犬挟峠10:41−10:51尾根−11:02三合目−11:11五合目−11:20雲居平−11:28七合目−11:35八合目−11:44九合目−11:54下蒜山山頂12:00−12:40フングリ乢12:42−13:02イワカガミ13:25−13:53カタクリ13:59−14:10下蒜山山頂14:15−14:21九合目−14:26八合目−14:30七合目−14:34雲居平−14:38五合目−14:43三合目−14:48尾根−14:53犬挟峠
データを見ていると下蒜山(しもひるぜん1105m)にはこの4月だけ登っていない イワカガミを狙って5月に訪ねているからだ データを埋める狙いもあり訪ねる イワカガミの群落も見ておきたい樹林を行く 新芽が吹き出し春がやってきた 大きな樹の葉が繁らない内に太陽の陽射しを今の内に吸収しようと背の低い下草の木々が葉を一杯に広げている 大きな樹は余裕があるのか血の巡りが悪いのかやっと枝先が膨らんできたところ こうした世界は植物の中だけでなくてもありそうだなと思わず苦笑いをする
足元にはミツバツチグリ スミレが咲いている 木イチゴが所々に白い花を咲かせている 花は葉の下に咲いているので目立たない
尾根に出て樹林の中を登ってゆく まだ花は少くほとんど咲いていない 五合目の標識の手前で樹林から抜け視界が広がる そして花もポツポツと顔を出すがミツバツチグリ スミレである そして、やっとショウジョウバカマを見つけた
雲居平を過ぎ七合目の近くでキクザキイチゲとカタクリを見つける カタクリはやっと花を咲かせたという段階で蕾もある 七合目の標識を過ぎて少し行くとカタクリが幾つかまとまって咲いていた ご夫婦連れの方が写真撮影をされていた 挨拶を交わし先に行く
ジグザグに登り八合目の標識 そして急な登りを越え九合目の標識に 雪の時はここが大変だったのにと懐かしい この辺りにも花を期待していたがショウジョウバカマに出会った程度でまだ花は少ない
九合目の標識から山頂へのルート脇にはカタクリが顔を出す そうまとまって咲いているわけではないが適当な間隔で顔を見せてくれる
下蒜山山頂に出る 少し先に登られた方がおられるかと思っていたがどなたもいない すでに先に進まれたようだ 今日はフングリ乢まで降りてイワカガミの群落の所がどのような状況か確かめてみたい 一休みしたあと 私も中蒜山に向けて降りて行く
下蒜山山頂の標高は1105m フングリ乢は800mとの事なので300m降りて 降りただけ登らないといけない 下蒜山から中蒜山への尾根道は花が多く 特にフングリ乢の手前にはイワカガミの群落が続いており5月のシーズンには楽しみにしている 時期的には少し早いのだがどうだろうか
下蒜山山頂から降りて行く カタクリがあちこちに咲いている 先に降りられた方が写真を撮っておられた 挨拶を交わす 中蒜山に登ると話しておられた
ブナの新芽が吹き出し オオカメノキも花を咲かせている まだ葉が広がっておらず花も初々しい ルートにミツバツチグリの群落と並ぶようにしてダイセンキスミレの群落が黄色の花を咲かせている 3名のパーテイとすれ違う 上蒜山から縦走して来られたと伺う
イワカガミがいつも咲く場所に着く トキワイカリソウが顔を見せているがイワカガミはまだ蕾 流石まだ時期は早いようだ 次々と蕾の群落が顔を出し花の時期を期待させてくれる そうして蕾を見ながら降りてゆくと 嬉しい事に花を咲かせている一群に出会う 中にはこれから開くのだろう、赤く恥らっているような花もある
フングリ乢まで降りてから先程の場所を目指して戻る 途中先程の方とすれ違うフングリ乢で戻ってきましたと話す あそこから結構きついですからね と 言葉を交わす 降りるのは良かったが登りに入ると途端にきつくなる 気温が高いのも一つの要因だろうと思いながら イワカガミの群落まで戻り 花の写真を撮り花を見ながらそこで昼食休憩とする ウグイスを始め小鳥達の鳴き声に囲まれ 目をあげるとブナやカエデの新芽が目を楽しませてくれる そしてルートには可愛いイワカガミが
一休みしてから降りてきたルートを登り下蒜山山頂に再度出る 今度も誰もいない 今日は随分きつかった 中蒜山まで足を伸ばさなくて良かったなと思いながらベンチで一息入れる
あとは下りのみ 足元はしっかりしており滑りやすい場所も無くテンポ良く下山する
429経由旭町〜県道30落合〜313といつものコース 日に日に緑が濃くなってきている 今日は気温が30℃近くに上がるとの予報 蒜山の気温はすでに25℃に上がっていた登山口は旧313の犬挟峠 482を少し入り下蒜山登山口の案内標識を右折して登山口に 登山口には2台駐車していた