毛無山



標高 1218m    難易度 ☆☆     登り82分(白馬山経由) 下り45分  岡山県
倉敷からの距離   113Km        登頂日 2003/07/24   ガイドブック  F写真 音訳日記削除

駐車場10:32−11:16白馬山11:20−11:45俣野分岐−11:53九合目−11:58山頂12:08−12:13九合目−12:20八合目−12:28七合目−12:32六合目12:35−12:39五合目−12:42四合目−12:46三合目−12:48林道−12:56駐車場

登山
 過去のデータを調べると、この時期に毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねていない、梅雨の晴れ間に訪ねてみる

 山の家に登山届けが置いてある 今までは無かった 初めてなので書いて提出しておいた

 雨に降られることを覚悟して出掛ける このような天気の登山も久々だ ガスの中のルートはしっとりとしまた違った趣がある 白馬山方面にルートをとり登って行く ヤマアジサイが咲いている ガスに覆われていると活き活きしているように感じる 空気も湿り気がある マイナスイオンが充満しているのではなかろうか

 渓流の音が次第に遠くなる ウグイスやカッコーが時々遠くから聞こえてくる 渓流の音が聞こえなくなり 小鳥の声も遠くなる 風が吹きサラサラと笹原の音をたて通り過ぎてゆく 風の音もいいなと思いながら登ってゆく

 毛無山はブナ樹林が多い 今日もエゾハルゼミが賑わしと思っていたが意外にセミの鳴き声が聞こえない どうしたのだろう 樹林を登って行く パラパラパラと笹原に雨音がする ついに降り出したかなと思ったが間もなく音が消える どうやら風が吹き樹林の枝葉についている雨露が笹原に落ちてくる音のようだ こうした事が何度かくり返す

 ブナ樹林を抜け白馬山の尾根に出る 途中土用ダムはガスで全く見えなかった ガスに覆われたブナ樹林もなかなか見応えがある これで少し光が射しコントラストをつけてくれたら申し分ないのだがなと思いながら写真を撮る

 尾根道を行く 今日は大山は見えない 毛無山の山頂すら見えない ガスに覆われたブナ樹林を写真に撮りながら尾根歩きを楽しむ どのような写真が撮れたか楽しみだ

 尾根道でヤマジノホトトギスを見つけたが花は少ない 俣野分岐のカタクリが群生していた場所にヤマジノホトトギスがまとまって咲いていた 特徴のある花だが地味でまとまって咲いていてもうったえるものが少い

 俣野分岐から山頂に向う カタクリが咲いていた時を思い出しながらルートを追ってゆく 山頂に出る 山頂付近ではオトギリソウ ヤマジノホトトギスが幾つか咲いていた 景観は全くきかない 昼食をとり下山する

 足場が湿っており滑り易そうであったので注意しながら降りてゆく 五合目付近でセミの鳴き声が聞こえてきた 薄日が射してきた どうも日ざしとセミの鳴き声とは相関がありそうだ

 登山届に到着した時刻を記入する



 帰路、落合の県道30入口付近で通行止めであった 工事中の個所が落石で通行不能との事 落石した時刻を聞くと10時頃との事 すると 落石するほんの少し前にそこを通過した事になる

 仕方が無いので313で高梁経由で帰宅する 10Kmほど遠回りであった



アプローチ
 いつものとおり429経由で旭町-県道30−落合313−勝山181−新庄と走る 梅雨の晴れ間とは言え北上すると雲が出て 新庄村に入ると霧雨がパラツク ガスが出今にも降りそう 毛無山山の家の駐車場に駐車 今日は一台も見当たらない