泉山



標高 1209m    難易度 ☆☆    登り131分(Aコース) 下り74分(Bコース)  岡山県
倉敷からの距離   93Km        登頂日 2003/06/25  ガイドブック  F写真 音訳日記削除

駐車位置10:01−10:17登山口Aコース_4.5Km−10:39水場−10:50水場−10:55福ヶ乢_2.5Km−11:15_1035m−11:36井水山(南峰)山頂−11:42分岐−11:56中央峰_1198m−12:12山頂12:45−13:00中央峰13:01−13:08分岐13:14−13:52登山口Bコース_3.5Km−13:58登りの道路と合流−14:06駐車位置

登山

 降水確率が10%の予報となったので久々に山に登る 今日は泉山(いずみがせん1209m)のAコースを登りBコースを降りる

 鳥居の所にある登山案内図の誤りを指摘しメールしたのは昨年9月 ここを訪ねるのはそれ以来初めて 案内図を見ると修正されており一安心する 案内図のすぐそばにホタルブクロが咲いていた

 神社の横の林道を登ってゆくウツボグサが道路脇に沢山咲いていた Bコースの分岐を左に見て林道を登って行く Bコースは結構草が繁っている

 Aコース登山口から山道に入る 足元には杉の小枝が敷き詰められている クッションを楽しみながら登ってゆく いつのまにか足元の小枝が桧に変り クッションも微妙に違ってくる 樹林帯に木漏れ日が射し込む 久々の太陽だ ウグイス ホトトギス そして小鳥達の鳴き声が聞こえ また渓流の音も聞こえてくる すーと風が流れる そのさわやかさも何とも言えない 空気が実においしい 山はいいなと20日振りの山歩きを楽しんでいると 今度はササユリが出迎えてくれる 思いがけない出迎えに喜ぶ

 人声が聞こえてくる 3名のグループが休憩をとられていた 挨拶しながら横を抜けて行く 何合目位いでしょうか? と聞かれた お仲間からまだ二三合目だよ と声がかかり そうですね と返答し お先に失礼する そう言えば泉山には距離の表示はあるものの合の表示は見られない

 水場に出る 渓流沿いのルートにはヤマアジサイが咲き出した アカショウマも顔を出す ヤマジノホトトギスが花芽をつけ出番を狙っている 今度はコガクウツギ 斜面を覆うようにして顔を出している 時期的には終わりに近い 上の水場の手前にはテンニンソウの群生が出番を待っている 乢までのルートは今の時期が良さそうだ

 福ガ乢に出る ここから尾根道になり花も変るノアザミ ヤマツツジ ササユリ ニガナと次々に顔を出す ササユリは花弁をルートの方向に向けているので丁度出迎えているように見える ウツギ ヤマボウシなども笹原から頭を出し花を咲かせている セミの声も聞こえてくる

 1035mのピークを過ぎてゆくドウダンツツジはもう花は無い それに替わるようにヤマツツジが花を咲かせている 樹林帯のルートにはギンリョウソウが顔を出していた

 井水山まで登るともう着いたようなもの ここから展望のきく尾根道を行くここでもヤマツツジ ササユリ ニガナ 白ニガナが顔を見せてくれる Bコースからの合流点を過ぎ、一つピークを越えると中央峰1198mに出る ここはCコースからの合流点にあたる

 中央峰から山頂を目指す この尾根道はいつも花が多いササユリ ヤマツツジ ヤマボウシが咲いている アマドコロ フタリシズカ ナルコユリを見つけた アカモノはもう終わりであった ルートの途中でご夫婦連れと出会った 笠菅峠から登ってきた Cコースを降りると言われたので Cコースを降りて林道を峠まで登るのは結構つらいし Cコースは何も無いから 井水山までの尾根歩きを楽しまれたらどうかと余計なお節介の話をする どうもありがとう またお会い出来るかもしれませんねと分かれる

 山頂に出る 山頂は誰もいない 三角点の近くでヤマツツジが花を咲かせていた 汗で濡れた下着を着替える 絞ると汗がしたたり落ちる 記念写真を撮ったり、食事をしていると笠菅峠の方からお一人登って来られた デジカメのシャッターを押してあげたりして話をし 三角点のところで一緒に写真を撮る 津山の方とか 私のホームページを検索するキーワードを説明する こうして山頂で出会った方と一緒に写真を撮るのは久々だ

 下山はBコースを降りる Bコースの分岐まで登ってきたルートを戻る 中央峰に向う途中で3人のパーテーと再会する 元気に登って来られた 早いですねと声をかけられる 中央峰を過ぎて Bコースの分岐の手前でご夫妻連れと再会する 井水山まで行ってきました Cコースを降りずに登ってきたルートを降りますと話しておられた ササユリは今年は痛んでいますね 雹の影響でしょうかねと教えて戴いた そう言われるとそんな気もしないではないが良くわからない

 Bコースを降りる 足元に注意が必要な所が何箇所かあるが概して気持ち良く降りれる 腐葉土の斜面のクッションが心地よい

 登山口に降りる ルートは結構草が繁っている オカトラノオが群生し花を咲かせていた

 林道に出て舗装道路をリズム良く降りてゆく 駐車場の目前で滑り止めだろうゴムのシートが道路の継ぎ目から出ている 何とそれに足を引っ掛けてしまう ああ転ぶな カメラは大丈夫かな と スローモーションでコマ送りをしている感覚で自分を見ている感じがした 10Kg程あるリュックを背負っているのでその慣性力で一回転 見事一本をとられてしまった カメラを抱え込むようにして回転し事なきを得た



アプローチ
 いつものように429を走る 旭町を過ぎ休み乢トンネルを越え、県道159を経由して久米で181に乗り、院庄で179に乗る 雲井山トンネルを抜けると道路が切り替わっており新しいルートになっていた 道がどんどん新しくなってゆき旧道が懐かしい

 泉山登山道の小さな標識がある奥津中学の所を右折、直進気味で登ってゆき 泉山登山口と書いた標識の所を左、左、右と曲がり神社の鳥居の駐車場に すでに一台駐車