い これで積雪量が多かったら森林公園の二の舞である 積雪量が少なかったのでなんとか進んで行ける 輪カンジキには雪がべったり引っ付く ストックでたたくと雪が落ち 力のバランスが崩れ身体が大きく振れる 急に足が軽くなるからだ でも一歩ですぐに雪が付いてしまう 輪カンジキを脱ぐと靴が雪に埋もれる深さが深くなりこれも歩きにくいのではと考え 輪カンジキを履いたまま重い雪の道を行く
振り返ると降りてきた尾根が見え 右手に五輪山が見えてくる 更に進んで行くと木立の間から櫃ヶ山が見えてくる 今度は正面右手に星山が見えてくる 星山が見えてくると半分は過ぎた 足は重いが雪の景観を楽しみながら林道を行く 下の林道に出ると雪が無くなっているので輪カンジキを脱ぐ 足がこんなにも軽いのかと違いに驚く
帰路の自動車道は幸い溶けておりチェーンをつけなくても走れた
久々に真っ青な青空 小春日和の中429を走る 昨日西粟倉村で雪が降っていた映像が放映され雪の状態が気になる 加茂川周辺ではかなり濃い霧に包まれる 太陽の日差しが翳ると冬の景観となる429〜県道30を経由し落合から313に乗る 落合の入口の気温表示は2℃ 3月下旬並に気温があがるとは言え結構冷え込んでいる 三坂山など県北の山は霧に隠れ見えない ここまで雪の気配は無い 櫃ヶ山は何時でも行けるし、この様子なら星山に行けそうだ と予定を変更する 勝山の市街地に入る前で霧が晴れ 青空が広がる
勝山の市街地を抜けた所で神庭の滝に向けて三叉路を入る 数Km走り神庭の滝の駐車場に出る この辺りに来ると道路脇に雪が現れてくる だが路面には雪は無い 第一駐車場の手前を右に折れ勝山美しい森の標識に従って急斜面を登る 雪が無いのが幸いだ
ピークを越えると星山の雪に覆われたりりしい山容が飛び込んで来る ここまで雪に覆われた山が見えなかったのでその違いに驚く この先の路面の雪の状態を心配していたがやはり雪が残っている 下り坂をスリップしながらゆっくりと降りて行く 気温が上がって溶けてくれないと帰路はタイヤチェーンのお世話にならないと駄目かなと一抹の不安を持ちながらなんとか目的地に着く
ビジターセンター手前にある登山者用駐車場は雪に覆われている そのままビジターセンターに向かい センターへの入口にあたる標識の前の道路脇に駐車させて戴く 昨年も同じ時期 ここを訪ねているがその時に比べ雪は多い