六の原駐車場10:35−10:45林道入口−10:49「伊良谷山2.3Km」道標−11:14牛曳滝−11:40尾根分岐11:45−11:55伊良谷山鞍部−12:02伊良谷山山頂−12:36毛無山山頂12:50−13:00分岐2.2Km−1312出雲峠−13:43駐車場
久々に広島県の山を訪ねる事に、牛曳山(うしびきやま1144m)の白樺と毛無山(けなしやま1144m)のユウスゲを期待し 牛曳山 伊良谷山(いらだにやま1149m)毛無山を縦走する
セミの鳴き声を聞きながら自動車道を戻る 道路脇には オカトラノオ ホタルブクロ ノアザミが咲いていた 車両通行止のチェーンを跨ぎ林道に入って行く ヤマアジサイ ウツボグサが咲いている あれ? シモツケがこんな場所に咲いている オカトラノオと一緒に群生していた そうこうしていると登山口に着く登山口は期待の白樺樹林である 白い白樺の樹木とカエデなどの新緑の緑とを捉え写真に撮る 太陽が隠れており光のアクセントが無いのが残念だ
ルートを登ってゆく 大柄なマルバタケブキが花芽を膨らませている ヤマジノホトトギスを見つけた ルート脇を流れる細流はいつもより水量を増している 何回か流れを横切るが水につからないよう足場を選びながら行く 足場に選んだ石が浮石で靴を濡らしてしまう 私の靴はもうあちこちに亀裂が入っているので水に弱い
牛曳滝に出る 豊富な水量で形になっている 滝の脇には ヤマアジサイ オオバギボウシが飛沫を浴び活き活きとして花を咲かせている こんな所にも滝が いつもは気が付いていない所に水の流れが出来 滝となって流れている かなりの雨量があったようだ
牛曳滝のあたりが一番急な登り ここを過ぎると緩やかな登りとなりブナ樹林を楽しみながら登って行く ルート脇に花がすでに落ちてしまった草が一面にある 所々に白い花を残している 何の花だろう? 写真に撮り調べてみるとミヤマヨメナらしい ルートに沿ってびっしりはえているので花の時季は見事だろうと勝手に想像する
ブナ樹林ではエゾハルゼミの合唱が賑わいをみせている 小鳥達も色々な声を聞かせてくれる 山頂尾根の近くでオオバギボウシの群生がある 丁度花が咲いたところ花芽も沢山ある 花が大きいだけに開いた花が勢いを保つのは難しいようで勢いのあるもの少し衰えたものが混ざり合っている
尾根分岐に出る この辺りが牛曳山の山頂らしいが山頂標識もなく景観も得られないので淋しい 尾根道を右手に行くと道後山を見る事が出来る ここを左に曲がり伊良谷山に向う 尾根分岐の周辺には ノアザミが群生しておりササユリが咲いていた
尾根道を行く ササユリ ノアザミ オカトラノオ ウツボグサ ママコナが顔を出す ママコナは咲き始めなのだろうか鮮やかな色だ コルの位置に登山道の合流点がありそこから登りとなる 登りとは言えなだらかである ここにはササユリが沢山咲いていた 時期的に最盛期を過ぎており勢いの無い花が多かったが中にはつぼみの状態のものも見られ ピンク色の花弁は初々しいはじらいを感じさせてくれる
伊良谷山に出る 山頂1149mは今日の最高標高だ 景観が広がり周辺の山々を展望出来る 今日は毛無山のユウスゲの所で記念写真を撮る事とし、ここでの撮影は見合わせる 尾根道を行くとユウスゲが花を咲かせていた これは嬉しい この様子なら毛無山山頂も期待される コアジサイが咲き出した シライトソウ イチヤクソウと思われる花を見つけたが良くわからない 尾根道の途中で4名からなる女性グループとすれ違う
尾根道の樹木のある所はヤマアジサイやコアジサイ ミヤマヨメナが見られたが樹林を抜け日当たりの良い場所に出るとササユリ ママコナ ウツボグサ ニガナ そしてユウスゲと顔を見せてくれる そして毛無山山頂に出る
広い山頂はご夫婦連れ2人のみ ガスが出て視界がきかない 広い山頂なのでお二人と挨拶だけしてユウスゲが咲いていると思われる方角に行く ポツポツとユウスゲが咲いていたがイメージしていた群生とは程遠い 時期的にまだ早いのかも知れない 数少ない花の所で写真を撮り 昼食休憩とする 山頂にはユウスゲの他 ノアザミ オオバギボウシ ヤマツツジ ニガナが咲いていた ヤマツツジは終わりに近い
毛無山からキキョウが丘を経由して出雲峠に向う 毛無山を下り、分岐の手前でハンカイソウを見つけた 大きな花であり丁度咲き出した所 分岐を直進し朽ちた標識のあるキキョウが丘と思っている所を少し過ぎると 右手に新しい分岐が出来てキキョウが丘0.3Kmと表示があった キキョウが咲くのはまだ先と判断し今日は立ち寄らず降りる
出雲峠は花が多い ホタルブクロ ノアザミ オオバギボウシ ヤマアジサイ ヤマジノホトトギス ハンカイソウ ヨツバヒヨドリなどが咲いている 秋になるとマツムシソウが群生する草原にはウツボグサが一面に咲いていた
180号を高梁川沿いに走る 梅雨時であり濁流がかなりの水位で流れている 冠水している樹木が見られるが国道まではまだまだ余裕はある でも流れている様子はいつものおだやかな様相とは随分と違う新見から182に乗り東条に出 東条から314に乗る 東条の市街部の国道整備が進んでいる もうしばらくすると更に走り易くなりそうだ 183との三叉路から県民の森の標識に従う 前を大型バスが行く 国道を直進するかと思ったが左折し県民の森に向うようだ 途中で道を開けて戴いたのでお先に行かせて戴く 駐車場で登山支度をしていたらバスがやってきた