駐車場9:41−9:52吊り橋−9:55旦那小屋跡−10:02木地屋敷跡−10:07大山滝−10:23地獄谷分岐−10:43烏ヶ山見ゆ−10:50_1.3Km−11:05雪渓−11:06大山槍ヶ峰見ゆ−11:11_0.6Km−11:21大休峠−12:09矢筈ヶ山山頂12:40=12:54小矢筈ヶ山頂上13:13=13:27矢筈ヶ山山頂13:34−14:08大休峠14:10−14:55地獄谷分岐−15:11大山滝−15:38駐車場
久々に大山外輪山である矢筈ヶ山(やはずがせん1359m)を尋ねる管理棟に行き登山届を出す 大山滝までは入山届 それより先は登山届けを出すようにとの事 夕方5時を過ぎると閉めるので届け用紙をポストに入れて貰えば良いと聞き ひょっとして遅れるといけないので書いたものを持って行く事とする
管理棟の周辺では八重桜が咲き キャンプ場は随分賑わっている 軽装で歩いている人達は大山滝を目指しているのだろう 行き交う人が多い 新緑が眼に鮮やかに写る ウグイスの鳴き声も聞こえてくる 広い遊歩道が整備されておりスミレ ボタンネコノメソウが咲いている
標識に大休峠4.6Kmと記載されている 結構な距離だ ガイドブックでは2時間10分と記載されている 山頂までは更に1時間の工程 少なくとも小矢筈ヶ山もでは登りたい
ルート脇にヤマルリソウが咲いている あちらこちらに可愛い花を咲かせている ミヤマキケマンが群生していた 栽培ワサビと書いた所ではワサビが花を咲かせていた 白い花である
30mの吊り橋がありそこを渡ると道幅は狭くなり 登りになる 旦那小屋跡とか木地屋敷跡がある コチャルメルソウ スミレ キンキエンゴサク ミヤマカタバミなどを見つける事が出来る やがて大山滝に出る かなりの人がいた 滝壺に下りるのは見合わせルートを進む ここから先は人は少なくなる
登ってゆくとイワカガミが顔を出す 花にはあまり期待していなかっただけに嬉しい カタクリの葉も所々で見る事が出来る 渓流を越える ミヤマキケマン ミヤマカタバミが顔を見せる 心地よい風が何とも言えない 今日は結構暑い
地獄谷分岐の標識を過ぎる ここでワサビの花を見つけた こちらは自生しているものだ イワカガミがあちこちから顔を出す 蕾も沢山ある これからだ イワカガミの群生を見ると下蒜山から中蒜山の尾根道が思い起こされる もう咲いているのだろうか オオカメノキ タムシバがルートの両脇に咲いていた タムシバはもう終わりに近い オオカメノキは随所に見える
パーテイーが何か見ている 何ですかと伺うとシュンランとの事 珍しい花だ帰路に写真を撮ろうと目安を付けておく 今度はショジョウバカマが顔を見せてくれる 左手に烏ヶ山が見えてくる 大休峠まで1.3Kmと表示されている
登って行くと雪渓がある 足跡がついているのでその跡を追うが結構判別しにくいなんとか失わないように追ってゆく 雪の中から小枝が出 その枝先にマンサクが咲いているのを見つけた 強い生命力を感じさせられる 足跡が無いとルートを追うのは容易ではない 何分ぐらい歩いたのか不明だが雪渓も消え歩き易くなる
左手には大山槍ヶ峰が見えてくる オオカメノキ タムシバ 山桜が花を咲かせる 大休峠0.6Kmの標識の辺りから 大山三鈷峰が見えユートピア小屋を確認出来るようになると大休峠は近い
大休峠は登山ルートの合流点で多くの人が休んでおられた 休みを入れずに矢筈ヶ山に向けて登って行く 後を振り返ると振り子山の後に槍ヶ峰が頭を出す 高度を稼ぐにつれ頭がどんどんと伸びてくる 振り返りながら登ってゆく ルート沿いにマイヅルソウの葉が顔を出す エンレイソウも見つけた やがて岩石がごろごろしたルートになる 特徴があるので思い出す事が出来る ここから見るブナの樹林も見事だ
急な登りを過ぎると尾根沿いのルートとなり一息入れる事が出来る 尾根道にはマイヅルソウの葉が一面に顔を見せている 花の時期はいいだろう 山頂が見えて来る 最後の登りだ タムシバがルート近くに咲いておりかぐわしい香りを感じる事が出来 ほっとする もう一息だ
山頂に出る 山頂からの景観は素晴らしい 烏ヶ山から槍ヶ峰 三鈷峰の山並みが広がる 野田ヶ山・振子山から三鈷峰へのルートを追う事が出来るのも嬉しい 蒜山の山並みも見える 見る方角が違うので大分山の感じが異なる 反対側には小矢筈ヶ山が特徴あるピークを見せ その先に甲ヶ山が見える 小矢筈ヶ山のピークと甲ヶ山の頂上に人がいるのが判別できる
山頂はそう広くない 数えると12名の方が休んでおられ大賑わい 私も着替えをしたり昼食をとる 船上山から登ってきて一向平に降りるという若者がいた 運動靴で登ってきている 降りたら父に迎えにきてもらうと話していた またある人は船上山から4時間要した これから戻ると言う方も居られた 川床 一向平からの登頂者が多いようだが色々なルートが選べ楽しい山だ
甲ヶ山まで足を伸ばすのはきついので小矢筈ヶ山まで登る事にした 急な登りであるがルートがしっかりしている ピークで景観を楽しむ 矢筈ヶ山より標高は低いのだが切り立ったピークから見下ろすのもまた楽しい 山裾から山頂にかけての新緑の色が濃い緑から萌黄色に変わる色の帯びもなかなかのものである
登って来られる3名のパーテイーがいたので登って来るのを待って下山 矢筈ヶ山に戻り 登ってきたルートを戻る
429旭町−<30>−落合−313−関金−<45>−地蔵峠−<44>−一向平ikkouganaruキャンプ場のルートで目的地に向う2626mの犬挟トンネルを抜けると鳥取県である 関金で鏡ヶ成の案内に従って左折 川を越えまた左折し県道45に乗り山に向かって走る 烏ヶ山 大山 矢筈ヶ山 甲ヶ山を車の窓越しに見る事が出来る 所々白いものが見える 地獄峠で右折し県道44に乗り峠を下る 下り終えた所にキャンプ場・大山滝の標識があるので左折し一向平の駐車場に停める 結構車が多い