駐車位置11:17−11:28新小屋峠−11:49象山山頂12:20−12:29コル−12:48第2リフト−13:05擬宝珠山山頂13:28−13:38自動車道13:41−13:46駐車位置
気温があがり雪解けが進んでいる、雪を求めて象山(ぞうやま1085m)まで足を伸ばす 余裕があったので擬宝珠山(ぎぼしやま1110m)も楽しむさて象山であるが 雪解けが進み山頂に向う登山道の地肌が見える まだら模様である この状態なら輪カンジキは不要だろう 念の為軽アイゼンはリュックに入れたまま出発する
ゲートの隙間をくぐり自動車道を新小屋峠に向う 両脇は2m近くある雪の壁 左手は烏ヶ山の裾野 右手は象山に繋がる 雪面は美しい
新小屋峠の直前でスキーを履いている人と壁の上と下で挨拶を交わす 雪質はどうですか? 割と締まっていますとの返事 新小屋峠では登山ルートに向う部分で雪の壁が切り開かれており そこから雪道に入る 踏み込んだ感触から何もつけずに行けそうだと判断し入って行く 足跡があり足跡を追ってゆく 樹林の周辺は雪が融け覗き込むと土が見える ズボーと落ち込むとかなり深そうだ 足跡を参考にしながらルートを選び進んで行く
何せ素晴らしい景観 こんなところを歩ける事だけでも嬉しい 大きなブナの樹は威厳が感じられる 雪の原はどこでも歩ける 夏山とは違う楽しみ方が出来る
樹林を抜けると象山への登りになる ルート脇の雪が融け地肌が見えている所もあるルートの半分以上は土の上を登れた ジグザグに作られたルートに沿って登って行く 2,3回踏み抜くが深さは膝頭程度でそう問題とならない 振り向くと烏ヶ山の景観が飛び込んでくる 美しい 登ってゆくと共に少しづつ景観が変ってくるのも面白い
山頂まで320mの標識がありそこからなだらかなルート 数段の階段を登り山頂に出る 山頂尾根には雪が残っていたが三角点の周辺は雪が融けていた 烏ヶ山が聳え 右手に大山の岩峰 その右手には矢筈ヶ山・甲ヶ山の山並みが良く見える 正面の擬宝珠山の裾野はスキー場 リフトが動いておりスキー客が滑っている様子を一望に出来る
擬宝珠山の登山道を眼で追うと雪の無いルートが尾根沿いに続いている 象山から擬宝珠山へ向う下山道は地肌が現れている まだ時間があるし今日は擬宝珠山まで登ってみるかと考えながら昼食をとる
昼食をとっている時に登山ルートと反対の方角から男性お1人が登って来られる どちらから? と伺うとその先のピークまで行き戻ってきましたとの事 山陽町から来られた 私は倉敷から と言うと 倉敷の方でホームページを出している方がいますねと話されたので 多分その山本では とスキー帽を外し顔を見せると ああそうですね いつかお会い出来るかと思っていました と 思わぬ話しとなる 記念の写真をと一緒に写真撮影をする
話をしていると上蒜山を登った日にもニアミスだった由 これからの予定を聞かれたので擬宝珠山に登ってみようと思っていたと話す その方は食事休憩に入られたので お先にと擬宝珠山を目指す
降りかけたところで3名のパーテイが登って来られ 挨拶を交わし 降りて行く
下山ルートも雪解けが進んでおり 階段が現れている トントンと順調に降りて行く コルに近くなったところで雪道となる 雪質も問題となる事なくコルに着く
コルからのルートは地肌が見えていたのはブッシュの部分で登山ルートはその横 ルートにはスノーシューの跡がついている そう言えば山頂で話していた中にスノーシューによるトレキング云々と話されていた事を思い出す スノーシューの跡を追い登って行く
第2リフトのところを抜ける こちらの斜面は雪解けがかなり進んでおりリフトの運転は停まっていた
雪質は良く順調に登ってゆく 尾根道の景観が美しい 写真を撮りながら登ってゆく ここでも大きなブナの樹があり景観にアクセントをつけてくれる そして山頂に出る
