六の原駐車場10:58−11:06入口−11:10「伊良谷山2.3Km」道標−11:18新道標−11:31牛曳滝−11:48烏帽子見ゆ−11:57牛曳山尾根分岐−12:03伊良谷山鞍部−12:08伊良谷山山頂−12:36毛無山山頂12:53−13:01分岐センター2.4Km−13:07分岐出雲峠0.4Km−13:12お花畑−13:36駐車場
天気予報が安定しない この秋の紅葉を楽しむ最後になるかも知れない 今日は牛曳山(うしびきやま1144m)から伊良谷山(いらだにやま1149m)を経由して毛無山(けなしやま1144m)へ縦走するコースを訪ねる
登山支度をして出発する 管理棟の前から10名程の中高年の団体が出発してゆかれた 駐車場はすっかり落葉し紅葉は終わっている 自動車道を歩き見事に紅葉している景観を見て車進入禁止のチェーンのあるルートに入って行く少し登ると牛曳山登山口に着く 白樺林である さっきまで出ていた太陽が少し前から隠れてしまった 白樺林の中のカエデの紅葉に期待していたが色が薄い この色では太陽が出てもそう期待出来そうも無いと思い太陽の出を待たず登って行く
渓流沿いのルートになる 渓流を挟む山肌にはまだ紅葉した木々を見る事が出来る 秋の名残の風情が漂う中を登り牛曳滝に出る ここは紅葉はわずかであった
ここまで登ると紅葉は終わりかと思っていたらその先に黄色く紅葉した下草や紅葉したカエデを見る事が出来 秋を楽しませてくれる 太陽が顔を出し景観も明るくなり残秋を楽しむ ルート脇にツルリンドウの可愛い赤い実を見つけた ルートは落ち葉が積もっており落ち葉を踏む音がカサカサと聞こえてくる この落ち葉を踏む足音も季節感がある
樹間から烏帽子山そして毛無山の山並みが見えてくる 落葉した為視界がきくようになった ルート脇に緑色をした葉がびっしり生えている この辺りはミヤマヨメナが咲いていた所だ これらの緑の葉はミヤマヨメナなのだろうか? 随分と勢いのある草花だ アザミが一輪そしてシロヨメナだろうか白い花が二輪咲いていた
尾根道に出る 尾根分岐が牛曳山山頂のようだ ここを左にとる コマユミ シキミが実をつけていた ツルリンドウの実も見つけた
伊良谷山山頂に出る 今日の最高標高1149mだ 正面に比婆山に連なる山々が見える紅葉の盛りには紅葉している部分が帯状になっているのを見る事が出来るがそうした華やかな紅葉の時期は終わっている
尾根道を毛無山に向う アキノキリンソウがまだ咲いていた マムシグサも所々で顔を出す 赤い楕円形の小さい実がなっている なんだろう マツムシソウと並んでナベナだろうか花を咲かせていた 調べてみるとナベナはマツムシソウ科の花で花期はマツムシソウと同じ8月下旬から10月上旬と記載されている アザミも一輪咲いていた 寒さが厳しいのかどの花もシーズのものと比して小ぶりになっている
毛無山山頂に出る 今日は結構賑わっている 幼稚園生だろうか団体で登ってきておりかくれんぼなどして走り回っている 山頂付近には中高年のグループが下山支度をされていた 管理棟の前を出発されたグループかもしれない 私は花が咲いていた場所に行き、そこで昼食と着替えを行う ススキも穂が落ち花はすっかり店じまいをしていた
下山は出雲峠のお花畑を経由する事とする 出雲峠方面に降り 最初の分岐をセンター2.4Kmの標識に従い左にとり、次の分岐を出雲峠0.4Kmに従い右にとる このルートも紅葉の時期には素晴らしいのだが今はカエデ等が所々に秋の名残りを見せてくれる ここでも楕円形をした小さな赤い実を見つけた
出雲峠のお花畑に出る マツムシソウの栄華の後をしのばせるようにあちこちに花の終わったマツムシソウを見る事が出来る ウメバチソウはその姿を確認出来ない あれ まだ咲いているマツムシソウを見つけた 二輪お互いを励ますように咲いていた 沢山の花が競って咲いたシーズンは終わり物静かな落ち着いたたたずまいを見せている もうしばらくするとここは真っ白な雪に覆われるのだ
広島地方晴れの予報であるが倉敷は曇り 心配しながら180号を走る 新見から182に乗る この辺りから青空が覗き太陽が顔を出す 東条から314に乗る 太陽は出たり隠れたりしている 183との三叉路から県民の森の標識に従う 県民の森の入口付近の道路脇の紅葉が美しい 駐車場は10台程度だろうかそう多くない