上蒜山



標高 1200m 難易度 ☆☆  登り86分 下り65分  岡山県
倉敷からの距離   122Km        登頂日 2003/08/20   ガイドブック  F写真 音訳日記削除

駐車場所10:26−10:31登山口−10:41ニ合目−10:49三合目−11:03五合目−11:09六合目−11:20三角点−11:31八合目11:43−12:04分岐−12:11上蒜山12:17−12:25分岐−12:40八合目12:50−12:57三角点−13:02六合目−13:05五合目13:07−13:17三合目−13:24二合目−13:30登山口−13:34駐車場所(牧場)

登山
 相変わらずぐずついた天気が続いている、雨は大丈夫のようだ 私の過去のデータを見ると8月の上蒜山(かみひるぜん1200m)は初めてだ 場合によっては中蒜山まで足を伸ばそう

 牧場のルートには赤紫と白色のゲンノショウコが花を咲かせている 小鳥の声が遠くから聞こえてくる ホトトギスの声も混ざっている 曇ってはいるものの結構暑い 小鳥達も暑い暑いと鳴いているのだろうか

 樹林帯に入る 流石気持ちが良い 樹林特有のひんやりした感じが実に気持ちが良い とは言え急登を登ってゆくと汗が吹き出してくる ひたいから汗のしずくをたらたらとしたたらせながら登って行く 何度も登っているので足元を見ていても登っている位置感覚がわかる ルートがカーブをとって来ると樹林帯の終点は近い そこにママコナが顔を見せる

 そして二合目に出る 二合目からは遮るものが無い 日が出ていなくても暑い 曇りで良かったと思いながら登ってゆく キキョウが顔を見せる 好きな花だ 涼やかな色合いがいい オトギリソウ シロヨメナ ワレモコウ ニガナ ツリガネニンジンなども顔を見せる ママコナが一番多い

 三合目を過ぎてから オミナエシ ハギ タムラソウ オトコエシ マツムシソウと次々と顔を見せる キキョウも所々で顔を見せ楽しませてくれる

 五合目を過ぎ尾根の展望の良い場所まで登ると急登は一段落する でもまだまだ遮るものが無く暑さが厳しい 尾根道にはキンミズヒキが咲き 六合目を過ぎた所でシモツケソウが二輪まだ咲いている 三角点から少し行った地点でマルバタケブキがまとまって咲いている 大きな花なので目立つ

 そして八合目に出る 標柱のそばにマルバタケブキが咲いている ここは一番眺望が良いところ だが、烏ヶ山は半分ガスにかかりその先の大山は見えなかった ここで一息入れ喉を潤すと共にバナナを食べ栄養補給する

 一息入れてからまた登ってゆく でももう八合目でありあとわずか 薄日が射してきてまた一段と暑くなる さっきまでは中蒜山まで行こうかと考えていたが コルから中蒜山山頂までのルートも遮るものが無い草原ルート 八合目からの尾根道に花を期待していたがシュロソウ ハギがわずか咲いている程度で中蒜山までの尾根にはそう花を期待出来そうもない この暑さだし、今日は上蒜山までとしようと足を伸ばす事を取り止めることとした

 暑い尾根道からブナの樹林帯に入る 樹林帯の気持ちのよい事 何ともいえない 全身がしっとりとした冷気で包まれている感じ わずか吹いてくるそよ風も実に心地良い 深く息を吸い込みおいしい空気を一杯に吸い込む ルート脇にサンインヒキオコシがひっそりと咲いていた

 尾根分岐を左にとり上蒜山山頂に向う 背丈より高い笹をわけながら進む 笹の葉に雨露が付いていなかったので濡れなかったのは幸いだ 山頂に出る 周辺に笹が繁っているものの大きな樹木が無く木陰が無い 暑い 視界もきかないし ゆっくり出来る場所では無い 写真を撮りすぐに下山

 尾根分岐に戻り 登ってきたルートを戻る 中蒜山に向うコルにはガスが湧き出していた ひょっとしたら夕立に遭うかも知れない 樹林のひんやりした空気を何回も楽しみ 樹林を後にする 八合目で昼食をとり下山する もう烏ヶ山はガスに覆われていた


アプローチ
 いつものように429を走る 旭川ダムは茶色く濁っている上流での降雨量が多かったものと思われる 旭町で県道30を行き落合で313に乗る 落石で通行止めになった個所は片側交互通行で走る事が出来一安心

 313から482に入る 下蒜山登山口を過ぎしばらく行くと塩釜冷泉の案内標識があるそこを右折 今度は道の駅蒜山高原1.5Kmの標識を見て左折、道の駅蒜山高原を左に見て少し走った所を右折(目印は無い)し牧場まで行き 駐車させて戴く