観音滝駐車場10:16=10:35登山口−10:51擬木の階段−11:13石仏11:15−11:27八合目−11:31park−11:41山頂11:48−11:55park−12:01鈴振崖12:10=12:29鈴振崖12:32−12:38分岐−12:45石仏−12:52擬木の階段終−13:06登山口=13:29駐車場13:35=13:46観音大滝13:52=14:05駐車場
今年最後の山登り 昨夜まで県北に大雪注意報が出ておりアプローチが心配なので天神山(てんじんやま778m)を選ぶ駐車場の売店の周りに雪が残っている 車を降り登山準備をしていると耳が冷たく感じる 流石冷え込んでいる 真っ先に帽子をかぶり耳をカバーする
支度を整え県道を行く 嬉しい事に青空が顔を出す 真っ青な青空が広がり太陽光線が心地よい 途中で住民の方と挨拶を交わす 登るのですか ええ、出来たら縦走しようと思って ご苦労様です と何気ない会話だが声をかけて戴けたのが嬉しい 縦走路を見ると上の方には白いものが見える 雪があると岩場が難しいかも知れない その時は戻ってこよう
登山口から登山道に入る 明星崖や鈴振崖が見えてくる 雪が見える ルート脇にも雪がある 樹林に入るとルート脇の雪は無くなるが樹木の枝に積もったものが凍りついたものか固まりがポトリポトリと音を立てて落ちてくる 小鳥の声が聞こえてくる 青空が広がりさぞ気持ちがいい事だろうと軽やかな鳴き声を楽しむ
冷えているとはいえ汗が出 額から垂れてくる 歩き始めてから24分かかっている こうして汗をかく事が山登りの一つの楽しみだ ひとしずくでどれほどの脂質がエネルギーに変換しているのだろうか?
擬木の階段にかかる辺りからルートに雪が現れてくる 雪は消えたり現れたりする 石仏のところまで来ると雪はルートを覆うようになってくる また、枝に積もった雪が雪のまま落ちてくる 青空なのに小雪が降ってきたのかなと思わせるようにさりげなく舞ってくる ルートに靴の跡を残しながら登って行く
八合目の標識を見るともうあとわずか すぐに分岐に着く まずは山頂を目指す 林道から案内標識に沿って登山道を登ってゆく 雪化粧をしたルートは美しい 積雪も数cmで山頂に向うルートがはっきりとわかる
山頂は薄っすらと雪化粧 ここは眺望は得られない 記念写真を撮りすぐに鈴振崖に向う 登ってきたルートを戻り 分岐から神社を経由して鈴振崖へ 鈴振崖を登るルートは日当たりが良く殆ど雪は無かった
鈴振崖から冠雪した花見山や県北の山を見る事が出来た 大山も雲間からそれらしいものが見えたが蒜山三座は雲がかかり確認出来なかった
鈴振崖から観音滝方面への縦走ルートに雪が見える 岩場を登れるかがポイントでありトライしてみることに 少し下り最初の岩場に取り付く ここは太陽に面し雪が無い 手袋をしながら登ったが素手とは大部感じが違う なんとか登る事が出来たがもう一段登らねばならない そこには雪がある あと少しだが登る途中手でも滑らしたら相当あぶない これは止めた方が良さそうだと判断し 登ってきたところを恐々降りる 今度は素手で万全を期す
鈴振崖に戻り 登ってきたルートを降りる 下山途中 擬木の階段の終わる辺りで登って来られた若い2人連れと出会う 雪の事を聞かれた 積雪は数cmでたいした事はないと話す 誰とも出会わないのではと思っていたが出会えて何故かほっとした
観音滝の駐車場に戻りリュックを車に置き観音大滝を見に行く 観音滝ルートを縦走するとこの遊歩道に降りてくる そこに天神山と書いた小さい標識があった 誰か登山者がセットしたのだろう 観音大滝は落差29mとか今日は水量も多く見応えがある
正月休みに入ったのか車の流れは順調 川辺橋もこんな事あるのと信号待ちなしで通り抜ける 晴れの予報ではあるが雲が垂れ込め高梁川は寒々とした冬景色 沿道沿いの温度表示計は1℃とか2℃を示している総社で180に乗り、高梁で313へ左折し 川上町から県道33へ右折し成羽に向う 路面が濡れている 凍結している心配があるので速度に留意しながら走らせる 沿道の山影には所々に雪が残っている 鈴振崖から縦走してこようと考え下山口にあたる観音滝の駐車場に車を置く