山頂にはスノーシューで登られた団体7名の方が休んでおられた 愛媛から来られたとの事 インストラクターが引率して来られている 四国は雪が少ないので今のシーズンはこちらに来るとの話 雪洞を作ったので入ってみませんかと声をかけられ もぐり込んでみる これを作るのに40分要したとの事であった 崩れないかなとか降ってきた雪で入口まで塞がらないかなとか余計な心配がよぎったが 雪山で遭難し雪洞を掘って助かったというニュースがつい先日報道されていただけあり興味があり中に入り記念撮影をする
団体の皆さんの記念写真を撮り ついでに一緒に撮らせて戴く ホームページを開設されている方もおられ、相互に検索のキーワードを交換する
インストラクターの方が下山はスキー場に向けて降りてゆく 少しは傾斜に慣れておこうと話しておられたので 私も斜面を降りてゆくこととした 滑り防止に軽アイゼンを履き一足お先に降りて行く 下山は順調 また斜面の景観は素晴らしい ここでもブナの樹林がポイントになる 少し降りては写真を撮りとパチパチ写真を撮りながら降りてゆく それでも10分程で自動車道に降りてしまった 降りた位置は蒜山大山循環道のゲートのある所だった ゲートはまだ閉まっていた
帰路湯原温泉の露天風呂を楽しむ 休日でもあり駐車場が一杯 なんとか駐車出来る場所を見つける
久々に高梁川沿いの180号を走る ゆったりと流れる川 川面には水鳥なのだろうか暖かな陽射しを楽しんでいるように見える だが 総社を過ぎた沿道の温度表示は2℃ 外はまだ冷えている 走っているうちに高梁4℃ 井倉5℃ 新見8℃と気温があがってくる国道は年度末の為かあちこちで舗装工事が行われている 新見の市街地でも工事が行われており長い時間待たされる
やっと新見を抜ける 道路脇にOpenいぶきの里スキー場の看板が出ている 新しくスキー場が開設されたようだ あと23Kmと表示がある 明地峠の手前かな?と思いながら車を走らす 千屋温泉のあるところがいぶきの里と呼ばれておりどうもそこらしい 車で走っている時は標識のようなものに気がつかなかったがインターネットで調べてみると やはりそうだった 結構設備があるようだが 肝心のアプローチ部分の案内標識がわからないようではと余計な心配をする
明地峠にかかる 雪はここにきてやっと道路脇の所々に見られる程度 トンネルを抜け 正面に大山が見えてくる 薄ぼんやりとはしているが冠雪した岩肌が山の格の違いを見せ付けてくれる 峠の温度が14℃ ぐんぐんと気温があがっている
日野町で181に乗り 日野川沿いを走る 前面に大山・烏ヶ山の山並みが見え隠れする 江府で482へ右折する 急勾配の坂道をジグザグに登ると 視界が一気に広がり大山・烏ヶ山の山並みを一望に出来る 好きな道路の一つだ ここでも沿道の温度表示は14℃であった
南大山大橋が左手に見送り482を進む 三平山ならびに下蚊帳ダムを右手にみて進んでゆくと広域農道と大きな標識が出ている 標識に従い広域農道に進む ジグザグの道を登り切ると前面が開け 大山・烏ヶ山の山並みが見えてくる そして 道路脇の雪が増えてきて真っ白な雪野原の中のドライブとなる
県道45に入り鏡ヶ成に向う 道路脇の雪は増え 中には2m程の壁になっている また烏ヶ山がどんどん近づいてくる 烏ヶ山展望所の駐車場は雪に埋もれている 道路脇に車を止め雪景色をカメラに収める
鏡ヶ成に出る 新小屋峠に向う道路は除雪はされているがゲートが閉まっている その前に車が2台駐車していたので私もそれに倣って道路脇に駐車する
帰路は大山・蒜山循環道のゲートは閉じていたので下蚊帳へ出て蒜山・湯原経由で帰宅 走行距離はこちらも138Kmだった